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芸術は爆発だ!!  作者: ヒョーゴスラビア総統
三章 紙絵師によるお化け退治だ‼︎
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三話 園児たちの嫉妬

「あのさ、Tー34。俺が他の奴と話しとう間くらい静かにしてくれへんか?」


「しょうがないではないか。我が同志が浮気などと罪深いことをするからだ」


「あれ、お前ってそんなに束縛激しい娘だったっけ?」


 他の奴と会話しているだけで束縛かけてくるとはな。


 それに俺は浮気はしていないし、出来ない。


 だって、浮気をする前提に彼女がいないからな。


 あれ何故か目から涙が出てきた。


 悲しい、心に穴が開いている感じがする。


 そんな事俺の恋愛事情は置いておくとして飼い犬の不始末は飼い主の不始末。


「ゼアミ、お前の飼い犬だろ。ちゃんと躾けといてくれなあかんて」


「ふん、トキマサさんが私といる時以上に楽しそうにしているからいけないのでしょ」


「お前そんなに嫉妬深いキャラやったか?」


 何故こいつが嫉妬しているのか分からないがこの狂犬の躾はしておいて欲しい。


 危うく俺とペンタゴン、ギルドの半分が蜂の巣になりかけた。


 今日まで暴動どころか窃盗まで無かったこの平和の街に銃撃戦は行いたくない。


 そんな治安の良い街に問題を起こしたくはないし、いつまでも居たいからな。


「別に異世界で冒険者友達くらい作ってもええやろ」


 友達百人レベルじゃないが飲み仲間や情報を共有出来るくらいの友達が欲しい。


 例えば、受付嬢の誰々が可愛いとか、おすすめの武器屋とか聞いておきたい。


「同志よ、私がいるでは無いか」


 ドヤ顔をしながら真っ直ぐな赤い星の目でこちらを見つめてくる。


「いや、お前友達じゃ無いから」


「え?」


 衝撃を受けた顔をして泣き顔になるTー34。


 まるで親友に裏切られた少年漫画の主人公みたいな顔をしている。


「お前は、俺の、大事なパーティ。な⁈」


「同志‼︎」


「こっちくるんじゃねえ。マッドビーストウーマン」


 嘘泣きが得意な頭が狂ったヤンデレとはベクトルが違う美少女。


 動物にありがちな顎や尻尾を擦り付けてきている。


「さりげなくマーキングせんとってといてくれんか?」


「バレたか」


 俺はお前のテリトリーを決めるものではないが。


 てへペロみたいな顔をしているのが腹立つ。


「ご主人様、今日は何のクエストをやるアルカ?」


「トキマサさん、言っておくけどギガントクリオネとヘイシダコだったらやらないからね」


 ゼアミはもう軟体生物にトラウマを抱えているのだろう。


 襲われている事を思い出したのかいつものように涙目になりかけている。


 食われたり絡まれたり粘液を付けられたり墨をぶっかけられたりしたらトラウマにもなるわ。

ご愛読いただいた貴方に圧倒的感謝を‼︎

芸術は爆発だ‼︎と作者は皆様の声援と笑いにより日々進化していきます。

楽しんでいただけるとトキマサ達が喜びます


・腹筋が崩壊した

・もっとネタを見たい


などと少し思ってくださった方は、画面下部の☆☆☆☆☆を★★★★★にしてブックマークに入れていただく、率直な感想、批評などで応援して下さるとモチベーションが上がりネタが大量生産する事ができます


また誤字脱字や文法上でおかしい箇所を指摘していただけると幸いです。


それでは全ての読者に絶対的な祝福あれ‼︎

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