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12月25日 悲劇と混乱

短いですm(_ _)m



 ◯◯県◯◯市、雪の降り始めた年末間近の商店街近くの踏切に飛び込み一人の女性が自殺した。

 12月25日クリスマスに浮かれる街中でおきた、突然の悲劇だった。

 私はそのニュースを家族と何気なく見ていたのだ、自殺した女性、室川真由美(むろかわまゆみ)さんについての情報がながれ、そして自宅の部屋に残されていた遺書に話が移る。

 家庭があって子供もいたのに自殺なんて、どうしたんだろ、ぼんやりと同情のようなものを抱いていた私は次の瞬間に立ち上がった。


 ~『遺書には所属しているママさんバレーのチームメートから執拗な嫌がらせがあったこと、話題の子猫をキャラクターとしたアプリに関するトラブルがあったことが書かれていたようで、警察が関連を調べています』~


 家族が心配するなか、私はゆっくりとソファーに座り直した、兄が大丈夫かと聞いてくる、ニュースに出てきたアプリが何であるか気付いたようだ。両親も少し顔色が悪い。


 翌日は土曜日で学校は今日から冬休みだ。

 TVでは前日の自殺について、室川さんの人となりや交友関係などがワイドショーを賑わせていた。


 ~『引っ込み思案で流されやすい方だったようです。ママさんバレーにも、周囲のママさんたちから参加を迫られての所属だったようですね』

  『苛めのようなことは元からあったようですが、チームメンバーが例のアプリを利用してから、特に苛めがひどくなったようです』

  『旦那さんに相談しても取り合って貰えなかったようですね』~


 人の不幸をよく、そんなにネタに出来ると思いながら、私は室川さんがなぜ自殺したかをチャンネルをザッピンクしては聞き続けた。

 室川真由美さんはまだ幼い子供のいる30代になったばかりの女性で、同じ保育施設で知り合ったママさんたちに勧められバレーチームに入ったそうだ。

 元々運動神経の良くない室川さんは加入を一度は断ったそうだが、親睦を深めるためと、誘われ加入、彼女以外は地元の友達同士で浮いてしまっていた上に、加入を勧めたリーダー格の女性から嫌がらせを受けたらしい、他にも様々と誘われてはこのリーダー格の女性にコスメや生活用品、服などを指摘されては購入を促されて、悩んでいたところに、子猫団アプリの影響かチーム全体が彼女への当たりを強めていき、また、ポイントゲットのために、招待した彼女に様々なアプリ関連のコラボ商品を買わせるなどしたようだ。

 自分のお小遣いでは賄えなくなった彼女は消費者金融から借金をしたが、それが旦那さんにバレて離婚を切り出され、遺書を残しての自殺となってしまったようだ。


 はっきり言えば子猫団アプリのせいとは言い切れない、元々の問題が悪化した原因かもしれないが元々問題があったのだし、旦那さんも早くに相談に乗っていれば良かったのではとなってしまう。

 しかし、確かに霧島君の活動が人を死なせてしまったんだ。


 マスコミは中学生が起こした社会現象が自殺者を出したことで加熱した。学校がすでに冬休みだったのは不幸中の幸いだったが、霧島銀行関係者への取材人の押し掛けが起こるなか、霧島雅人、本人が会見を開くことを発表した。

次回は霧島君、富館君の会見

そして、主人公メンバーがネットを中心に祭りあげられていきます。


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 同調圧力の恐怖……。
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