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『あとがき』

 

 あとがきに代えてご挨拶申し上げます、ささやか椎です。

 ここまで「おんなのこ×おんなのこ」を読んで頂いて本当にありがとうございました。

 まず私がおわびしたいのは、今まで活動報告や各話の前書き・後書き等をほぼ全く書いておらず、かなり無口でからみづらい作者という印象を読者のみなさまに与えてしまったことです。特に書き始めた一年間くらいはこのサイトの機能をほとんど理解しておらず「いまさら更新報告を始めるのも変かな」となり、やがて「このまま行っちゃおう♪」になってしまいました。申し訳ありません。

 それから誤字脱字を全て完結まで放置しており、みなさまには大変ご迷惑をおかけしました。私は肝心なところはいい加減なくせにどうでもいいところで几帳面だったりするので、投稿する全ての話を誤字の修正を含め毎度完璧にしてから次話を書いて投稿していると、更新の頻度が今までの半分ほどになってしまう気がして、「完結に5年かかるのはいけません!」と考えた私が開き直ってしまった結果の方針です。かなりしょうもない誤字をたくさんしてきておりますので、本当に少しずつになってしまうと思いますが全て修正していきたいと思っています。ご迷惑をお掛け致しました。

 その修正に関してですが、いじるのは誤字のみの予定で、表現や内容そのものは余程のことがない限り触れないつもりです。本当は変更したい箇所が山ほどありますが、私自身の高校生活との兼ね合いによる時間の制約と、その時々の集中力の限界が生んだ、当時の全力のタイムカプセル、古い日記のようなものなので敢えてそのままにしておきたいと考えています。


 自分の作品について書くのはなんだか恥ずかしいのですが、今まで無愛想でしたのでこの機にちょっとだけ触れたいと思います。この「おんなのこ×おんなのこ」を書き始めたきっかけは、中学三年の冬に文学史のプリントの宿題を楽して仕上げちゃおうと考えた私が姉のパソコンを勝手にいじっている時にこのサイトを偶然発見し、「自由だなぁ」などと微妙に的外れな感銘を受け、「夜ベッドに潜ってから妄想してるいろんな話を私もここに書いて載っけてみようかな」と思った、というものです。高校に入ってからしばらくは口を開けてぼーっとしていましたが、初秋の頃にようやく連載を始めました。第3話と第4話のあいだにかなり時間が空いているのは「軽いノリで始めちゃったけど、これすごい長くなりそう」とビビり、様子を見ながら書き溜めていた時期です。

 ご感想へのお返事などで書かせて頂いたことがあるのですが、私はかなりその場の思いつきで話を書いています。一番後悔しているのが弓奈たちの通っている学園の名前で、なんとなく頭に浮かんできたカッコイイ片仮名ということで「サンキスト女学園」と名付けたのですが、投稿してしばらくしてから「それオレンジジュースじゃん!!」と気づきました。これ以降は架空の施設の名称をつける際を充分に気をつけるようになりました。安易な作者で申し訳ありません。

 なお、記念すべき第100話で弓奈が紫乃への恋心を自覚し、第150話で完結するというのはどちらもきりがいい数字ですが、計算していたわけではなく偶然です。


 このそこそこ長い作品を書き進めるうちに、私はいろいろなことを学ぶことができました。頭の片隅にうずくまるささやかな主張や発想を文字に起こすのはとても難しく、けれど誰かに伝えられる形式にしてみようと努力をするだけで、それまで見えてこなかった自分の主張のおかしいところや発想のあらたな分岐に気づかされることがたくさんありました。リビングでディズニーのDVDなどを観ながら姉やポメラニアンと一緒に手を取り合って踊るのもきっととても大切な時間ですが、こうして自分の頭の中についてそこそこ一生懸命に振り返り、誰かの心について考える機会も有意義だなと思いました。自分で作ったフィクションの登場人物ですら、時折なにを考えているのか分からなかったり、想定していたストーリー展開からキャラクターのほうが暴走して逸れていき、それはそれでお話になっていたりしたので、友人関係や家族、恋の奥深さをちょっぴり感じることができました。


 偶然読んでくださる人が何人かいればラッキー、自分ひとりきりでも完結までマイペースに楽しみながら頑張ろうみたいな雰囲気で書き始めたのですが、いつのまにか読者様ありきの私になっていました。今日はもう爪切って歯みがいてダッフィー抱きしめて寝ようかななどと思っていた時に、ご感想を頂けていたことに気づいた日はとてつもないやる気がわき上がって参りまして、一気に二話くらい書けてしまったりしました。なんでもない日常の瞬間に「あ、もしかしたら今誰かが読んでくれてるかもしれない」と思ったりして、振り返ってみれば非常に自意識が過剰というかアホみたいですが、それでもとてもやる気が出て幸せになりました。家に帰ったらこんな話を書いてみよう・・・そんな胸のわくわくは今までに味わったことがない感覚でした。すべてみなさまのお陰です。本当にありがとうございました。


 私はどんなに調子にのって高く見積もっても、少なくとも心は子どもなので学ぶことはたくさんありますし、小説の書き方に関しましても勉強すべきことは山のように積もって月に届く勢いですが、作品中の時間とほとんど被った私の高校生活においてちょっぴり感じたことを書かせて頂きますと、私はもっといろんな人とお話してあっちこっち出掛けるべきだなということです。無口な人に限ってとても面白いことを考えていたり、盛り上がっている場の陰にこそホントに素敵なものが転がっているような気がしたからです。私はどっちかというとクラスでもうるさい方の女なので見えない聴こえないケースが多かったのですが、これからしっかり目をひらいて、耳を澄まして毎日をがんばっていこうと思っています。あまり小説と関係ないように聴こえてしまうかもしれませんが、私の胸の中では密接に関わった事柄です。読者のみさまと、そして弓奈たちが教えてくれたことです。


 次回作があるかどうかは完全に未定で、私の新生活が落ち着いてから考えたいと思います。もしも次回作がなければ、趣味に浸る時間もないほどあちこち夢中で駆けずり回ってるんだなと思ってください。たぶんそのうちあなたの最寄りの駅や街角ですれ違います(笑)


今日いちにち、今月、この一年間本当におつかれさまでした。

明日も来月も来年も頑張ってください! 私も一生懸命がんばります!

けれどときどきやすんでくださいね*


心から遠くから応援しております!

今まで長い間本当にありがとうございました。







(主な登場人物のメモです。ネタバレにちょっとご注意下さい)


倉木弓奈

外見は全くことなりますが、趣味や過去の体験談などはだいたい私です。弓奈の苗字を考えているとき、近くに姉が放置していた倉木麻衣さんのCDがありました。


鈴原紫乃

書き始めた当時は弓奈と結ばれるヒロインにするかどうか未定でしたが、思いのほか私が彼女を気に入ってしまい、弓奈とラブラブになる運命をプレゼントしました。


小熊アンナ

こんな人がいたらいいなぁという私の理想です。彼女は弓奈ひとすじだったので失恋後に本気の恋はしていない切ないキャラクターですが、彼女は今も毎日を心から楽しんでいます。とっても大人な女性です。


津久田あかり

私か私の友達に似ている登場人物で、近くにいるとうっとうしいけれど、いないと淋しい友人というタイプです。弓奈に元気は後輩がひとり欲しいなと書き始めた当初からずっと思っていました。


蒔崎美紗

小熊先輩が卒業してしまい生徒会室が淋しくなるので登場させました。美紗の姉は第38話に少し登場したあかりの友達のひとり、蒔崎亜理沙です。姉はかなり怪しい人物です。


鈴原雪乃

一人くらい小さな女の子を出したいなと思って書きました。彼女がよく抱えているバニウオというぬいぐるみは私が小さい頃に大切にしていたものをモデルにしています。そのぬいぐるみにはウサギの耳はついていませんでしたけど。


安斎舞

体育祭で弓奈たちの敵になってくれる人物が欲しくて登場させました。私は彼女みたいな人に耳をやさしくかみかみされたいといつも思っています。忘れられるくらいだったら嫌われてでもいいからその人の心の中に残りたいっていう気持ちは誰もがちょっぴり抱いていると思います。


舞の友達

だれも名前を知らない不思議なキャラクターです。書き始めた頃はまさかこんなに頻繁に登場させるとは思わなかったので名前を決めるタイミングを逸してしまったんです。もうこのまま最後までいっちゃえ♪ と思いました。弓奈たちはこの子としゃべりながら(ところでこの子の名前なんなんだろう・・・)とずっと思っていました。


石津茜

日本一有名なプロの歌手です。彼女が登場する話はなぜかとても書き易かったです。第55話で弓奈が違和感を感じた理由は、香山先生オリジナルのはずのサクランボパフェを石津さんが以前学園祭(第33話)で「なつかしいな」と言いながら食べていたからです。


香山先生

じつはとてもおしとやかな女性です。小さい頃からクラシックヴァイオリンをやっていましたが入院中はさすがにヴァイオリンを引いていませんでした。動物が大好きです。


竜美さん

小熊アンナの言う通り彼女はロボットです。夏休み限定の登場人物で、石津さんの次くらいに書き易いキャラクターでした。火星の接近に合わせて記憶がリセットされてしまう運命で、最後の夏の直後にリセットされている設定なのですが、絶対に忘れないぞと弓奈に言っていたので、もしかしたら覚えているかもしれません。


犬井さん

ロボットです。弓奈との交流を通じて人の心や愛について信じるようになったイイ子です。彼女のこれからの努力のお陰で未来は変わり世界は平和に向かうので、弓奈は間接的に世界を救ったことになります。


ささやか椎

幼い頃から同性に惹かれる高校三年生です。ドラえもんとディズニーが好きで、花や音楽鑑賞が趣味です。悩みも多いですが幸せも同じくらいたくさん感じています。自作小説「おんなのこ×おんなのこ」の読者が本当に大好きです。



 

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