【上位入賞者インタビュー】野菜ばたけ様
このたびは第二回書き出しコロシアムにご参加いただき、まことにありがとうございました! 第一回よりもさらに過酷な条件を勝ち抜き、見事上位に入賞された3名のみなさまにインタビューをさせていただければと思います!
普段は中々出さない書き出しの妙、色々教えていただければ幸いです!
Q. まずはじめに、書き出しコロシアムに参加するにあたって、なにか目標などはありましたか?もしあれば教えてください!
A. 現時点での自分の書き出しの評価がほしいなと思っての参加です。私自身、そもそも書き出しに苦手意識があって、読者にうまく伝わるように書けているのか、冒頭で読者をつかめるくらいのクオリティーのものが作れているのか。どんな作品に対しても基本的に自信がなさすぎ人間なので、自分以外の複数の目から見た評価が欲しくて参加しました。
Q. 作成にかけた時間、ざっくり教えてください!ネタ出し→初稿→修正などの順番で教えていただけると嬉しいです!(可能な範囲で大丈夫です!)
A. ネタはいつも家事をしたりYoutubeを見ながら思いつくので、ゼロであり無限でもありますね。
10万字想定の作品なので、全体の設定とプロットをこねくり回して完成させるのに一週間くらい。各話それぞれ、初稿は30分くらいで、翌日に修正で1時間くらい。その翌日にもう一度読んで最終修正に30分くらいです。多分。
Q. ご自分の執筆タイプは「論理的」「直感的」どちらだと思いますか?
A. プロットを練ってから書くので、論理的だと思います。たまに作ったプロットを飛び越える展開になったりしますが、それも結局は作った人物設定に沿った範囲内での脱線なので、そういう意味でも私の執筆スタイルには最初に人物像をしっかり決めておくことが必須です。
Q. 作品を執筆するにあたり、気をつけたことなどあれば教えてください!
A. 婚活魔王は特に一人称のキャラ小説なので、まずは主人公のリコリスを好きになってもらわなければ始まらないと思っていました。「出す情報は、すべてリコリスの好感度を上げるため!」くらいの気持ちで、特に序盤に出す情報の取捨選択には気を付けたつもりです。……うまくできているかは、やっぱり自信はありませんが。笑
Q. 開催中、エゴサはされましたか?その時の心境など教えていただけますと幸いです!
A. 愚問ですよね。するでしょう、エゴサ。
1話目公開後は特に「話題に上がれ! 一ミリでもいいから!!」と、祈るような気持ちでずっと検索し続けていました。
Q. コロシアムの中で気になってた作品、もしあれば教えてください!(いくつでも大丈夫です!なくてもいいです!笑)
A. 『さざなみが呼んでいる』と『悪魔で拒絶し、夢を視る』の2作品は、1話から3話まで通してずっと推し続けた作品です……というのをXで密かに呟いていたところ、作者公開後に作者さん方からお声掛けを頂きました。ご要望通り重ーい愛を綴らせていただいております。見つけられた人は読んでみてください。本当に重いですよ、ものすごく。笑
Q. さて、魅力的な1話を描かれ、見事に読者の心を掴まれました!1st setを突破し、準決勝進出の結果を知った時はどのような心境でしたか?
A. 4位で準決勝に残った時は、正直「ギリギリ引っかかった! ラッキー!!」っていう気持ちでした。かなり票数がだんごだったので、「うわー、怖いなぁ何だコレ」という気持ちもありました。後で考えれば、ここが情緒的な地獄の始まりでした。笑
Q. ちなみに、1st setに投入した1話と、今後連載される1話を変更される予定はありますか?もしあれば、その理由も教えてください!
A. 1話はもちろん、全体的に手を加えました。話の筋は変更せずに、文章表現、設定年齢を5歳から7歳に上げるなど、「ちょっと賢すぎか、リコリス」という箇所と、情報の出し方を直しています。結果的に、セリフ以外はほぼ全部、何かしら修正する結果になりました。笑
Q. 2nd set についてお聞きします。2nd setに提出される原稿を作成するにあたって、何か気をつけられたことなどありますか?
A. 実は、リコリスにとっては1話冒頭から少なからず命のかかった状態なんですが、まだ幼いので「命がかかっている」という事の意味をあまりよく分かっていない……という設定がありました(文章には明示してはいないのですが)。だから2話の後半で『騎士の人』に殺されるかもとなって初めて「命がかかっている」という状況を体感する→恐怖心を抱くというのが見せられるように、ちょっと気を付けたつもりです(伝わってなければ、私の文章力の問題)。
Q. ちなみに、1st setの読者の反応を見て内容を変更したところはありますか?
A. 今回は地力の力試しを兼ねていたので、敢えて反応は気にしない事にしていました。プロットにも設定にも変更はなしです。
Q. FINAL SETについてお聞きします。3話目を作成するにあたり、気をつけたことなどありますでしょうか?また、参加された感想はいかがでしたか?
A. noteの反省にも書いたのですが、3話には元々たくさん詰め込みたい事があって、文字数内に綺麗に詰め込む事に苦心しました。気を付けた事と言えば、シーン転換や情報量が多くなるので、なるべくそれを感じさせないように情報を整理して伝える事でしょうか。冒頭3話の中で、初めて文字数調整をしました。
……大変だった。でも、たくさんの有用な感想をいただけたので、参加した甲斐があったなと思います。
Q. 開催中は多くの感想が寄せられていたかと思います。読者の皆さまの反応は予想通りのものでしたか?
A. そうですね、おおむね予想どおりでした。
感想を流してくれる方、皆さん「リコリス可愛い」って書いてくれていて。あまりにそれだけなので一瞬「そこしかいいところないのか、大丈夫か、私の作品」と思った瞬間もありましたが、「そういう作品を書いたんだよ私」とすぐに思い直しました。笑
おそらく皆さん、頂いた感想に何かしら思った事はあるはず。杞憂的な受け取り方をして自己嫌悪した方も中にはいらっしゃるかと思いますが、仲間はココです。大丈夫ですよ。誰だって自分の作品が評価の土台に上がる時、少なからずナーバスになるものです(と自分に言い聞かせる事で、私はコロシアム期間中を通して、ずっと頑張って自分の心を静めていました)。
Q. たくさんの読者が連載を待ち望んでいるかと思います。連載時期、連載場所などお決まりでしたら教えてください!
A. まだ一度もXでは流していないのですが、実は既にひっそりとカクヨムにて連載しています。
タイトルは「婚活中の魔王さま(コブつき)を、わたしが勝手にぷろでゅーす! ~不幸を望まれた人質幼女が、魔王国の宝になるまで~」。タイトルも、ちょっと幼女寄りな感じに変えました。
このインタビューが公開される頃は、おそらくコロシアムに公開した3話目の途中部分を更新している頃だと思います。四話目部分の公開が始まり次第、おそらくXにも宣伝ポストをすると思います。
Q. 最後になりますが、第3回の書き出しコロシアムがありましたら参加されますか?また、「こうして欲しい!」などの要望がございましたら教えてくださいませ!
A. 開催時期はプライベート的にも忙しい時期なので、予定が合えばまた是非参加したいなと。
こうしてほしいとかは……特に思いつかないですね。与えられた環境の中でいかに楽しむかが、参加者の勝負所であり流儀だと私は思っています。次話が公開されるまでのじれったい待ち時間も「それほど時間を置いても尚次話を読みたいと思える作品」をあぶり出すのには、うってつけだと思っていますしね。
三回目の開催、書き手として参加する・しないに関わらず、楽しみにお待ちしております。作家参加の皆さま、読者参加の皆さま、そして何より運営様、お疲れ様でした。自作についてのアンケートにお答えくださった方も、ご協力ありがとうございました。すべて糧にさせていただきます。
それではまた来年、何かしらの形で元気にお会いできる事を祈っています。




