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芸術は爆発だ!!  作者: ヒョーゴスラビア総統
二章 紙絵師による冒険の時間だ‼︎
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七話 ここまでがテンプレ

 ホラー映画とかでいつのまにか背後に幽霊がいる時がある。


 恐ろしいことを想像しているとそれをものともしない眠そうな声で返答してきた。


「んっ?何ーー?」


 ついさっきまで眠ってましたとか言い出しそうな声。


「お前、まさか寝てないよな」


「寝てないわよ」


「ほんまか?ほんまに寝てないか?正直に言いなさい」


「………寝てました」


「どういう神経してたらこんな騒がしい状況で寝れるんねん」


「だって怖いんだもん。それで目を閉じていたらトキマサの背中が気持ちよくてそのまま」


 我ながらうるさいノリと大声出していだと思うのだがその中でこの女神は寝ていたという。


 神経が図太いというか、ウドの大木かな?


「一応、お前が俺たちの秘密兵器やからな。期待しとるで」


「ふん、当然じゃない。じゃないとここには来ないわよ」


「その意気で頼むで、それでこそ音楽神ゼアミや」


 いつものゼアミの気迫に戻ってきた。


 俺に言われて調子に乗っているようだが今の際どうでも良い。


 さてと、お化け探しを再開するか。


 受付嬢は沢山の幽霊が出ると言っていたが今のところ出会ったのは零だ。


 本来、お化け屋敷のように怖がりまくる予定だったのに今ではこちら側から探すという構図。


 次、痕跡みたいなものが見つかれば良いなと思いながらドアノブを回す。


 蝶番が錆びているのか開きにくくなっているのか全然開かない。


「開くのが遅い‼︎」


「開くのが遅いからってドアを蹴らないで?」


 つい力んで蹴ってしまったが力が少ない手より足を使うのは定石。


 確かに物に対して当たるのはいけないけど。


「普段から台パンしてそう」


「台湾なら行ったことあるで?」


「あれこれ連想ゲームだったっけ?」


 そう思った時点で俺との悪口喧嘩は負けているんだよ。


 さて、扉が開きにくかっただけでこの部屋には異常は無さそうに思える。


 俺の霊感的にはこの部屋にはいなさそうだ。


「どや、ゼアミ。この部屋にいそうか?」


 一階の部屋の中でこの部屋が一番の奥に配置されているのである程度は何か感じているか?


 俺もない筈の第六感を発動させながら入っていく。


「トキマサさん。私、霊感ないんだけど」


「え?そうなん」


 そうなのか、俺には何か感じるのだが気のせいなのだろう。


 ゼアミも女神だから多少の神秘な感性を期待していた。


 そう思いながら廊下へ出て反対側の部屋の扉の前に立つ。


 さてと次はこのお札見たいな異世界文字が書かれた扉を開ける。


「ほら、この中にはぎっしり敵が詰まってるんやで………。一匹もおらんやん」


「いやそれが普通だからね」


 じゃあ今この部屋を出て二階を攻めるかと思っていた矢先。

ご愛読いただいた貴方に圧倒的感謝を‼︎

芸術は爆発だ‼︎と作者は皆様の声援と笑いにより日々進化していきます。

楽しんでいただけるとトキマサ達が喜びます


・腹筋が崩壊した

・もっとネタを見たい


などと少し思ってくださった方は、画面下部の☆☆☆☆☆を★★★★★にしてブックマークに入れていただく、率直な感想、批評などで応援して下さるとモチベーションが上がりネタが大量生産する事ができます


また誤字脱字や文法上でおかしい箇所を指摘していただけると幸いです。


それでは全ての読者に絶対的な祝福あれ‼︎

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