表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
芸術は爆発だ!!  作者: ヒョーゴスラビア総統
三章 紙絵師によるお化け退治だ‼︎
96/145

二十五話 女神の運賃は実質タダ

 Tー34の弾無しは本当で脅迫がただの嘘になった後の話。


 ヘイシダコの回収をしている最中。


 同じ性別なのが影響したのかTー34はゼアミとサンサンと仲良くなっていた。


 そのままの流れ、俺より身長も歳も小さい娘達に上目遣いされてしまったのだ。


 我ながら変態紳士の心に響いてしまえば加入するしか無いだろう。


 まぁ、あの棺桶での戦闘シーンを見るのは嫌いじゃない、むしろ好きだ。


「何よ、トキマサさん。私たちが無能と言いたいの?」


「いや、ちゃうねん。短所があってもそれを凌駕する長所が人間やったらあるねん。でもな、お前らに長所なんて今のところ見当たるもうな見当たらないような、な!」


「それは遠回し無能と言ってるの!」


「確かに!」


 俺は少しだけ煽りを入れて声高々に言う。


 俺の煽りが入ったのかゼアミは机に伏せた。


 よし、これでうるさい奴が静かになったな。


「同志よ。ヘーキだヘーキ、フレンズによって得意なことは違うからな。兵器だけに」


「お前の得意なことは寒いダジャレと脅迫だけだろ?」


「しゅん(泣)」


「可愛くしても無駄だからな」


「シューーーン(嘘泣き)」


 わざと耳を下げて悲しそうな素振りを見せるTー34。


 ケモ耳キャラがそんな事をすれば可愛いがこいつはロリを被った獣そのもの。


 心の底から悲しくなっているはずがない。


 いや、そもそも心が無いだろう。


 そうでなければ無慈悲にヘイシダコを鏖殺できるはずがない。


 だって、一匹残さず全て駆逐したからな。


 タコに親でも殺されたか?親がタコに食われたみたいな剣幕だったぞ。


「そんな嘘泣きなんかされても」


「嘘泣きじゃない、涙と鼻水が流れて出ているだけだ」


「きったねーな、コイツ」


 泣いているゼアミと同じくらいぐちゃぐちゃに泣いていた。


 この辺も飼い主に似てしまったか。


 わざとこれだけ泣いたのかそれとも偶然なのか。


 すまなかった、心がないなんて言った俺が悪かったよ。


「取り敢えずハンカチ渡してやるから。美少女の鼻水は汚いようで汚くないからな」


「………………」


 ボケを狙ったつもりなのに反応が無い。


 俺の相棒、ツッコミ役の例の女神の反応が無いのだ。


「どうしてボケにツッコンでくれんなかったん?」


「………うぇ?ああ、そこら辺は寝てたの」


「なんや、寝てただけかい、良かった。って会話中に寝てんじゃねえ」


 確かに黙らした俺もだけどそのまま寝ないでくれ。


 ゼアミをおぶって帰るのは俺なんだぞ。


 サンサンとは違って絶壁のゼアミを背負っても何も恩恵が無いのだからな。


 運賃実質0円なんだからな。

ご愛読いただいた貴方に圧倒的感謝を‼︎

芸術は爆発だ‼︎と作者は皆様の声援と笑いにより日々進化していきます。

楽しんでいただけるとトキマサ達が喜びます


・腹筋が崩壊した

・もっとネタを見たい


などと少し思ってくださった方は、画面下部の☆☆☆☆☆を★★★★★にしてブックマークに入れていただく、率直な感想、批評などで応援して下さるとモチベーションが上がりネタが大量生産する事ができます


また誤字脱字や文法上でおかしい箇所を指摘していただけると幸いです。


それでは全ての読者に絶対的な祝福あれ‼︎

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ