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11/30 先生達の結婚式・裏2 華の特攻隊長シーレディ華麗に登場☆

11月30日 花嫁奪還大作戦その2 小天狗仮面参上!そして『あいつ』まで•••とリンク♪


その他色々な方とリンク中♪




「ひゅ〜♪  さっすが渉っち。自転車ってかもう、バイクの勢いじゃ〜ん」


 うろな北小学校にワゴン車で先回りし、車内で着替えながらモニターを見る。

 うろラジ完全生放送で流されているそこには、

 総督操るオープンカーに爆煙を上げながら迫る、一台の自転車が急接近している様が映し出されていた。


「渚ぁ、自転車改造しすぎたんじゃね〜?」


 カーテンの向こう、同じく着替えをしているだろう渚に、(あみ)がそう声をかける。


「…………鍛え上げられた先生の身体に、合わせる為には、仕方なかった。あの強度と回転率、強靭さがなければ、途中で自転車が破砕する」

 

 安全を期するためには、仕方ない。と呟いて。


「…………もう少し、(式場に)遅く来ても良かった、かも」


 海の側にあるモニターとは別に、小型のモニターで、6画面を同時に見ながら、渉が映っている箇所を凝視する。

 その隣りの画面には、渉の身体とハイパーアシスト自転車に取り付けてある、測量機器が送ってくるデータが、激しく変動を繰り返していた。


(…………決闘の時より、格段に体力値と筋肉量が上がってる。もう一段階、強め設定にしておいても良かったかも…………)


 自転車のタイヤは、パンクを起こさないよう特殊強化ゴムで作られたタイヤではあるが、よくよく見てみると、時折火花が散っているのが見える。

 あまり酷使すると、タイヤが焼き切れるかもしれない事を危惧する渚。

 一応、万が一に備えて予備の自転車も用意してはいるが、、、。


「よっし、着替え完了〜♪  そろそろいっくぞ〜♪  ムツ姉、渚よろしくぅ」


 着替え終わった海がそう告げて、車内からスルリと出ていく。

 それを確認した(むつみ)は、渚を次の場所に届けるために車を走らせながら呟く。


「何かやってるとは思ったけど、、、。こんな大事だとは思ってなかったわね」

「…………先生たちのため。それに、先生たちに、何か、贈り物を返したかった」


 だから、この裏企画に参加する事を決めた。ーーって、海姉が言ってた。と付け足す渚。


「…………だめ、だった?」

「海は暴れたいだけでしょ? 大人しくドレスを着てたのは、こーゆー事だったのね。空や(あなたたち)まで乗り気だったのが、ちょっと意外だっただけよ。人前に出るのは、あまり好きじゃないでしょう?」

「…………ん。でも、お祝いしたい、気持ちの方が大きい」


 シャッとカーテンを開けながら告げた渚の表情が、微かに微笑んでいたように見えて。

 バックミラー越しに陸はくすりと笑みを溢すと、


「試験勉強があったから、気を利かせてくれたんだろうけど。私だって、小梅先生にはお世話になったんですもの。きっちり渚を送り届けるわよ!」


 呟いてハンドルを切ったのだった。








 うろな北小学校の校門。

 そろそろ、追いかけっこをしている者たちがやってくる。

 校門を猛スピードで通過していく車。

 ニヤリと海の唇の端が上がる。

 その後ろからやってきた者を阻むようにーー。




「はっはっは、待たれい、待たれい♪  花嫁達を追いかけたければ、華の特攻隊長こと、このシーレディー様を倒してからにしてもらおうか♪♪」



 バサリ、マントを翻し。

 仮面から覗く黒目をキラリとさせて。

 海は、高らかと口上を述べたのだった。

ふわっと出たので、ふわっと更新、、、|q •̤ᴗ•̤ )コッショリ…❤安定の不定期、、、


とにあ様のURONA・あ・らかるとより

https://book1.adouzi.eu.org/n8162bq/

総督


YL様の"うろな町の教育を考える会" 業務日誌

http://book1.adouzi.eu.org/n6479bq/

渉先生


お借りしております

継続お借り中です

お気付きの点等ありましたらお気軽に

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