live《リブ》
詩集の第一段がこれかい!という感じなんですけども、
こちらは短編の「元気でおってな」でリョウがヒデに贈った曲「live」の歌詞でございます。
押し入れをガサゴソとかきまわしていたら、先日出てきた楽譜を綴じたファイルにまぎれておりました。
当時に書いた
そのままの詩を載せています。
なのでちょっと恥ずかしいです。
バンドを組んでいた友人ヒデは、とても心が繊細で、自殺未遂を繰り返していました。
そんな友人の生き方を見て、死に近い状況にこそ、生への実感があるのではと気づきました。
words:ryo music:ryo&hide
僕らはみんなそれぞれに
孤独をかかえ
しがらみに溺れながら もがきながら
必死に生きている
狂おしいほどの愛と
激しい憎しみ
どっちも一緒さ
どうせイカレてる
もがけばもがくほど
深みにはまり
気付いたときには
もう手遅れなのさ
激しい頭痛で
目が覚めると誰もそこにはいない
そして眠れぬ夜を
幾度繰り返す
僕らはみんなそれぞれに
理想を掲げ
後悔と挫折の渦にのまれながら必死に
たまには後ろを振り返り
過ちを繰り返し
そして何度も泣けばいいのさ
そう僕らは
みんな生きている
みなさんも、若き頃に。
若き方は幼き頃に、ノートになぐり書きしたような、
そんな言葉はありませんでしょうか。
そういうイメージで読んでいただくと、より楽しんでいただけるかもしれません。




