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22-2


 優真が下に降り、リビングに入ると、ここの住人ではない茶髪の少女が恭しくお辞儀してきた。

「おはようございます、アマミヤ様。この度は、皇帝陛下の命でここに参りました」

「おはようメイファンさん。とりあえずその話が急用でないのなら、朝食の後でも構わないかな?」

「え……ええ、もちろんです。朝早くから来て迷惑をかけてしまったことを、ここにお詫び申し上げます」

「構わないよ。別に責めてる訳じゃないし」

 メイファンさんが頭を下げ、邪魔にならないよう、ソファーに座らせた。


「おはようございますユーマさん」

 席に座った優真のもとに、エプロン姿のシルヴィがやってきて、朝の挨拶をする。

「おはようシルヴィ。いつもありがとう」

 彼女は優真の前に牛乳の入ったカップを置いた。

「いいえ、お気になさらないでください。私が好きでやっていることですので。それより、朝はトーストとコンソメスープにしようと思っているのですが、バターとジャムはどちらを塗られますか?」

「バターで頼むよ」

「わかりました」


 その後、それぞれ異なるタイミングで起きてきて、皆が揃ってから、朝食を始める。

 6人まで座れるテーブルは、ここに住み始めた当初は余裕だったはずなのに、今では、俺、シルヴィ、シェスカ、女神、万里華、ファルナ、ユリスティナ、そして住み込みで働くことになったメイデンさんの8人となり、かなり詰めて座ったり、横を使ったりしているほどになってしまった。


 さて、全員が食事を食べ終え、今日だけはシェスカとファルナにも部屋にいてもらうことにした。

 シルヴィと万里華が食器を洗う音を聞きながら、俺はメイファンさんの向かいにあるソファーに座った。

 隣には、女神が座っている。


「さて、朝食も終えたし、早速本題に入りたいんだけど、皇帝陛下からの用件を聞いてもいいかな?」

「はい。こちらを皇帝陛下より預かって参りました」

 そう言った彼女は、懐から1枚の手紙を取り出した。


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