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呪われの詩綴り
ぐしゃぐしゃになった紙へ
文字を刻む
一文字一文字想いを込めて
文字を綴る
世界に耳を傾けて
風景を凝視して
それらを全て
詩として作り変える
詩に詰まったこの想い
この願いを誰かへ誰かへ
届けばいいな
届かぬはずもないが
はたから見れば
ただの文字の羅列
見るものなんていやしない
そこら辺に転がる落書きと同じ
やる意味はあるのか?
そんな考えなどいらない
冷たい言葉だけが返ってる
詩を綴ることなど
石を蹴ることと同じなのか?
雑草を抜くことと同じなのか?
幾年経っても受け入れられず
後に手を差しのべられた亡者の詩
悲しいことだ
寂しいことだ
幾つもの不和が重なった上で
初めて認識されるのか?
詩の価値はなんだ?
詩の意味はなんだ?
詩の存在はなんだ?
答えなど知るよしもない
絶えず詩を綴る
暴言から身を守るため
否定から身を守るため
虚無から身を守るため
詩の意味を理解しないものへ
詩の価値を知ってもらおうと
そんなお節介など世は必要としてないか
詩は否定され
詞は肯定される
音の旋律に乗らないものなど
聞く価値もないのか
見る価値もないのか
全てしか見れないものたちよ
どうか願う
文字を見ておくれ
その意味がそこにある
その価値がそこにある
その存分がそこにある
どうかどうか
心より願う




