初心者はどんな作品にレビューを書くべきか? & レビューを書くメリット
レビューは「書きたい!」と思った作品に書けばいい。でも、「そんなものはないが、とにかくレビューに挑戦したい!」という方もいるかもしれない。
ここでは、そんな方のためにレビューが書きやすい作品をご紹介しよう。
オススメはこちらだ。
・起承転結がしっかりしている作品
・あらすじがきちんと書いてある作品
・他の人がすでにレビューを書いている作品
・短編
テンプレートの最初のステップ「①作品の内容紹介」でも述べた通り、レビューを書く際には作品のまとめをする。
「起承転結がしっかりしている」ということはストーリー性があるということ。筋書きが明瞭な作品は、内容をまとめやすいのだ。
また、「あらすじがきちんと書いて」あったり、「他の人がすでにレビューを書いて」いたりしたら、困った時はそれを参考にしてレビューを書けばいい。もちろん丸パクリはよろしくないので、程度はわきまえておくこと。
「短編」をオススメするのは、初心者だと「長い話は読むだけで手一杯! レビューまで手が回らない!」な事態になりかねないからだ。大作よりも、まずはあまり時間をかけずに読める作品から挑戦してみよう。初めは感覚を掴むのが肝心だ。
「こんなの全部満たした作品、どうやって見つけるの?」
とお困りになったあなたに朗報をお届けしよう。「小説を読もう!」で「なろうラジオ大賞」と検索だ。
加えて、「詳細条件設定」で「短編」にチェックを入れておけば、1000文字以下でしっかりとまとまった作品がゴロゴロ出てくる。上記の条件を満たしたものも多いので、初心者も上級者も小躍りしたくなることだろう。
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話題は変わってレビューを書くメリットの話。
私は、レビューは400文字以内で書くショートショートのようなものだと思っている。つまり、これも一種の小説だ。しかも普通の作品よりもお手軽に書ける物語である。
手軽に書けるから数をこなせる。数をこなせるから色々なことを試せる。PVの伸びや評価の付き方を見れば、何がウケたかの分析ができる。その結果は自作にも役立てられる。
また、文章をまとめる力や作品内容、魅力を簡潔に伝えられる能力が身につくのも見逃せない。これは自分の作品のあらすじを書く時にも活かせる力だ。
ここまでは自分でも作品を投稿している人が利益を得る話。では、読み専にはお得を感じられる瞬間はないのか? いや、そんなことはない。
レビュー投稿がきっかけで、好きな小説の作者と交流が持てるようになるかもしれない。そして、その人があなたの新しい友人になってくれる可能性もゼロではないのだ。
それに、レビューが書かれた作品は注目される機会を一つ得たことになる。それが上手く作用してくれれば、一気に読者を増やすこともできる。
あなたの推し作品をあなたの手で盛り上げる。何だかテンションが上がらないだろうか?




