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芸術は爆発だ!!  作者: ヒョーゴスラビア総統
三章 紙絵師によるお化け退治だ‼︎
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十八話 覚醒した女神

「トキマサさん、取って!ヌメヌメしてて取りにくいの。私の、私の綺麗な髪が汚されちゃうわ」


「頑張ったら自分で取れるさかい。サンサンを見てみい、あんな目に遭っているのに喜んでいるねんで」


「ご主人様、エヘヘへ。ご主人様」


 サンサンの顔にはタコがベッタリくっついていた。


 側から見れば窒息しそうに見えるが声が聞こえる感じ息は出来ているみたい。


 まるで映画エイリアンで卵を産めつけられているみたいなシーンになっている。


 流石に卵を産みつけられていないよな?


 取り敢えず引っ付いたままだと危ないのでサンサンの頭ごと筆で殴る。


「プギャッ」


 情けない声が聞こえたがこれでタコはやられたようで引き剥がす。


 うん、殴られた衝撃で鼻血を出しているが生きているな。


「私にドMに慣れっていうの?お願いトキマサしゃん、一生のお願い。このタコを取って」


「お前の人生何回あんねん。分かった、分かった。取ったるからちょっと止まれ」


「トキマサしゃん」


「でも嫌〜」


「・○*>〆=〆=%〆¥/*々$♪・(喋れないほどの怒り)」


「ごめんって」


 怒って駄々をこねる子供みたいに暴れ出したゼアミ。


 これは弄りすぎた俺が悪い。


 ゼアミの顔に張り付いていたタコを話すと粘液まみれの別嬪が現れる。


 声から察していたがやはり泣いていたか。


 動物に顔を張り付かれるのはある意味トラウマかもな。


 タコによほどトラウマを植え付けられたのか泣きながら立ち上がった。


「ふっふっふっ、このホワイトヴィサードたる職業の凶暴性が抑えられない。幼女になって理解しづらいと思うけどね。結局のところ私も神様に生み出さらたモンスターなのよ」


「今のところ0キルだよな」


「はい」


「現状1番の平和主義者」


 女神としては平和主義は良いことだが冒険者としてはアウト。


 本日もゼアミの経験値は数匹分かなと思っている。


 ゼアミの顔から剥ぎ取ったタコを一発だけ拳で殴る。


 骨がない軟体動物だからか打撃がある程度響いたのか動かなくなった。


「では瀕死のヘイシダコさんには天国への片道切符をあげるわ。あっ、これコンビニのレシートだった」


「そんな間違いありゅ?」


 ゼアミがまさかのコンビニのレシートを持っていたとはな。


 ただゼアミからレシートを見せてもらったが天界の購買部に近いものらしい。


 格好つける時につけられないのが俺達の音楽神ゼアミだ。


 そしてトドメを刺したゼアミに危機感を抱いたのかタコが二匹突撃してきた。


 ゼアミは華麗に避けて白光の楽器で殴る。


 どうしたんだゼアミ、覚醒している。


 今までのゼアミを返して。

ご愛読いただいた貴方に圧倒的感謝を‼︎

芸術は爆発だ‼︎と作者は皆様の声援と笑いにより日々進化していきます。

楽しんでいただけるとトキマサ達が喜びます


・腹筋が崩壊した

・もっとネタを見たい


などと少し思ってくださった方は、画面下部の☆☆☆☆☆を★★★★★にしてブックマークに入れていただく、率直な感想、批評などで応援して下さるとモチベーションが上がりネタが大量生産する事ができます


また誤字脱字や文法上でおかしい箇所を指摘していただけると幸いです。


それでは全ての読者に絶対的な祝福あれ‼︎

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