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ドッペルゲンガー百合 ~12人狐あり・通暁知悉の村~  作者: 笹帽子
【幕間】通暁知悉の村【12B】
78/108

1日目 昼

昼間は人間のふりをして、夜に正体を現すという人狼。

その人狼が、この村に紛れ込んでいるという噂が広がった。


村人達は半信半疑ながらも、村はずれの宿に集められることになった。


 *


■1人目、怪火憑き 神谷内香織。


香織「え。なんですかこれ」


■2人目、クォーター妖狐 稲荷木燈花。


燈花「狐CO」


■3人目、千里眼 三卜八恵。


みとはち「占CO。香織っち今日は黒だね」

香織「今日は、とか付けるとニュアンスが変わるんですが」


■4人目、何も知らない 草苅はるか。


はるか「この二つ名、どういう意味?」

燈花「すごく人狼弱そうですね」


■5人目、衣装持ち ウラヅキ店長。


ウラヅキ「いきなりキャラの格が下がったねぇ」

みとはち「え、この調子で12人集まるの?」


■6人目、伝説の半妖狐 稲荷木二色。


二色「狐COじゃ」

はるか「この村、人外密度が……」


■7人目、陰陽師の息子 稲荷木燈眞。


燈眞「これ、タイトル回収ということなのかな?」

燈花「12人狐ありって……」


■8人目、物語り 無量蓮美。


無量「人狼? そんなのいるわけ無いじゃん。みんな大げさだなぁ」

みとはち「あなたがそれを言いますか」


■9人目、助手 劫。


劫「……」

無量「寡黙は吊られるぞ?」


■10人目、事案おじさん 藤木圭吾。


藤木「さすがに事案おじさんってなんだよ」


■11人目、カメラマン(女の子やぞ) 深水瑞希。


瑞希「あれ、私ここにいて大丈夫なの?」

みとはち「絶対に大丈夫じゃないな」

香織「無茶な数合わせをしてきますね……。でも12人ってことはもう1人必要だけど」


■12人目、狩人 狩人。


狩人「どうも、狩人です」

みとはち「は?」

はるか「草」

無量「そんなん、そんなんあれやぞ」

ウラヅキ「え、役職オープン?」

香織「メタにも程がある」

燈花「数合わせ厳しすぎませんか」



さあ、自らの姿を鏡に映してみよう。

そこに映るのはただの村人か、それとも血に飢えた人狼か。


例え人狼でも、多人数で立ち向かえば怖くはない。

問題は、だれが人狼なのかという事だ。

占い師の能力を持つ人間ならば、それを見破れるだろう。


どうやらこの中には、村人が5名、人狼が2名、占い師が1名、霊能者が1名、狂人が1名、狩人が1名、妖狐が1名いるようだ。

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