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七条家の糸使い(旧タイトル:学年一の美少女は、夜の方が凄かった)  作者: 藍依青糸
さよなら、ジャパン。

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東西南北今昔

 








 京都。

 長すぎる廊下の、その奥の。

 広い和室のその中で。

 桁違いの術者達と、真っ白なお方。


「此度」


 全員が、鋭い目をしてどこかを睨んでいた。


「西の物が、秩序を乱した。3度目となる」


 全員が。

 西を睨みつけていた。

 ふっと白い人が、手を上げて。


「秩序を乱す者には秩序を」


 全員がざっと頭を下げる。

 俺も真剣な表情で畳の目を数えていた。

 くそ、謹慎処分が解けたと思ったらなんだこの状況。泣くぞ。一件落着! みたいな雰囲気出てただろ。なんだこれ。このメンバーの招集嫌いなんだよ。だって怖いから。


「一条」


「はっ」


 うわぁ。西の人可哀想に。一条さんが出るのか、終わったな。

 この間の金髪さん2人は、総能による罰則をきちんと受けて国へ帰り、さらに今回の件について情報をくれたらしい。

 そして、総能は決めたのだ。


 秩序を、と。


「五条」


「はっ」


 うっわ。ハルまで行くのか。可哀想に、可哀想にな。もう何も残らないぞ西の人。


「七条和臣」


「はっ」


 へぇ。七条和臣くんどうしたんだろう。この間の模試が最悪だったから怒られるのかな。それとも始末書の書き方がダメだったかな。怒られる理由を探せばいっぱいあるな。


「部下は好きなだけ連れて行け。では」


 ざっと全員が頭を下げた。

 あれ、おかしいな。怒られないのかな。どうしたのかな。


「解散」


 ふっと白い人が消えて。

 はて、何かがおかしいな。と、思う間に。



「やったぁー! ヨーロッパ旅行だぁ! 勝博ぉ、飛行機だよぉ!」


「治様、ご旅行ではありません。お仕事です」


「.........................Business trip」









「.......へ?」


 To Be Continued!!!

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― 新着の感想 ―
[一言] お、次章は海外ですか! 今章も和臣格好良かったです! ただ格好いいだけじゃなく、情に厚くてたまに情けないところを見せてくるけど、そこがもっと好きです! 次章は海外っぽいですが、格好いい姿を期…
[良い点] 最強の三人。零様本気。 日本文化のアイコン、サムライ、カワイイ、ニンジャ?が嵐を巻き起こす。 [気になる点] 西も広い。一枚岩ではないだろう。 なぜでばって来たのか? [一言] イッチー…
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