エピローグ
アリスちゃん親衛隊集会所
1 親衛隊番号を入力してください
諸君、時は来た。各々準備は万端か?
2 親衛隊番号を入力してください
>>1
当たり前だ。俺はこの日のために腕を磨いてきたんだ。
3 親衛隊番号を入力してください
>>1
あたぼうよ。準備は万端だぜ。
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・
・
21 親衛隊番号を入力してください
ふむ、各々準備万端のようだ。よろしい。それでは宴の用意を進めよう。すべてはアリスちゃんのために!
22 親衛隊番号を入力してください
>>21
アリスちゃんのために!
23 親衛隊番号を入力してください
>>21
アリスちゃんのために!
24 親衛隊番号を入力してください
>>21
アリスちゃんのために!
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・
・
46 親衛隊番号を入力してください
しゃーーー!始まった!やるぞてめぇら!
47 親衛隊番号を入力してください
アリスちゃんキターーーーーー!
48 親衛隊番号を入力してください
この日のために磨いたオタ芸の腕を見せてやるぜぇ!
49 親衛隊番号を入力してください
ヒャッハーーーーーーーーーー!
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・
94 親衛隊番号を入力してください
こちらこそありがとうございました!お疲れ様でした!
95 親衛隊番号を入力してください
これでおわりかぁ……アンコールはないのかな?
96 親衛隊番号を入力してください
アリスちゃんワンモア!
97 親衛隊番号を入力してください
おい、なんかボスバトル開始されたぞ
98 親衛隊番号を入力してください
うおぉ!?でかいタコ……イカ?がでてきたぞ!?
99 親衛隊番号を入力してください
あ、アリスちゃんが!てめタコごらぁ!なにしてくれてんだあぁん?祭りの屋台に出してやろうか?
100 親衛隊番号を入力してください
アリスちゃんが!俺のアリスちゃんがぁ!
101 親衛隊番号を入力してください
>>100
おめぇのじゃねぇ俺のだ
102 親衛隊番号を入力してください
>>101
てめぇのでもねぇよ俺んだ
103 親衛隊番号を入力してください
>>100~103
アリスちゃんはだれのものでもねぇ俺のものだからそれはおいておいて誰かアリスちゃんを助けろー!
104 親衛隊番号を入力してください
あ、あれはなんだ!?
105 親衛隊番号を入力してください
>>104
トリか!?
106 親衛隊番号を入力してください
>>105
飛行機か?
107 親衛隊番号を入力してください
>>106
いや……
108 親衛隊番号を入力してください
>>107
うさぎさんだ!
109 親衛隊番号を入力してください
>>104~108
おいこの流れどっかで見たことあるぞ
110 親衛隊番号を入力してください
よっしゃよくやった名も知らぬ兎!……っておいあいつアリスちゃんをお姫様抱っこしてるぞ
111 親衛隊番号を入力してください
>>110
よし殺そう
112 親衛隊番号を入力してください
>>111
俺がやる
113 親衛隊番号を入力してください
>>112
下がってろ俺がやる
114 親衛隊番号を入力してください
>>113
お前じゃ無理だ俺がやる
115 親衛隊番号を入力してください
>>114
若造は下がって、俺に任せな
116 親衛隊番号を入力してください
>>115
もう全員で殺ろうぜ
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162 親衛隊番号を入力してください
いやーおわったな、みんなお疲れ
163 親衛隊番号を入力してください
>>162
お疲れさまータコイカ手強かったが楽しかったな
164 親衛隊番号を入力してください
>>163
それよりも俺はアリスちゃんに命令されるのが楽しかった
165 親衛隊番号を入力してください
>>164
それな
166 親衛隊番号を入力してください
さてそれじゃあ打ち上げでもするか
167 親衛隊番号を入力してください
>>166
お、いいね。何食べるよ
168 親衛隊番号を入力してください
>>167
そうだな、兎肉なんかいいんじゃないか?
169 親衛隊番号を入力してください
>>168
おk把握した
170 親衛隊番号を入力してください
それじゃ打ち上げ参加希望の奴はこれから作るスレに集合な!
ウサギ狩りだ!
ーーー稲葉 遊兎ーーー
夏休みが残り数日となったころ、三兎は実家に帰ることとなった。夏休み明けの準備物などを用意しないといけないらしい。今は三兎を見送るために駅へと向かっていた。
「それじゃお兄ちゃん、私がいなくなってもしっかり朝昼晩ご飯食べるんだよ?」
「うーい」
「カップ麺とかばっかりはダメだからね?」
「……………」
「何かいってよ」
「チャント タベマス」
「怪しいなぁ……」
「ニイチャン ヲ シンジロ」
「お兄ちゃんさっきから片言なの気付いてる」
「ソンナワケナイ」
そんな会話をしている間に駅に着いた。
「それじゃお兄ちゃん、またね」
「おう、お前も仕事頑張れよ」
「お兄ちゃんは3食食べるようにね」
「……善処する」
「ま、しばらくは大丈夫だと思うけどね。頼んだし」
「ん?」
「それじゃね!」
なにやら変なことを言い残して、三兎は去っていった。……頼んだって……だれに?……まぁいいか。
さてと、時刻は昼前……かえってゲームだな。え?昼飯はって?……朝食ったしいらないよね?
やっと自由にゲームができるとルンルン気分で家に帰れば、家の前に誰かがいた。
近づいてみれば、それがだれなのかすぐにわかった。
「美鈴さん?」
「わっ!?……な、なんだ遊兎君か。おかえりなさい、どこいってたの?」
家の前に立っていた女性、美鈴さんは一瞬慌てたがすぐに落ち着き、尋ねてきた。
「どこって……まぁ妹を見送ってたんだが……それよりなんで美鈴さんがここに?」
「え、あぁうん、これをもってきたんだ」
そう尋ね返すと、彼女は手に持った袋を見せる。
それは、学校で見慣れた。彼女の弁当袋だった。
「ミュウさんにたのまれちゃって、たぶんラビ君は結局カップ麺で済ませちゃうか、食べないかだって」
「お、おう……」
見抜かれてらっしゃった。わが妹ながら恐ろしや。
「わざわざごめんな?……とりあえず上がってくれ」
「あ、うん……お邪魔します」
とりあえず彼女を連れて家へと入る。
結局、夏休みが終わるまで、美鈴さんが弁当をわざわざ持ってきてくれることになった。……通い妻かな?んなわきゃねぇか。
アオイです。
なんか最近ずっと中途半端な終わりかたな気がします。
そんな状況下で投稿した短編の影響か増えるアクセス数とブックマーク数。
本当にありがとうございます。
しかし小心者の私としては心労がががが……頑張ります。




