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2 ハーレム風呂2

「あっという間に食べてしまうな。麿莉奈が何時間もかけて作ってくれたのに。ごめんね」

「ウチは幸斗さんに食べてもらえるのがうれしいんです。おかわりもありますからね」


「俺の方こそ、うれしいよ。俺なんかのために……藍、お水ちょうだい」

「はい、先輩」


 ハーレム風呂で、女の子たちがご奉仕してくれて幸せだな。


 チーズケーキをあっという間に2切れ食べ終えてしまった。


「ウチもお風呂に入らせてもらいます」

 麿莉奈はお皿を置いて、ジャグジーに足を差し入れてくる。


「自分も先輩と入りたいですね」

 

 6人も入ると、広いジャグジーも女の子風呂って感じになってくる。


「桃香さん、代わってください。ウチも幸斗さんに抱きつきたいんです」

「えーやだ」


「桃香さん、早くどいて」

 麿莉奈が俺と桃香がくっついている間に手を差し込んで引き離そうとする。


「麿莉奈は幸斗のことが大して好きじゃないんだろ。幸斗と知り合ったのが一番遅いくせに」

 桃香は俺と離れたくなくて、麿莉奈をディスる。

 

 俺と出会ってからの時間順に女の子を並べると……


 千紘姉さん  約12年

 ニーナちゃん 約1年

 桃香     7週間

 藍      6週間

 麿莉奈    4週間


 桃香は4月に同級生になってからの付き合いだ。麿莉奈とあまり違いはないのだが、桃香にとっては少しの違いでもマウントしようとしている。


 それに桃香は俺に妹の柚子香ちゃんの病気を救ってもらった恩があるから、桃香は俺を大好きと言う資格がある。


「くうぅ……ウチは形から入るんです。幸斗さんと肌を触れ合わせるうちにもっと好きになっていきます」


 麿莉奈はまだ俺のことを実は好きじゃないだろうっていう疑惑をかけられて悔しそう。

 何とか言い返しているけれど、ちょっと形勢不利。


 麿莉奈は実家の家業を守るために、売られてきた子だからな。麿莉奈は俺を好きでもなんでもないのに、いきなりくっつけられたかわいそうな子だ。


 俺としては桃香が麿莉奈をイジメていると、居たたまれなくなる。桃香は俺を好きすぎになってしまったら、他の女の子に敵意を向けるのはわかるんだけどね。


 麿莉奈も俺のことをちょっとは好きそうなんだよね。美味しい料理やスイーツ作りを頑張ってくれて、俺との距離をグイグイ詰めようとしてくれている。


「まあまあ桃香、意地悪言わずに麿莉奈に代わってあげてよ」

 俺は取りなす。女の子たちのケンカをなだめないといけないから、王様の役目は大変だね。


「むー 大好きなゆきとがそうゆうなら」

 しぶしぶ桃香は俺の右腕を解放する。俺から離れていく時も「大好き」を伝えるのが、かわゆい。


「幸斗さん♡」

 麿莉奈がすかさず桃香を押しのけて、俺の右腕に抱き着いてくる。俺の名前にハートマークを付けて呼んでくれて、形から入るっていうのを実践している。


 麿莉奈もDカップくらい胸が膨らんでいる。ワンピース水着越しとはいえ麿莉奈がぎゅうっと抱き締めるとおっぱいにしっかり挟まれている。


 以前、麿莉奈は俺のことを何とも思っていないが、いずれ好きになると宣言して微妙にツンデレぽかった。

 ツンデレって普通は、主人公が攻略してからデレるものだ。しかし麿莉奈の場合は麿莉奈の方からデレようと努力してくれているわけだ。


「……」

 俺はきっと顔を赤くしている。だって麿莉奈のおっぱいも柔らかくてびっくりしているから。


 千紘姉さんに見られていて恥ずかしい。桃香が抱き着いていた時は桃香が俺を好きすぎるからしょうがないって感じだったけど……麿莉奈が抱き付いた場合は、麿莉奈の体に心が動いてしまったとバレる。


「いいわあ、これ。幸斗さんと肌を触れ合わせてるとすごくドキドキしてきます」

 うっとりした声を出す麿莉奈。

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