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芸術は爆発だ!!  作者: ヒョーゴスラビア総統
一章 紙絵師による異世界冒険だ‼︎
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25話 スキル強化の方法によって良質なゲームか分かる

「でも即死攻撃を習得出来るほどの成長ポイントはあるのよね?他のはレベル上げしてないの?スキル開発とか」


「ポイント?なんやそら」


 てるてる女神に聞いてみる。


 そう言えば受付嬢がレベルアップでスキル獲得とレベルアップが習得できる。


 そんな事を云々言っていたような。


 それらは後で聞こうとか思っていたが次へ次へと思っていたら忘れていた。


 というか職業を貰ったのと異世界に来たことの喜びを忘れてしまっていた。


 こう言うオチよくあるよね。


 めんどくさくなってチュートリアルとかスキップして最終的に詰む。


 今の俺はそういう状況。


 一応今あるスキルはゼアミビンタを食らった次の日。


 拗ねながら武器で発動させるものだということ。


 そう今あるスキルは筆に付与していたスキル。


 俺自身が発動、使役できるものではなかった。


 俺はただ魔力を回すだけ、いわば電気回路で言うならば電池。


 俺はスキルを使いたいのだ。


「ポイントっていうのはね。レベルアップや職業を得た時に貰える能力値上げのポイントよ。RPGにも良くある定番よね?分かっていると思うけどこれをうまく振り分けてスキルを多彩に発揮する者もいれば私みたいに人を惹きつけるスキルレベルを上げたりスキルを習得できるわ」


「お前の中では人=ギガントクリオネなんやな」


 いつの間にかそんなスキルを習得していた。


 初耳だしそんなの発動していたのか?


 俺の心には何も反応されなかったぞ。


 女神のパァァァァみたいな心の動きは無かった。


「違いますー。きちんと人を惹きつけてます。ねっそうでしょサンサン。パーティー募集も私のスキル〈カリスマ〉に誘われたのよね」


「いえ。ただパーティー募集の広告の絵が幻想的だったアル。それだけアル」


 おっ、それは遠回しに俺の絵を評価してくれているのか。

 時間をかけた甲斐があったものだ。


 ゼアミには申し訳ないが元々カリスマが最底辺レベルだった。


 そういう結論に至る。


 骨折り損とはこういう事を言うのだな。 


「うううなんで?私の神性とカリスマが有れば信者なんて当たり前、他の神々の信者も皆メロメロなのに」


「ただゼアミは普通に可愛いアル。そのロリ体系と大人びた口調のギャップが凄いアルヨ。元気だすネ」


「それって褒めているのかしら」


「褒めているアル」


 一切曇り無き眼でいうサンサン。


 お前も俺から見ればロリ体型だぞ。


 というかどこが大人びた口調なんだ?


 最初出会った時は確かに大人びていたがそのあとすぐにその身体に合うくらい。


 少なくとも俺はゼアミが大人びたているとは到底思わないしこの後も思わないだろう。


 サンサンのゼアミの心に突き刺さったのかあえなく撃沈。


「そんな、そんなのって無いわよね。ね、トキマサさん」


「いや、俺に振るなて。少なくとも俺にはそのカリスマは無いな」


 今さっきお前を大人びた女神認定を二度としないと誓ったところ。


「トキマサさん‼︎あるって言ってよ〜」


「いや〜胸もカリスマも無いものを無いっていうのは……な」


 そう言うとゼアミの声に生気がなくなっていく。


「もういや〜〜〜」


「ご主人、それはセクハラアル」


 ごめん、今のは俺が悪い、気持ち悪かった。


 女性に身体のことをネタにするのは禁忌だったな。


 だけど、真実では無いか?


 実際問題両方無いに等しいだろう。


 でもまあ、最後のトドメを俺がしたから。


 ここは少しゼアミの気を上げてやるか。


「ほいで、話を戻すけどスキルで他に無いんか?女神様」


「ううう、ようやく、ようやくトキマサの純粋な女神様を聞けたわ。何か憐憫を含んでいたけど。本当は教えたく無いけど教えてあげるわ」


 いや、チョロいわ。


 女神様って言っただけで持ち直すって、そこまで沈んでいなかったのか。


 溺れかけているように見えて実は浮き輪で浮いていたとかそういうノリですか。


 気持ちを取り戻したのか少し元気な声でゼアミはスキルについて話してくれた。


「スキルはね。適正や相剋、人の属性みたいなもので決まってくるわ。個人や種族などで決まっている場合もあるわね。大体が遺伝とかで分かるのだけどトキマサさんは……ね。分からないから」


 なるほど異世界から転生した俺にはそういうものが無いと。


 サンサンに俺たちが転生者だと感づかれないように言い回す。


 機械に囲まれた科学の世界から来た者。


 だがそうなると気になる点が一つ。


「そうやったら他の奴らはどうなるんや。流石に全員が全員分からないは無いやろ」


 そうだと転生してもらった意味がない。


 いや、チート武器でなんとか出来るが魔王を倒せるのか?


「そうね、だから職業で判別されるのよ。受付穣の人がオススメを言っていたじゃない。『これにより他の職業に比べ経験やスキル量が増えますのでそこも範疇に入れてお願いします』って。それもあるし、例えるなら火が嫌いな人が火属性のスキルを習得する時は標準値のポイントを消費したり、元々相性が悪すぎると開発出来なかったりなの。サンサンの種族の場合は気と呼ばれる無属性の気の塊を飛ばしたり、当てたりしているみたいだけどそれには特殊で高い武術精度や鍛錬が必要なわけで。だから自然に最上位技を習得しているくらいの娘だから他の技や能力を持っている筈なのだけど……」


「簡単に言うと〈鎧袖一触〉は上位技でありそれを使えるなら下位技の他のものも使えると言うことか」


 そう言いながらサンサンの方を俺は見る。

ご愛読いただいた貴方に圧倒的感謝を‼︎

芸術は爆発だ‼︎と作者は皆様の声援と笑いにより日々進化していきます。

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・腹筋が崩壊した

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また誤字脱字や文法上でおかしい箇所を指摘していただけると幸いです。


それでは全ての読者に絶対的な祝福あれ‼︎

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