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芸術は爆発だ!!  作者: ヒョーゴスラビア総統
四章 紙絵師と頭のネジが外れた獣人だ‼︎
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九話 パワハラ

「嘘ウソ、さっきのは上段の構え」


「しょうもない事言ってると舌引っこ抜くぞ、駄女神」


「ごめんなさい」


 ちょっと本気を混じった口調で言ったのが効いたのか素直に謝るゼアミ。


「知識も少ない、左遷される、冗談もおもんない。こんな空気にした責任どうしてくれんねん」


「そんなに言わなくてもいいじゃない」


 まるでパワハラ上司の常套句みたいな台詞に泣きそうになるゼアミ。


 全部事実なんだけどな。


 とは言え流石にこれは言い過ぎたと反省する。


「ごめんて、それにすぐ泣くなよゼアミ」


「フンだ、トキマサさんが私をバカにしていられるのもあと百年までよ」


「俺が死ぬまで言ってられそうやな」


 年老いても二人でボケとツッコミでやっていけそう。


 今では老年芸能人が増えてきたからそこに混じって大喜利でも出来るだろう。


 ゼアミは女神だから歳は取らないらしく、少なくとも俺が寿命で死ぬまで弄り続けられる。


 ゼアミの茶番に付き合っていると一つ気がついた。


 いつも俺たちの会話に入ってくるサンサンの声が聞こえない。


 一度筆の動きを止めてゼアミとサンサンの方を見るとサンサンが居なくなっていた。


「ゼアミ、サンサンどこ行った?」


「え、隣にいな……いーーー。どこ行ったのあの娘」


 迷子になった自分の子を探す母親みたいな反応。


 ただ本当に居なくなっていたため何処へ行ったのか辺りを隈無く見回してみると。


 サンサンはあのように見えて実は自由奔放で気がつけば何処かに行っている事がある。


 前には何故か簀巻きにされて川に流されていた事があったな。


 何があったのか分からなかったけど。


 そんな思い出を考えながら数本木が生えたところで寝ているサンサンを見つける。


 スキル強化訓練中に昼寝をしている。


 学校の授業中に昼寝をしている学生かな?


「ちょい、Tー34。お前あれ撃ってくれんか?弱くてでええから」


 日陰で休むサンサンの図。


 それを蜂の巣にするTー34図。


「イタタタタタタ。あっ、でもこれはこれで気持ちイイイイアル〜」


「同志よ、これは罰になっていないと思うのだが良いのか?」


「逆にサンサンに出来る罰って何なんやろな」


 これがドMの悪い所、処罰が出来ないと言う事だ。


 サンサンは俺から無視されると堪えるので最終兵器はそれだけ。


「…〆=1:|3|<」2|<;|2→|%:々→・3|%:*」


「放送禁止用語の羅列やめて」


 俺が引くほどやばい事を言ったよこの娘。


 今のうちに倫理観、正しておかないとやばい娘になるよこの娘。


 サンサンが起きた所でスキル強化訓練を再開する。

ご愛読いただいた貴方に圧倒的感謝を‼︎

芸術は爆発だ‼︎と作者は皆様の声援と笑いにより日々進化していきます。

楽しんでいただけるとトキマサ達が喜びます


・腹筋が崩壊した

・もっとネタを見たい


などと少し思ってくださった方は、画面下部の☆☆☆☆☆を★★★★★にしてブックマークに入れていただく、率直な感想、批評などで応援して下さるとモチベーションが上がりネタが大量生産する事ができます


また誤字脱字や文法上でおかしい箇所を指摘していただけると幸いです。


それでは全ての読者に絶対的な祝福あれ‼︎

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