BLANKEY JET CITY
BLANKEY JET CITYというバンド。
この硬派な男達を知っているだろうか?
男臭く、ライダースが良く似合う。
刺青だらけの身体。
アルバムジャケットに女装、メンバーの全裸。
なかなかにやりたい放題の彼らだが、今は解散してバンドは存在しない。
初期はロカビリー、ロックンロールを基調とする楽曲だったが、段々とジャンルわけ不可な音楽となり、単に「ロック」となる。
正直、1stアルバム『Red Guitar And The Truth』は名盤。
2ndの『Bang!』もだが。
メンバーは
浅井健一:ボーカル、ギター 愛称ベンジー
照井利幸:ベース
中村達也:ドラム
の3ピースである。
作者はこの形態が大好物だ。ご飯三杯はいける。
人間椅子とかモーターヘッドとか人間椅子とか人間椅子とか。
そう人間椅子とかな!
ブランキーは私のフェイバリットバンドの一つだ。
私はドラマーだった(過去形
故にドラマーのアイドルというものを持っている。
私にとってのアイドルは三人。
コージー・パウエル。
スチュワート・コープランド。
そして中村達也だ。
技術的観点で見れば、中村達也は上手い方ではない。
彼には技術ではないカッコよさがある。
80年代バンドブームの最中に結成されたバンドではあるが、その演奏スタイルと叩きっぷりは他とは一線と画する。
「不良少年のうた」「狂った朝日」「MOTHER」「RAIN DOG」「★★★★★★★」「クリスマスと黒いブーツ」など。
あげたらきりがないが、大好きである。
一番好きなドラムは4th『幸せの鐘が鳴り響き、僕はただ悲しいふりをする』の最初の曲『円を描く時』の出だしだ。
痺れた。
今でこそ個性豊かなバンドが多いが(当時は、それはそれで個性過ぎたバンドもあったがw)当時でこれだけカッコイイ音楽を聞かせてくれたバンドは少ない。
再結成は望まないが、それぞれ音楽活動を続けていってほしい三人である。




