点数上昇心拍上昇
みなさんこんにちはまた中間テストですよ嫌ですね。毎日勉強するようにして、小テストも50点は取れるようになってちょっとやる気が出たりしなかったり。
「綾音様ー、教科書燃やしてもいいですか。」
「駄目です。いいとか言えるわけないでしょう。」
先生が燃やしていいとか言えるわけない。立場的に駄目だ。いや燃やしては駄目なんだけどね。
「0点取ってたのに点数上がったじゃんすごいね。」
「百点取ります。いや無理ですやっぱりやめます。」
先生に褒められて上機嫌。やる気もアップ。早瀬やれます頑張ります。百点は無理だけど。
自室は先生も何故か居るのでね、先生用にベッド用意するって言っても一緒に寝てくるのでね。先生が家に居るときはほとんど一緒に居る。勉強しててもすぐそばに先生が居る。サボれない。
数学がどうしても壊滅的でもう駄目だ。社会とからまだできるんだけど。数学の点数が一向に上がらない。
「私も数学はちょっと。」
「ですよね。」
先生も数学はできない。社会ならできるという。社会極めるか!数学は捨てようか。うん。算数できたらよくないか。
後ろで先生がゴロゴロしている。たまに寝ている気がする。私も一緒に寝たいです。でも勉強しないと留年するから駄目だ。先生がスマホでなにを見ているか知らないのに先生は私の検索履歴を片っ端から見るからなんか嫌だ。親かよ、心配性な親かよ。ペットカメラもまだ置かれているし。監視のレベル高いなぁ。先生だからいいけど。
「綾音様、そろそろ寝ましょう。」
「ん、そうだね。」
勉強すると眠くなる。布団に入れば一瞬で眠れる。明日からテストだし頑張らないとな。
「点数上がりました!」
さて点数公開です。国語60点数学20点理科25点社会55点英語30点。
「頑張ったじゃん、理数と英語苦手なのよく分かるね。」
「英語の存在忘れてて勉強してなかったです。でも点数上がりましたよ。」
我ながら頭悪い。でも点数上がったからいいとしよう。世界から数学消えてほしいと思ったり。なんか理科点数上がらないのなんで。いいけど。
「やればできるね。」
「やってもできないことのほうが多いですけど。」
やらなかったらできない。やったらできるかもしれない。やらないままで居たいけど怒られるのでやります仕方ないから。
「ご褒美によしよししてあげるよ。」
先生によしよしされてもう心拍上昇しすぎて死ぬかと思った、うれしいうれしい頭もう洗いたくない。先生大好きもっと頑張ればもっと撫でてくれるでしょうか。これからも頑張ってやる。




