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女尊男卑 ~女性ばかりが強いこの世界で、持たざる男が天を穿つ~  作者: イノセス
第8章~喝采篇~

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186話〜ん〜…はみ出しちゃったね〜

円さんとの邂逅を果たし、シングル部とのわだかまりが多少緩和されたMINATOシティー大会が明けて、翌日。

桜城中等部では、体育祭の準備が一気に本格化してきた。


体育の授業は勿論の事、放課後や朝の練習等をするクラスが出始めた。

8組は幸い、そこまで熱心な人が居なかったので、授業中だけの練習に留まっているが、チーム競技については別だった。


放課後。

蔵人は早速、リレーの練習に呼ばれて、第2競技場に呼ばれていた。

ちなみに、この学校、陸上競技等で使う様な大きな競技場を3つも持っている。

1周400mのテレビとかでよく見るあれだ。あんなのが3つもある学校って…


蔵人は思考を遮断して、前を向く。競技場には既に何人も集まっており、トラックを走ったり、大縄跳びの練習をしていたり、棒倒しの模擬戦をやっていたりしている。

チーム競技だけでなく、学年毎の練習もしているみたいだ。


蔵人は、リレーの練習をしている集団に近づく。すると、〈東〉と書かれたフラッグを持つ生徒がいたので、その人の元で足を止める。


「あれ?もしかして黒騎士様?」

「黒騎士様もリレーの選手なの?」


同じリレーの選手らしき先輩方が、蔵人に話しかけてくる。

蔵人が肯定すると、飛び跳ねて喜ぶ先輩方。

男がリレーなんて出るな!とか言われなくて良かった。

プライドの塊は、シングル部員だけでお腹いっぱいだ。


暫くすると、他の参加メンバーも揃い踏みしたみたいで、東フラッグの前にチームリーダーが立つ。

リレーのチームリーダーは、海麗先輩であった。


「うん。10人全員揃ったね!今日はタイムを測るから、10人の内、選手6人と補欠4人を選ぶよ。各学年毎に2人ずつ選手を選ぶから、補欠は…えっと、1,2年生が1人ずつと、3年生が2人だね」


リレーは、各学年から2人選出する必要があるらしい。

海麗先輩がテキパキと段取りをしてくれて、早速コースにみんなを誘導する。

先ずは1年生のタイムを測る様で、蔵人の横には見知らぬ女子生徒が2人並ぶ。

こちらをチラチラ見てくるけど、過剰な反応はしないな。


「位置について、よーい……パンッ!」


海麗先輩の叩いた手の音が大きくて、ちょっとビビった蔵人だったが、結果には大きく影響しなかった。

女子2人はBランクらしいが、あまり走るのに特化した異能力では無いらしい。

蔵人は、鉄盾で体を少し押すだけで、1着でゴール出来た。

同じように、2、3年生の出場選手も直ぐに決まる。

1番速いタイムは海麗先輩だ。そりゃ、俺の全速飛行に着いてきていたものね。

蔵人は納得する。


「今後の練習も、選手・補欠関係なく出て貰うね。あっ、部活や家の用事があったら考慮するから、言ってね」


海麗先輩が額の汗を拭きながら、ハキハキと注意を促す。

先輩が言った部活についてだが、体育祭までの期間は、部活は基本お休みだ。

一部、シングル部やセクション部などの大会が近い部活は、部活動が優先となっているが、その他の部活は拘束力を失う。

精々、個人で集まって練習するくらいしか出来ない。


それはファランクス部も一緒。練習がお休みで喜んでいる先輩が結構いた事に、蔵人は少なからずショックを受けた。

温度差って奴かね。気を付けねば。


その後、リレーチームは出走順番を決める為に、選手達はもう一度タイムを測った。

蔵人のタイムは6人中4位。であるのに、何故かアンカーの手前に配置されてしまった。

もう1人の1年生は1番目で、そこから2年生、3年生と続き、蔵人の次に、アンカーである海麗先輩。


普通、アンカーや真ん中の人って速い人が走ると聞いていたのだが、どうなのだろうか?

こっそり海麗先輩に聞いてみたら、


「だって、蔵人君は本気出してなかったでしょ?今の」


と言われてしまった。

海麗先輩の中で、蔵人は海麗先輩の次に速いと見なされてしまったみたいだ。

これは、頑張らねば。


その日のリレー練習は、午後6時くらいに終わった。


「また明日ね!黒騎士様」

「黒騎士様、バイバーイ!」


先輩方が制服姿に着替え、手を振りながら正門の方に向かっていく。

彼女たちは、このまま帰るみたいだ。

他の人達も、帰り支度をしている人が多い。部活が無いから、早めに帰れて嬉しそうだ。


蔵人はシングル部に行こうと思ったが、一旦ファランクス部を覗こうと思った。あわよくば、誰かいたら練習しようと思って。

先生方から、ファランクス部を優先していいと許可を頂いているからね。

そう思って覗いてみると、部室には何人かの影があった。


「おっ!遅かったな、ボス!」


いの一番に蔵人を見つけた鈴華が、片手を上げてクールに蔵人を出迎える。

その横で、頭を勢い良く下げる伏見さん。


「うっす!お疲れ様です!」


他にも、鶴海さんや西風さん、祭月さんに慶太もいた。

伏見さんのお友達も居るけれど、先輩達は居ないみたいだ。まだ体育祭の練習中かな?


「お疲れ様、みんな」


蔵人は軽く手を振って挨拶しながら、部室に入る。

鈴華達も、体育祭の練習が終わって来たばかりみたいで、今から練習をするみたいだ。

なので、今日は瞑想とミニゲームを中心にやる事とする。

基礎練分は動いてきただろうし、人が揃わないと、各パートに別れての応用練は難しいからね。


今日の練習は、通常は30分しか出来ない瞑想に時間を割くことにした。

既に瞑想のコツを掴んでいる西風さんと慶太は、魔力をグルグル回している。

彼らも近い内に、覚醒出来るかも知れない。


蔵人は、瞑想のコツが掴めていないメンバーに声を掛けて、アドバイスをする。

と言っても、魔力を掴むイメージは個々で違うので、あくまで理論を教えるだけだ。


カァアーツッ!!

祭月さん、寝ちゃダメだぞ?


瞑想を終えたら、1戦だけミニゲームをしよう。

早速チームに別れて…。


「ちょっと待て!そりゃ不公平だろ!」


鈴華が吠える。

どうも、チーム編成に不満があるようだ。

蔵人のチームが過剰戦力だと言う。

でも人数は一緒だよな?


「チームに蔵人ちゃんが居るのに、人数が公平なんて不公平ってことね」


鶴海さんにまで言われてしまった。

なので、蔵人は言われるがままに、蔵人チームから選手を輸出していく。

結局、蔵人チームは慶太だけになった。


「おい!さすがにこれはイジメだろ!」


蔵人のツッコミに、


「いや、こんぐらいだろ?」

「せやな。これでも勝てんかもしれんで。カシラには」

「いい勝負になると思うわ、蔵人ちゃん」


全員がシレッとそう言う。

えっ?俺がおかしいの?

蔵人は自信が無くなり、唯一の仲間に視線を送る。

すると、


「頑張ろう!くーちゃん!」


屈託の無い笑顔を返されてしまった。


「…そうだな。頑張ろう」


不思議と、心が落ち着く蔵人だった。


そんな仲良し特区外コンビだったが、結果はなかなかの物だった。

蔵人のシールドファランクスによって、殆どの選手を足止めして、その足元から慶太のミニゴーレムが彼女達の自由を奪った。


「ぎゃぁあ!動けないぃ!」

「窒息す…」


ベイルアウト多数。

それを回避出来たのは、伏見さんと鈴華のみ。

だが、彼女達にもトラップを仕掛ける。

空中に、幾つもの鉄盾を設置した。

すると、嬉々としてそれを掴む伏見さんと、磁力で引き寄せる鈴華。

だが、


「なんやこれ!」

「ちきしょー!盾にゴーレムが隠れてやがった!」


鉄盾の裏に、ゴーレムを忍ばせていたのだ。

お陰で、2人とも仲良く土ダルマとなる。

掃討完了。

ハイタッチを決める、蔵人と慶太。


「くっそぉ〜。この人数で無理なのかよ!」

「圧倒的やったな、2人のコンビネーション。ウチらも何か、連携技考えんとイカンで」

「そうね。こんなのはどうかしら?」

「はい!はい!僕もこんなの思いついたよ!」

「ちょっと待て!私の上履きがどっかに飛んでったんだが!?誰か知らないか?」


女子チームは悔しがる一方、早速作戦会議を開いている。

とてもいい傾向だ。自主性が芽生えている。

こうして、切磋琢磨する内に、気付けば高く登っているもの。


約1名トンチンカンな方向に飛んでいっているが、この娘は何時か特別授業を開きたいと、蔵人は思っていた。


しかし、随分と時間が経ったが、先輩は1人も来なかったな。

蔵人はその事が、少し心残りだった。



その翌朝。

蔵人は早朝練習も再開した。

メンバーは若葉さん。それに、


「よろしく!オイラは山城慶太。くーちゃんの幼稚園からのおささ馴染みだよ」


慶太も呼んだ。

ちなみに慶太、おさななじみ、だぞ?お笹が馴染んじゃってるぞ?


「よろしくね。望月若葉だよ。若葉って呼んでね」

「おー!ワカちゃん!」

「じゃあ君は、けーちゃんだね」

「ほいほーい」


早速馴染んでいるな、この2人。

慶太程ではないが、若葉さんもコミュ力が高い。

あの円さんに、凄い気に入られていたからね。


この3人で行うのは、もっぱらユニゾンの練習だ。

若葉さんとだけでも、随分とユニゾンが出来る時間が延びていたが、慶太がいればもっと効率的に練習出来ると思い、呼んだのだ。


そして、その目論見は概ね当たっていた。

3人で行ったユニゾンは、初っ端から3分近く維持出来た。

何度も繰り返し、感覚を掴むに従い、そのタイムも徐々に延びていく。

形成されるユニゾン魔法も、ただの箱では無く、見覚えのある物体に成りつつあった。

目に見えて実感出来る成長に、3人の顔が輝いた。



それから体育祭の準備が佳境に入るまで、蔵人の学校生活は概ね、異能力訓練とチーム競技練習の繰り返しだった。


朝はユニゾン練習。これはかなり順調だった。

ユニゾンの継続時間は徐々にではあるが、確実に延びており、ユニゾン状態で動いたり、飛んだりと、行動範囲も広がっている。

形成される物体も、"変形"出来る様になった。

まだまだ、幼稚園児の粘土細工みたいな出来だが、徐々に龍の形となってきている。


チーム競技練習も、一部以外は順調だ。

リレーはバトンパスを中心に練習が繰り返され、出走順も時折見直された。

だが、蔵人と海麗先輩は固定されたままだ。


ちなみに、リレーで走る距離についてだが、第1第2走者は100m。第3第4走者は200m。そして第5、アンカーは400mだ。

アンカー程になると、200mじゃ数秒で走りきってしまう人が殆どなので、こうなったらしい。

だから、このチームリレー競技では、速い人が後ろに配置されているのだ。


他のチーム競技や学年競技も、練習している姿が増えて来た。

だからだろうか、その練習の合間で、暇になった人達が出てきているみたいで、


「「キャァア!黒騎士さま〜!」」

「「蔵人様〜!頑張ってぇ!」」


ほぼ毎日、リレーの練習会場には蔵人の応援団が形成されるようになってしまった。

しかもこれ、女子生徒だけじゃない。


「「うぉおお!蔵人ぉお!」」

「「優勝だ!黒騎士!」」


男子の応援団まで出来ている始末。

元々、黒騎士のファンには、少なくない人数の男子も含まれていた。

若葉さんの情報では、ファンクラブ全体の2割近くが男子生徒なのだとか。


「凄い人気だね、蔵人君」


海麗先輩が、応援団を眺めて言う。

蔵人は、汗を拭いながら軽く頭を下げる。


「すみません。お騒がせを」

「全然。そういう意味じゃなくてさ。ただ…」


海麗先輩がこちらを向く。


「もう少し本気、出してみない?」


海麗先輩は、蔵人が手加減をして走っていることを分かっていた。

それが、他のメンバーのやる気を削がない様にしている事と、他のチームに警戒心を抱かせない様にしている事も。


「でも、私とのバトンパスだけは、本気のスピードでもした方が良いと思うんだ」


海麗先輩の言うことは最もだ。いざ本番で本気を出して、バトンを落としたら意味が無い。

蔵人は、試しにゴール50m前から本気で走って、海麗先輩にバトンパスを行ってみた。すると、


「ん〜…はみ出しちゃったね」


海麗先輩の不安的中である。

パスを終える前に、パスコースをオーバーしてしまった。

そして、コース内に収めようとすると、今度はバトンパスの成功率が落ちた。具体的には、100%が30%にまで。

体育祭まで約2週間。大きな課題が出来てしまった。



放課後の部活も、少しの不安が燻る。

先輩達の出席率が悪いのだ。

2年生で良く来てくれるのは、鹿島部長と秋山先輩の2人。偶に西園寺先輩とサーミン先輩が顔を出すが、ミニゲーム前に帰ってしまう。


部長は、「2年生は練習も多くて大変だから、出席率が悪いと思う」とフォローしていたが、蔵人が懸念するのは出席率だけではなかった。

部活動が暫くお休みだと聞いた時の先輩達の喜びようが、今でも鮮明に思い出される。


厳しい練習の日々に、嫌気が刺しているのだろうか。もしそうなら、最悪退部とかも有り得る。

そうでなくても、モチベーションは大きく下がっているだろうから、練習の効率は非常に悪い。


そんな2年生の状況とは逆に、1年生は概ね参加している。

偶に家の用事や、体育祭関連で来れない程度で、後は自主的に参加してくれている。

無理に出なくても良いよと、蔵人は言っているのだが、少しづつでも強くなる感覚が分かるのか、みんな楽しそうに練習している。

こういう状態の中では、練習の効率も良くなる。

この状態をなるべく維持できる様に、飴と鞭を使い分けねばなるまい。


ミニゲームは相変わらず、蔵人チームは2人だけで、他の選手は全て相手チームに配置されてしまう。

なので、蔵人チームは基本的に蔵人との連携技練習の時間となってしまっている。


慶太とは、妨害と防御を織り交ぜた籠城作戦を。

鈴華とは、鉄盾と磁力を使った連携攻撃。

伏見さんとは、盾を足場にした立体機動攻撃。

そして、祭月さんとは、盾と爆発を使ったリアクティブシールド攻撃だ。


「3番!7番!8番!設置!」

「任せろ!」


蔵人の掛け声に、蔵人のすぐ隣で構える祭月さんが、威勢よく返事する。

今、蔵人は目の前に10数枚の水晶盾を展開し、走って来る相手チームに備えている。

蔵人の盾に、鈴華の攻撃が炸裂する。


「うりゃあ!」


すると、鈴華の拳が当たった瞬間に、蔵人の盾がバラバラに弾け飛んだ。

いや、違う。爆発したのだ。

爆発の衝撃は、鈴華の方面だけに波及する。


「ぎゃあっ!」


短い悲鳴を残し、地面を転がる鈴華。

これが、リアクティブシールド。

蔵人のシールドの表面に、祭月さんの爆発を仕込み、衝撃が加わると自動で起爆する。

まさにリアクティブアーマーのシールドバージョンである。


蔵人の盾が、しっかりと祭月さんの爆発を受け止める防御力を誇っているのも大事だが、祭月さんが、蔵人の盾の位置をしっかりと把握しているから出来る芸当だ。

彼女の、空間把握能力が高い事で為せる技であろう。


「くっ、黒ひげ危機一髪みたいな技やな。せやったら、これはどうや!」


伏見さんがサイコキネシスで盾の破片を投げて、遠くから盾を攻撃する。

確かに、これならリアクティブシールドが勝手に起爆するので、除去が容易い。

だが、蔵人はそれも見越して、リアクティブシールドでないシールドも複数紛れ込ませているのだ。

だから、遠距離攻撃で勝手に起爆して、こちらに被害を与える様な位置に盾は用意していな…


ドゥンッ!!


蔵人の直ぐ近くにあった盾が大爆発を起こし、蔵人は祭月さんと一緒に吹っ飛んだ。

ゴロゴロと床を転がり、止まった所で腕の中の娘に問いかける。


「…な、んで、この盾に、仕込ん、だ?」

「えっ?だってコイツが8番の盾だろ?」


幸い、瞬時にシールドで守ったので、蔵人達に大事は無い。

蔵人はよろよろと腕を上げ、最前線の角にある盾を指さす。


「8番は、向こうのあれ、だ。それに、なぜ、盾の裏に、火薬を設置、した…」

「うん?何か不味いのか?」


惜しむべきは、大事な所で有り得ないポンコツっぷりを引き起こす、祭月さんのオツムか。

蔵人の手が、力無く落ちる。

今日のミニゲーム。蔵人チームは久しぶりに敗北を喫した。

体育祭とファランクス部の様子でしたが、どちらも大変そうですね。


「2年生共がサボっているのが気になるな」


サボってはいませんよ。部活動自体はお休みなのですから。

1年生が、積極的に自主練しているだけです。


「うむ。1年共のやる気が高いのは分かった。だが、このままでは来年、出場するのはそ奴らになるぞ?」


さてさて、どうなるでしょうね。

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― 新着の感想 ―
[一言] >祭月  上手く蔵人と連携できれば、防御にかなり幅ができますね。  正に”フローティング・マイン”(浮遊機雷)って感じでしょうか。  あと鈴香や早紀の能力で、爆発する盾を敵陣に投げ込ませて…
[一言] 祭月嬢のおかげでいい訓練ができてるじゃないですか 咄嗟にシールドを張る、とか護衛含めて何にでも使える技術ですよ!
[良い点] 部活への出席率、これに関してはしょうがないと思いますがね。蔵人氏ありきとはいえ、全国三位の実力、三年生が抜けて実質、最上級生となったことによる驕り、部活免除の後ろ楯。私としましても、彼女達…
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