前へ目次 次へ 27/674 永劫回帰の風 風は廻り巡る あの地からかの地へと 世界を廻りたどり着く ひとつの場所から始まって ひとつの場所へと回帰する 風は廻り巡る 月夜の光を浴びて輝いて 朝日の光に照らされて 夕焼けの光に染まる 銀嶺から吹き降りて 桜の花びらを乗せて 雫の音を運んで 落ち葉を踊らす 風は廻り巡る 朝夕を廻り 四季を巡る 姿違えど その風はひとつから始まって ひとつへと回帰する 永劫に廻り続ける風 久遠に巡り続ける風 ひとつの場所から始まって ひとつの場所へと回帰する