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くろくまくんは詩人になりたい  作者: くろくまくん


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8/11

僕の仮面

小さな頃は何も考えず


笑ったり泣いたり怒ったりはしゃいだり


大きくなるにつれ


感情は抑制されていき


そのうちそれが心からの感情かどうかも


わからなくなってきますね



いつからだろう

心から笑えなくなったのは


いつからだろう

心の底から怒ることができなくなったのは



ある日急に連れていかれた病院

家に帰れなくなった時から?


探検ごっこで知らない街にきて

帰れなくて泣いていた時から?



いつからか感情の意味を忘れ

仮面を付けた姿が僕になった


上手に笑えてると思うたび

心ではいつも泣いている



仮面の中の僕の表情は

いつも何も感じないまま


作り出した感情の種類のぶん

仮面の数がどんどん増えていく



ある日君に出会った

とても とても不器用な君に


なぜだか理由はわからないけれど

僕の仮面に 少しヒビがはいった




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― 新着の感想 ―
少しだけ素直になって、少しだけ作った自分を壊せたのは良かった。 (*´ω`*) でもヒビ止まりなところに現代社会の闇を感じますよ。 (「`・ω・)「
 私の場合はガラスの仮面かな。  どんなに取り繕ってみても素顔は隠しきれず本音が丸出しです。  まあ、それでも一応はプロテクター代わりにはなっているのかな……?(苦笑)
「……その、仮面を!」 「その幻想を打ち砕く!!」 (っ・∇・)っ って、斎藤さんが言ってました。 俺が世界の皆を、笑顔にしてやんぜって。 言ってましたー。 でも、斎藤さん。 飼ってた、金魚が死ん…
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