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密かな情報交換

とにあ様のURONA・あ・らかると 十二月に向けて

メールの流れで、的な






 ダダダッ ダダダッ ダダダダーン!


 戦隊モノかのような、着信音が響く。


 それを手にするのは(あみ)だ。

 画面を開いて、お、とその口元をニヤリとさせる。


『鎮と空ねぇ、今日デートしてたみたいだけど?』


 千秋からだった。

 それにカタタッと返事を打つ。


『ど〜りで。空が妙にぼんやりしてるワケだ。千秋(アンタ)、理由知ってる?』


 それにすぐ様返信が来る。


『そこまで詳しくって訳じゃ……それより、空ねぇのクリスマス予定って、どうなってるの?』


 その返信を見て、海はソファでぼーっとしている空に声をかける。


「空ぁ〜」

「ひゃうっ!? はっ、はいっ!」


 軽くかけた海の言葉に驚いて、びくりとして立ち上がり、返事をする空。

 それに苦笑しながら海。


「なぁに驚いてんのさ〜。兎に角座りなって。……あんたさぁ、クリスマスの予定って、どーなってる?」


 ちょこんと、再びソファに空が座り直したのを確認してから呟く海。

 その事に一瞬きょとんとしてから、何を思ったのかほぅ、と一つ息を吐き。首を傾げながら空が呟く。


「えぇっと……、イブもクリスマスも、どっちも空いてたと思うよ? 立神(たつるみ)店長信者さんらしくて、お祈りと断食? で、イブもクリスマスも、無限回廊(おみせ)お休みみたいだから」

「……稼ぎ時に店休みて、どんだけ自由奔放営業だよ……。ま、いーけどさぁ」


 空の返答に半ば呆れつつ呟き、疑う事なく素直に答えた空にサンキューと返事をして、千秋に返信を返す海。


『今んトコ、空いてるみたいだよん♪』

『そっか、よかった』

千秋(アンタ)のトコは、どーなのさ?』

旧水族館(ウチ)でやるクリスマス会があるけど、そっちはなんとかなりそうだし。外郭から固めるつもりだから、大丈夫だと思うけど? それとなく、鎮にもふってみるし』

『そか。んじゃまー安心かねぇ』

『あ。海ねぇ情報ありがとう』

『いーってことよ♪ あ、もし人手がいるよーなら、資格取得勉強の息抜きにってんで(ムツ)姉とか、使っていーぜ?』


 短いやり取りを終え、画面を閉じて。

 顔を上げてニヤリとしたまま、海は空に呟いた。


「クリスマス、(あんた)予定、空けときなよ。そしたら良〜い事、あるかもしんねーよ?」


 持っていた雑誌を広げ、占いコーナーにもそー書いてある、と空にそれを見せながら。


「そうなの? ん〜、じゃあ、そうしようかなぁ」


 それを見つめふと考える空だが、深く考える事なく頷くのだった。



情報交換(笑)

たぶん、空は気付かない…


とにあ様のURONA・あ・らかるとより

https://book1.adouzi.eu.org/n8162bq/

千秋くん、話題として鎮くん


お借りしております

おかしな点等ありましたら、お知らせくださいませ


どうなるんでしょう、クリスマス♪

楽しみですね〜

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