☆10/1 よろしくお願い致します
ポストに手紙を投函してから。
銭湯に行って、身体を隅々まで綺麗に磨いて。
熱いお湯につかって一息。
「あー、生き返る〜♪」
今まで森の中で川や池を見つけては、そこで水を汲んで固形燃料で火をおこし、沸いたお湯で身体を拭いて……という状態だった為、久方振りのお風呂を楽しむアリカ。
湯槽に浸かりすぎてのぼせそうになりかけたが、倒れる前に風呂を出て。
おろしたての服に袖を通し、銭湯を後にした次に向かったのは、美容院。
邪魔になりすぎないくらいの長さで切ってもらって、ついでに髭まで剃ってもらってから、
「よし!」
意気込んでアリカが向かった先は。
『うろや旅館・別館』
「本日は、当館にお越しいただき誠にありがとうございます」
ペコリと頭を下げる女性に、にこりと笑みを向けるアリカ。
「お一人様で、ご一泊でしょうか?」
帳簿に書き込みをしながら訊ねてくるその人に、微笑んで。
「うん、一人で。宿泊期間は――、そうだね。来年の、1月中旬くらいまでかな」
「長期滞在の方でしたか。失礼致しました」
告げて綺麗に腰を折るその人を穏やかに見つめながら、懐からカードを取り出し、差し出しながらアリカ。
「支払いはゴールドプラチナカード(これ)で、一括で」
それに目を丸くしている女性に気付く事なく、女将さんらしき人が奥から出てきたのを見計らって、
「暫くお世話になります。よろしくお願い致します」
ボストンバックを横に置き、綺麗に腰を折ってお辞儀するアリカなのだった。
銭湯ってあるんでしょうか?うーん、でも町だしたぶんある、よね?(苦笑)
意気込む所がズレている(笑)
ゴールドプラチナカード?プラチナゴールドカード?どっちなんでしょう?(苦笑)
アリカ君、実はお金持ち♪
株投資と外資系預金で(笑)
でも、自分のに使えるのはそうあるという訳ではなく…
とにあ様のURONA・あ・らかるとより、うろや旅館別館、従業員ちゃん
お借りしております
おかしな点等ありましたら、ご連絡くださいませ
そして宜しくお願い致します♪




