表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
先生、恋人になりませんか?!  作者: 雨宮雨霧


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

48/171

先生の家

ここはどこでしょう!そうです先生の家です。今日から住み着きます、よろしくお願いします!先生の家だ〜久しぶりだ〜にこにこ。

「物色するぞ〜」

「やめなさい。」

やめます先生がブチギレたら困るんで。先生の家だから追い出される可能性がある。先生はそんなことしないだろうけど。え?する?やめて。

「私のベッド解体してまで持ってくる必要ありました?」

「叶のがいい。」

私のベッドは解体されて先生の友達の車で運ばれました。なんで?今から組み立て直します、なんで?先生のベッドでよくないか。てか先生のベッドどこ行った。

「綾音様のベッドはどこへ?」

「解体して押し入れにしまった。」

なんでわざわざそんな面倒なことをするんだ。いつまで私は先生と寝るんだ。これからも一緒に寝れるんだねうれしいけど先生はいいのかな。いいんだろうな、私のベッドをわざわざ持ってくるんだから。先生の家は部屋が2つ。リビングと物置と化した部屋。リビングにベッドあるんだよな先生の家。それがまたいいんだけどな。

「綾音様、台所私が使っていいんですよね。」

「叶以外に誰が使うの。好きにしていいよ。」

先生は台所なんて使いません。だから台所すごく綺麗です。油汚れもありません。それはそれでどうかと思うけど私が汚していくので問題なし。

「前より綺麗になってますね。」

「でしょ?掃除したんだよ。偉いでしょ。」

「偉いです、とても偉いです。」

偉すぎますね。先生は世界で一番頑張ってる。先生偉すぎよしよし。頭撫でたら恥ずかしそうだけど嫌そうでもない顔するのかわいすぎる尊い。私これで死ねる。

「あれ、シャンプーとかまで持ってきたんですか。」

「叶のがいい。」

なんでも私の物がいいなんてかわいすぎる。えー、先生私のことそんなに好きだったんですね。うれしいな。先生の匂いが私の匂いになる幸せと寂しさ。

「クッション類まで…?」

「叶のがいい。」

好きだな私の物。そんなに好きか。そのクッションよく抱いてたもんね、私のこと抱けばいいのになって思ってたよ。そんなこと言ったらダルい人すぎるから言わないけどさ。

「私の物ばっかりになってますけど。」

「叶のがいい。」

叶のがいいしか言わなくなったな。そんなに好きだったなんて、叶はうれしいよ。先生大好き、私も先生の物なんかもらおうかな。絶対くれないだろうけど。

「綾音様の家なのに私の物置いていいんですか。」

「叶のがいいんだよ。叶のが好きなんだから。」

好きなんですねそんなに。うれしいですよありがとう先生結婚しましょう。私じゃなくて私の私物が好きっていうのはなしでお願いします。

「下着くらいしまってくださいね。」

「…忘れてただけだから気にしないで。」

いつも放置してますもんね、私の家でも放置されてることのほうが多かったし。片付けるわけないですよね私がやりますね。先生は私が守ります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ