446話~おちおち寝てもいられねぇか…~
目を覚ますと、目の前は真っ暗だった。
でも、音は聞こえる。
戦場の真っ只中にでも居るような、凄惨な叫び声が。
「ぐぁああっ!」
「前に出過ぎないで!ミラージュシールドをしっかりと掲げて!」
「カシラに近付けるな!」
「いっけぇ!オイラのミニゴーレムゥ!」
「喰らいなさい!私のドリルを!」
「チェストォオ!」
全身の力を振り絞って体を上げると、潰れた芝生達が見えた。次いで、走り回る白銀騎士の集団。そして、その先には、半透明の巨大な像が動き回っていた。
千代子ちゃんだ。
『倒ス。殺ス。全て、ミナト、アグレス、侵略…』
『さぁ!いよいよ時間が無くなって参りました!現在の点数差は、日本が48%、ロシアが52%!ジワジワとグレーソル選手を追い立てていた日本選手団でしたが、先ほどのグレーソル選手の一撃で、大きく後退してしまいました。その隙に、グレーソル選手が日本のミドルラインを越えようとしている!残り1分で、タッチの可能性すら出て来てしまいました!』
『日本としては厳しい状況ですね。ロシアは3人の円柱役が残っています。なので、残り1分30秒で勝とうとするなら、7人の円柱役が必要。ですが、Sランクのグレーソル選手を抑える人員も必要ですから、現実的な数字ではない』
実況の言う通り、状況は最悪のようだ。
千代子ちゃんは日本領域に深く侵攻しており、それを日本の白騎士団が止めようと必死だった。
だが、相手はSランクのダブル異能力者。意識が混濁しているとはいえ、素早い動きの巨人を相手に、みんなは逃げ惑いながら反撃している状況だった。
余りにも厄介な相手を前に、みんなは必死に連携を取ろうと動き回っている。でも、円さんは肩を被弾していて、他のみんなも疲労の色が濃い。意識を手放す前に開けていたロゴのヘディング痕も、今は既に修復済みの様子。
こいつは、不味いな。
『黒騎士選手さえ居てくれた…おおっと!黒騎士選手が、上半身を起こしているぞ!』
「「【【うぇええ!?】】」」
「本当だ!黒騎士様が目覚められているじゃない!」
腕をプルプルさせながら見ていると、視線が一気に集まってくるのを感じる。
歓声が、弱った体に容赦なく降り注ぐ。
「ボス!」
「くーちゃんが起きたぞ!」
「カシラ!ホンマ心配しましたで!」
「ほら!私の言った通りでしたでしょ?黒騎士様は必ず、駆け付けて下さるのです!」
「「【【うぉおおおお!!】】」」
「「くっろきし!くっろきし!」」
【【ブラックナイッ!ブラックナイッ!】】
「勝てる!まだ勝てるぞ!」
【頑張れ!ブラックナイト!】
【シマシマナイト、頑張れぇ!】
ああ、これ程までに期待されているのか、俺は。
蔵人は苦い笑みを浮かべながら、下半身にも力を入れる。
「全く…おちおち寝てもいられねぇか…」
動いた途端、ミシリ、ミシリと全身から嫌な音が響く。身体中から、動くなと危険信号が鳴りっぱなしだった。
それでも、蔵人は無視する。その全てを。
全ては、待っているみんなの為に。
俺は…!
「いや、寝てろよ」
バシンッと軽く背中を叩かれて、蔵人は再び地面とキスをした。
おい、誰だよ。今、折角立ち上がれそうだったのに。
蔵人が下手人を探そうと、再び上半身を起き上がらせると、その肩を掴まれた。
振り返ると、そこにはフルフェイスの騎士がいた。
「亮介…」
蔵人達の幼馴染であり、ヒーラーの里見亮介が異能力を使っていた。彼の手が触れると、あれだけ悲鳴を上げていた体が軽くなり、痛みも薄れていく。強かに打ち付けた腹部も、半分凍死しかけた両腕も、鈍器で殴られる様に痛かった頭も。
うん?頭?
頭痛が治っている!?
つまりそれって…。
「うおっ!シールドが出せる!」
意識を失う前はアクリル板すら出せなかったのに、今は普通に水晶盾が出せるようになっている。
蔵人は嬉しくて、つい大声を出してしまった。
すると、兜を軽く叩かれてしまった。
「大声を出すな。機密事項だぞ」
亮介は口を尖らせながら、叩いた手をそのまま蔵人の頭に乗せて、異能力を行使する。すると、体の中に魔力が満ちてくるのを感じた。
嘘だろ亮介、お前…魔力を回復出来るのか。
いや、だから偽名まで使わされて、軍部に匿われているのか。
そりゃ、Sランクの先生と共に行動する訳だ。下手したら、そこらのSランクよりも貴重な存在だからな。
『残り時間、1分を切りました!』
実況が絶望的な事実を突き付けると同時に、亮介が蔵人の肩を軽く叩いた。
蔵人は勢いよく頭を上げて、亮介を仰ぎ見る。
「おっ、治療は終わりましたか?先生」
「完治はしていないから、絶対安静だぞ。馬鹿野郎」
蔵人が立ち上がると、腕組みをした亮介が立っていた。
でも、彼はすぐに腕を解いて、首を振った。
「って言っても、お前は行くんだろ?」
「よく分かってるじゃないか。流石は、蔵人塾の1期生だ」
「褒められた気がしないよ。全く…」
亮介は肩を落として残念がり、すぐに上げた。
「本当に、取り敢えずの応急処置だ。体は病院送り待ったナシだし、魔力だって1/3くらいしか回復していない」
「それで十分だ、戦友」
仮面の下で笑うと、亮介はフルフェイスを持ち上げて、素顔を少しだけ見せる。
心配そうな顔で、でも輝く瞳を真っ直ぐに向けてきた。
「勝てよ、俺達のヒーロー」
「ああ!」
蔵人は大きく頷き、踵を返す。
激戦を繰り広げる戦場に向かって、駆け出した。
その背中を、大観衆からの無数の声援が押す。
「「【【わぁあああああ!!】】」」
「「「くっろきし!くっろきし!」」」
【【【ブラックナイッ!ブラックナイッ!】】】
「済まねぇ、みんな!寝過ごした!」
「黒騎士ちゃん!」
蔵人が駆け寄ると、鶴海さんの顔が華やいだ。
でもすぐに表情を引き締めて、辛そうに口を開いた。
「大丈夫なの?黒騎士ちゃん。魔力は…」
「ミラブレイク1発分は残しています。そいつで、彼女達を解放して見せます」
「分かったわ。じゃあ、私達は足止めに専念するわね」
有難い。こちらがして欲しい事を、瞬時に理解してくれる。
流石は鶴海さんだ。
「桃ちゃん、早希ちゃん。巨体の注意を逸らして。他の人は、巨体を止めるわよ。チームを組んで!」
「「おおっ!」」
鶴海さんの指揮で、全員が一斉に動き出す。
「行っくよー!」
桃花さんが全速力で駆け出し、氷像の足元を回る。
氷像は早速、攻撃しようと拳を振り上げるが、その拳にサイコキネシスの腕が巻き付いた。
「こっちやで、巨人!よそ見しとると、うちが駆逐したるさかいな!」
素早い2人の連携に、氷像は狙いが定まらず立ち往生する。
そこに、海麗先輩が飛び上がった。
「チェストォオ!」
彼女の一撃が胴体に入り、氷像が吹き飛ばされる。
超重量の巨像だったが、海麗先輩の一撃で中立地帯まで転がり込む。
そして、立ち上がろうとしたのだが、右足だけがガクンッと沈んだ。
足首が、完全に泥沼にハマっていた。
「だいせーこー!」
「バッチリよ!クマちゃん!」
慶太と鶴海さんだ。
あの短時間で、氷像の足がスッポリハマる泥沼を作り上げていた。その泥沼も、氷像が放つ冷気によってどんどんと固まっていき、足を完全に固定させていた。
『殺、ス。全、員』
氷像は尚も、抗おうとする。左足を踏みしめて、右足を凍った泥沼から無理やり引っ張り出そうとした。
その足に、サイコキネシスの腕が巻き付く。
「倒れろや!ケモノの!」
氷像の脇を通り過ぎ、地面に降りて叫ぶ伏見さん。
でも、彼女の力だけでは氷像は止まらず、左足を振って振り切ろうとする。
そこに海麗先輩が駆け寄り、伏見さんのサイコキネシスの腕を掴んだ。
「行くよ、早紀ちゃん!」
「うっす、先輩。綱引きやで!」
海麗先輩が引っ張ると、氷像は力負けして左足を折った。両足を掬われて、前のめりに跪く氷像。そこに、3人の白騎士が駆け寄った。
「行きますよ、鈴華!」
「頼んだぜ、円!」
鈴華が磁力を放ち、円さんを氷像へと飛ばす。円さんは飛びながら、氷像に向けて刀を振るった。
「せやぁああっ!」
彼女の振るった刀は、途中で砂鉄に変化して、広く拡散した砂鉄の刃が、氷像の右腕に叩きつけられた。
途端に、真っ黒に染められる氷像の右腕。
「ワシも準備出来たぞ!」
「よっしゃ!貸せ、ハマー!」
「持ってけ、ドロボー!」
アニキは叫ぶと、鈍色の何かを大量に空中へと投げた。
鉄盾を変形させた、剣山シールドだ。それが、鈴華の磁力を帯びて、氷像の左腕へと突き刺さった。
「準備おっけーだ。行くぜ、Sランク!」
鈴華が腕を上げると、それに合わせて氷像の両腕も持ち上がる。
氷像の四肢が、拘束された瞬間だった。
よし。
「行くぞ!」
蔵人は駆け出し、用意していた巨星盾を構える。
そこに、誰かが並走する。
桃花さんだ。
「発射は任せて!」
「ああ、頼んだ!」
蔵人が頷くと、桃花さんは後ろに回り込んだ。
そして、掛け声を上げる。
「行っくよー!」
「ド派手にやってくれ!」
蔵人が背中に盾の翼を広げると、そこに向かって突風が吹いた。
風は、蔵人の体を巻き上げて、前へ前へと押し出す。目の前の氷像が、どんどん大きくなってきた。
蔵人は、盾を回転させる。
超高速回転させる!
「ミラァア!ブレイクゥウ!!!」
四肢を囚われた氷像の胴体に、蔵人の超巨大ドリルが刃を立てる。
ギィイイイイイインンンッ!!!
物凄い轟音をが鳴り立てて、ドリルが氷を削っていく。
着実に、確実に、氷像の胸部が削られていった。
「いけぇ!ボス!」
「カシラ!」
「くーちゃん!」
「黒騎士くん!」
「黒騎士さま!」
「勝ってくれ!ヒーロー!」
「おぉおおおおお!!」
みんなの思いを背に受けて、蔵人は前へ前へと進んでいく。
あの日、ビッグゲームでは削れなかったSランクの表層が、今は溶ける様に削れていた。
これが、異能力。
努力だけで、世界の壁を突破でき…。
『お母さぁあああん!!』
千代子ちゃんの声。
叫び声。
助けを求める、寒々しい声。
その声を聞いた途端、心の中まで凍りつきそうになった。
「ボス!」
「巨人の腕が!」
「足も!」
なっ!?
みんなの声で顔を上げると、氷像の四肢が細くなっていくのが見えた。
その代わりに、氷像の周囲に冷気が漂い、氷像の胴体部分が大きくなる。
折角削った胸部の傷が、直っていく。
魔力を胴体に集中させているって事か?
部分回復。
くそっ!
「まだだぁああ!!」
蔵人は叫び、更にドリルを回転させる。
強く、強く押し付ける。
それでも、氷は砕け無い。削ったクレバスは盛り上がり、完全に元通りになってしまった。
ダメか。
まだ、ダメなのか。
あの時も、1人の力では対処出来なかった。伏見さんの力を借りて、漸く貫通できた。
でも、今回は誰もいない。みんなは既に、四肢を押さえるので限界だ。
誰も、頼れない。
なのに、進めない。
やはり、ダメなのか。
努力で世界の天井を突破するなんて、出来やしなかったのだ。
世界の天井は、こんなにも分厚く、そして硬かった…。
『おおっと!黒騎士様の掘削音が消えていく?』
『ドリルで掘削するのを諦めましたね。これは敵わないと、ミラブレイクを引いてしまったようすです』
『Sランクの分厚い壁は、黒騎士選手でも歯が立たなかったか』
『そもそも、Sランクに対抗出来るだけで十分に偉業だったんですよ。私達が彼に、彼らに過剰な期待を押し付けてしまった。十分凄い事ですよ。オリンピックで、銀メダ』
ガギィイインッ!!
『なっ、なんの音でしょう?』
『く、黒騎士選手です!彼が、再びミラブレイクを氷の巨人に当てた音です!彼は、まだ諦めていなかったんだ!』
諦めていない?いいや、そうじゃねぇ。
蔵人は小さく首を振り、前を向く。
最初から、諦めてなんかいないんだよ!
蔵人は兜の中で笑みを浮かべ、右拳を後ろへ大きく引く。引き絞る。
すると、それに連動してドリルも後退し、刃が空を切る。
そして、引き絞った拳を解き放つ。前へと、思いっきり繰り出す。
すると、ドリルも同じように突撃する。
激突する。
氷像の胸部に。
激突したドリルが、氷像の表面を小さく砕き、ヒビを入れる。
また、蔵人は拳を引き絞り、超高速で発射する。
無限の連打を。
「砕けろっ!!」
ガキィインッ!ガキィインッ!ガキィインッ!ガキィインッ!ガキィインッ!ガキィインッ!
『連打!連打!ドリルの連打が、氷の巨人にぶち当たる!何度も、何度も!』
『これはまるでパイルバン…いえ、コンクリートすら貫く、ブレイカーの動きです!』
ああ、そうだ。
回転による遠心力に加えて、打撃による衝撃で、このぶ厚い氷を削る。
努力だけでは届かなくとも、技術と工夫を織り交ぜて、何度も何度もぶち当たる。
それが、この世界の限界を壊す、唯一の方法だ!
『激しい黒騎士選手の連打に、氷の巨人の体に無数のヒビが入っていく!それが、どんどん広がり、深くなっていきます!おおっと!ここで巨人が動いた。後ろに、後退した!氷の巨人が、ドリルに押されている!一歩、また一歩と、Sランクの巨人がCランクのドリルに押し負けているぅうう!』
『胴体の防御に魔力を回したせいで、足の踏ん張りが効かなくなったのでしょう。足を押さえていた日本選手達も』
『止まらない!ドリルに押され、巨人がロシアに突き返される!そして…ここで止まったぁ!』
『巨人の背中がロシア円柱に当たりましたね。これで、巨人は逃げられなくなりました。前は黒騎士選手のドリル、後ろは不朽の円柱。ここが最終決戦の戦場です!』
『残り15秒!決められるか!?黒騎士選手!』
決める。
ここで。この場所で。
俺のドリルは、
「限界を突破するドリルだぁあ!」
蔵人は魔力を集中する。
全てを、ドリルの先へ。
乱反射していたドリルの穂先が、黒く濁り始める。
Sランクの、黒金剛ドリル。それを、今…。
叩きつける!
「ガトリング式!ミラァアア!ブレイカァアアアア!!!」
パリンッ
そんな涼しく、キレイな音を立てて、
氷像の胸部が真っ二つに割れた。
それと同時に、氷像を構築していた全ての氷が粉々に砕け散り、ダイヤモンドダストとなって空気中に霧散していった。
キラキラと、太陽の光を反射するその空間は、まるで天の川の中を泳いでいるような錯覚を覚える。
その中に、千代子ちゃんと湊音君が漂っている。少し離れた2人は、天の川に分断されるように漂っていた。
蔵人はその2人の手を掴み、共にロシア円柱の上へと降り立った。
ファァアアアアンッ。
『試合、しゅうりょぉおおおおお!!!』
「「【わぁあああああああ!!】」」
『試合時間20分。日本領域48%、ロシア領域52%で迎えた最終局面。最後の最後に黒騎士選手がタッチ?を決めて?』
『体に接触したので、タッチで問題ありません』
『はい!タッチです!フィフスタッチを決めました!それにより、日本に450点が加算され、最終結果は日本が50.5%、ロシアが49.5%。日本の逆転勝利!大・どんでん返しの優勝です!!』
「「「【【わぁあああああああ!!!!】】」」」
「やったぜ!黒騎士!優勝だ!金メダルだ!」
「本当に日本が優勝できるなんて、夢の様だわ!」
「もう日本は、異能力後進国なんかじゃないんだよ!」
「「「くっろきし!くっろきし!」」」
【素敵すぎるわ!ブラックナイト!】
【Sランクを倒しちまった!Cランクが、Sランクを!】
【私達低ランクの誇りだわ!ブラックナイト!】
【【ブラックナイッ!ブラックナイッ!】】
「ボス!」
「カシラ!」
湊音君達がベイルアウトとなって運ばれて、蔵人が円柱から降りると、日本選手のみんなも駆け寄って来てくれた。
みんながみんな、ドロドロでボロボロの格好となっていたけれど、その笑顔だけは輝いていた。
そんな中、特に良い笑顔の鈴華が前に出てきて、蔵人の肩をグワシッと掴んで来た。
「んじゃあ、先ずはアレをやりますかね」
「おっ、アレやな?うちもやるで。めいいっぱい高く上げたるさかい」
盛り上がる2人。その後ろに並ぶ人達も小躍りしている。
そんな選手達の中から、比較的綺麗なフルフェイスが割って入って来た。
亮介だ。
「バカ、バカ、バカ!何を言ってるんだ、君達は。平気な振りをしてるけど、そいつは満身創痍で重症患者だぞ?胴上げなんてしたら、また血を吐いて倒れちゃうかもしれないだろ?絶対にダメ。ドクターストップだ」
「んじゃ、てめぇが代わりになれ」
「へっ?」
という事で、亮介が代わりに担ぎ上げられる事になった。
「なんで俺なんだ!俺は今回、何もしてないぞ!」
「嘘つけ!お前がボスを治療してんの、あたしらみんな見てたかんな」
「君のお陰で、蔵人君が戦えるようになったんだ!ありがとう!」
「りょーちゃん、さすが!」
「そのお礼に、めいいっぱい高く上げたるさかいな!」
「要らない!そんなお礼はいらな」
「「「せーの!ばんざーい!」」」
「「「【【【バンザーイ!バンザーイ!】】】」」」
観客席からも、多くの万歳コールが届く。
会場全体が、我々と同じ言葉を叫び、心を一つにする。
ただ1人。
「もういい!下ろせ!下ろしてくれ!頼むぅう!!」
亮介を除いて。
まさか、亮介君の異能力が魔力を回復させるものだったとは…。
それは、Sランクよりも重宝されますよね。
「癒し手の異名は伊達ではなかったな」
イノセスメモ:
日本 VS ロシア。
日本領域:50.5%、ロシア領域49.5%。
試合時間20分00秒。領域差で日本の勝利。オリンピックU18ファランクス優勝決定。
オリンピック成績。
優勝:日本
準優勝:ロシア?
3位:アメリカ?




