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芸術は爆発だ!!  作者: ヒョーゴスラビア総統
三章 紙絵師によるお化け退治だ‼︎
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一話 黒い噂

「トキマサじゃねえか、ちょっとこっち来い。飲み仲間が一人居ないんだ。少し付き合えや」


「ええやん、付き合うで。ただ飲み代は奢れよ、安もん頼むから」


 Tー34が加入してから二日後、女子無し一人でギルドに来ていた。


 少しは保育士の仕事にも休みが欲しいと思っていたところ。


 前から少しずつ仲の良くなっていた他のパーティの男性に誘われた。


 この冒険者男性の名はペンタゴンという。


 手や足に彫刻の様に盛り上がった筋肉に付いている引っ掻かれ痕。


 顎からは鋭い髭を生やしている赤髪の巨漢。


 ギルドにある酒場の一角、飲み物を飲んで疲れを癒すのに最適の場所だ。


「すいませーん、ギザミのシュワシュワ下さーい」


 いくら異世界とはいえ俺は未成年、お酒は気が向けば飲もうと思う。


 お酒が弱い人などはこれをよく頼んでいたので俺も飲んでみたけど。


 うん、泡が出てくる砂糖水みたいな液体だ。


 シュワシュワと呼ばれる炭酸モドキの清涼飲料水を近くに来ていた店員に頼む。


 ギザミという会社が作っているものだと勝手に仮定している。


 決して巨大な蟹だとは思っていない。


 口から噴出するものでは無いと思っている。


 頼んだシュワシュワが来るまで話を聞こう。


「そうだ、トキマサ。お前知ってるか?なんでも最近、金属でできた飛行物体があるらしいんだとよ」


「人はそれを飛行機と言うんだぜ」


「いや、ドラゴンが鉄装甲して飛んでいる事例もあるらしいから一概じゃ無いぜ」


「それはそれでやばくね?」


 俺が知っている金属で出来た飛行物体って飛行機かUFOしか無いんだけど。


 この異世界では並の生き物が生息していないな。


「何でもよ、魔王軍の基地が北の方向にあるらしくてな。そこから飛んできているらしいぜ」


 意外と所在場所が方向しか分かっていない系でしたか。


 方向が分かっていればそっちの方向が危険だとわかるからまだ良い方か。


「そこには魔王軍指揮官が居るとか居ないとか。まぁ、触る神祟り無しってな」


 うちの女神は触りまくっても祟りは無いがな。


 楽器で殴られる、愛の拳を食らうくらいで済む。


 恐らく魔王軍指揮官の方が恐ろしく見えるくらいだ。


「よりにもよって魔王軍の指揮官かよ、アイツら見たことは無いが滅茶苦茶強いらしいからな。賞金が懸けられているとはいえ、喧嘩は絶対売らないほうが良いな」


「そりゃそうだ。俺たちはただの冒険者。それに下級職、辺境でグダグダするのが1番よ」


「せやな〜」


 正直俺は魔王退治なんてせずにこの異世界でグダグダして暮らしてしまおうかと思っていた。

ご愛読いただいた貴方に圧倒的感謝を‼︎

芸術は爆発だ‼︎と作者は皆様の声援と笑いにより日々進化していきます。

楽しんでいただけるとトキマサ達が喜びます


・腹筋が崩壊した

・もっとネタを見たい


などと少し思ってくださった方は、画面下部の☆☆☆☆☆を★★★★★にしてブックマークに入れていただく、率直な感想、批評などで応援して下さるとモチベーションが上がりネタが大量生産する事ができます


また誤字脱字や文法上でおかしい箇所を指摘していただけると幸いです。


それでは全ての読者に絶対的な祝福あれ‼︎

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