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法術装甲隊ダグフェロン 永遠に続く世紀末の国で 野球と海と『革命家』  作者: 橋本 直
第三十七章 とりあえず朝食でも

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第153話 遅れて来た『助っ人』

「すいませんねえ、待っていただいちゃって」 


 島田、サラ、パーラが出勤しようとする当番隊員を押しのけて入ってくる。


「別に待ってなんかいねえよ」 


 そう言いながらトレーの隅に残ったリゾットをかなめはかき集める。カウラは散々文句を言いながら旨そうにリゾットを食べるかなめをいつものような冷めた目で見ていた。


「ちゃんとおやつも買ってきたよ」 


 サラが机の上にポテトチップスの袋を置いた。さらに島田、パーラも手一杯の菓子やジュースをテーブルに広げる。


「ちょっと弁当食いますから」 


 島田はコンビニ弁当を広げた。


「神前、食い終わったか?」 


 番茶をすするかなめの視線が誠を捕らえる。


「まあどうにか。それじゃあ島田先輩、僕達掃除をしてきます」 


 誠はそう言うとトレーをもって立ち上がった。


「頼むわ。すぐ追いつくと思うけど。俺食うの早ええから」 


 誠は島田の弁当を見て驚いた。島田はもう半分以上食べ終わっている。


「島田先輩、よくそんな速度で食えますね」 


「まあな。俺等、技術屋の仕事は時間との戦いだからな。神前もやる気になれば出来ると思うぞ」 


 島田は一口でメンチカツをかみ砕いて飲み込んだ。


「そんな体に悪そうなことやりたくありません」


 胃腸に難のある誠の食べる速度はどうしてもその体格の割に遅いものだった。


「そんなことはどうでも良いんだ。サラとパーラ。神前達を手伝ってやれよ。それじゃあ行くぜ」 


 立ち上がったかなめは、トレーをカウンターに持っていく。


「私達の分も持ってってくれたら良かったのに」 


 そう言いながらカウラと誠のトレーを自分の上に乗せ、アメリアはそれをカウンターまで運ぶ。


「別にそれくらいで文句言われることじゃねえよ」 


 かなめはそう言いながらけだるいしぐさで頭を掻いた。




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