五話 獣人の生態
「良くねえよ。ゼアミ、もうアレな、今日から西洋人形達と寝てもらうで」
「それは絶対嫌ーーー」
「せやったら一声掛けろ、寝ぼけてても良えから、な?」
「分かったわよ、そうすれば良いのでしょう?」
「せやで。よしこれでゼアミはお終いや。次はサンサンお前や」
「ご主人様がNTRされたアル。ご主人様がとうとうNTRされたアル」
「おい、新たな快感の世界を開拓しに行くじゃなねえ。戻ってこいサンサン。お前はまだやり残した事があるやろ」
「そうアルナ。ご主人様にシバかれるアル。ご主人様その手に持っているものはナニアルカ?それで是非ともシバいて欲しいアル」
俺が片手に持っている自作のハリセンを見て喜ぶサンサン。
「よし、よくぞ戻ってきたなサンサン。シバくのは後や。まずはお前がなんで俺のベッドに潜り込んでいたかや。なんで自分の寝室では無く俺の部屋に居たんや」
「それはアルナ。ご主人様が狙われないようしっかり警護していたアル。これでもご主人様はこの屋敷の主。いつ何処で命が狙われるか分からないアル、だからいつでも守れるようにご主人様のベッドの中にいたアル」
「それにしては気持ちよさそうに寝てたな。気持ちよかったか?」
「気持ちよかったアル」
「アホかお前はーーー」
バシンッ
豪快且つ爽快な音が部屋中に響き渡る。
音の割にそこまでダメージが少ないのがハリセンの良い所だ。
「アーーーン、これアル、これを待ってたネ」
「トキマサさん、ツッコミが雑になってない?」
(はい、いつものトキマサさんのツッコミほどキレが無いです)
「誰のせいやと思ってるんや」
「(誰のせいなんでしょう{ネ})」
「お前ら以外だれがおんねん」
全員が目を横にしながらボケ出した。
もう、ツッコミ疲れた。
朝からこんなにカロリーを消費するとは思ってもいなかった。
まだ朝であり、まだ本題も残っているのにこの減り。
今日の俺は耐え切れるのだろうか心配だ。
「よし、これからが本題やTー34。スッポンポンの格好で入ってくるのは辞めて欲しかったんやけども」
正直、服を着ているか着ていないかによってはゼアミの反応は変わったのかも知れない。
問題はそこでは無いと思うのだが全裸なのは大問題だろう。
俺だって見知った異性に対して同性が裸でいたら状況によっては手が出るかもしれない。
なのでゼアミの判断は妥当で俺もこれには文句を言っていない。
(ああ、私がいた事は不問なのですね。良かった良かった)
「良かったじゃないよ?後でちゃんと聞くさかい。ライカさんは逃げんなよ」
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