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2-5

慎「!?」


?「見つけた!」


逆光で性別も分からなかったが、声からすると男だ。



そいつは持っていた金属バットを振りかざし、窓に思い切り叩きつけた。



バリッと音がして一面真っ白になるほどのヒビが入った。





しかし、割れていない。






?「あれ…変だな……。ソレッ!」


もう1発叩くが、やはり割れない。


今流行りの、防犯用特殊フィルムの貼ってある窓は強かった。


ボロアパートのくせに大したものである。



慎『ヤツらの一味か!? クソ! 咲は寝てるし、このままじゃ……』


慎一は身構えて対策を練ったが、何も考えつかないし、同時に窓も全然割れる気配がない。



しばらくして男は叩くのをやめた。








かと思うと、普通に窓を開けて入って来た。









慎「何でッ!!?」


?「お、何だ、開いてるじゃんか。」


慎「ちゃんと戸締りしとけ―――――――――――――――!!!」



慎一の怒号虚しく、咲は依然すやすやと寝息を立てていた。



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