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【五章連載】ディオス・ウトピア 〜神々の王は平穏を望む〜  作者: 神威皇華
第四章 海淵神殿編
139/240

139話 使徒

 

 枯れ果てた大地の中心に存在する……四角錐の様な形をした建物内にある王座にて───

 “枯れ果てた大地”を管理する王は思案する。


 枯れ果てた大地───それは、神から見放された土地と伝えられている……この地は“神の使徒”がそこに住む者達を陰ながら守っている。

 人々も知らない……人類史を記す書物にも記載されていない者達───。

 でも、私達は知っている。

 人類(にんげん)に貶められても、人類(にんげん)の為に動く事が出来る者達だと。

 だから……私は“神の使徒”───……いえ、“天命異形衆”の1人を保護した。


 視界の端に、転移してきたと思われる少女の姿が映る。


 「それで、何の用かな〜?」


 私は目の前に居る少女に問い掛ける。

 すると、彼女は微笑する。


 「ふふふ、少し質問がありまして……」


 「そうね〜 貴方がここまで来た……なら、何か重要な用事があるんでしょ〜?」


 「えぇ、実は……彼の事を覚えていますか?」


 「彼? 誰の事? まさか……テスちゃん!?」


 私は暫く考え、その結論に到達した。

 でも、違ったみたい。

 「え? 何を言ってるの?」とでも言うかの様に首を傾げ、じーっと私を見てくる。

 

 「違うんだね〜 じゃあ、誰の事なの〜?」


 「カルラと“天命異形衆”が人類(にんげん)に強い恨みを抱く原因を作った王───……」


 ……!

 アイツの事か〜!

 でも、今件と何の関係が……


 「……私達は何者かに記憶を“改竄”されていた。唯一分かっている情報が、ネクロに仕えていた女───という事だけです。おかしいと思いませんか? “記憶”に関する能力……まるで、ネロの───……」


 「言いたい事はそれだけ〜? なら、帰って欲しいな〜 もう、アーテルの輩下が動いているの〜 それに、ネクロからその女の子供を見つけた、という連絡があったから、大丈夫よ〜 それに……“彼女”はあの()に負ける程弱ってはいないよ〜」


 「そうですか……なら、帰るとします。貴方も頑張って下さいね。ジャイアント・ワームの群れの対処……」


 「えぇ、またね〜 フクちゃん!」


 私は笑顔でそう声を上げる。

 それに対して、彼女は……心底嫌そうな目をした。


 「そう呼ばないで下さい! 私にはテオス様から貰った“リリス”と言う名前があるんです!!」


 え……?

 テオス様……って、テスちゃんの事!?

 何で!!?


 「どう言う事!? 何で貴方が───……」


 私は椅子から身を乗り出し、声を荒げる。


 「では、失礼します。次はしっかりとリリスと呼んで下さいね……フーラ」


 その瞬間、リーちゃんの姿が消える。


 はぁ……もう、面倒だな〜

 でも、一応……連絡しておかないとね〜

 あと……あの()にも一回ここに来て貰わないとね〜

 ま、取り敢えず……ギルちゃんに連絡しよ〜っと!

 

 『あ、ギルちゃん? ちょっと、大事な話があるから来て貰って良い〜?』


 私は、彼女に念話を繋いでそう言った。 

 すると───「ん……わかった」と言う声が僅かに聞こえた。

 刹那……空間が歪み、赤茶色の髪を後頭部で一括りにしている褐色の肌の少女が現れた。

 


天命異形衆……!?

最後まで読んで頂き有難う御座います!


ポニテの少女!!

2人目だぁ〜!

さて……“天命異形衆”という前振りからの「ギル」の登場!!

「ギル」の本名……当てられる方居ますかね〜?


「面白い」 「次の話が気になる」と思って頂けましたら、下の☆☆☆☆☆から応援宜しくお願いします!

感想やいいね、ブクマ登録などして頂けると嬉しいです!

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― 新着の感想 ―
[良い点] フクといったらフクシア 『ウィア』の方と印象が全然違くて衝撃ですね!!!
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