12/25 素敵なものの為に
あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願い致しますです
とにあ様のURONA・あ・らかると
12/25 旧水族館のクリスマスとサンタが増えた。
リンクです〜
汐が芹香ちゃんに抱きついている。
時間限られちゃって勿体無いって思ってくれてるのが嬉しいみたい。
その後お兄さんを紹介されにっこりしてからペコリとお辞儀。
隆維達の所、本当にきょうだいが多いと思う。
そのまま此方に来て代わる代わる紹介されて、汐が軽く慌ててる。
鎮兄と一緒にいる空姉も、別の意味で慌ててたけど(たぶん、いきなりの頬キスに驚いたんだと思う)。
千秋兄に紹介されて頷き挨拶する。
なんか彼氏に振られたって聞こえたし、初恋が鎮兄って聞こえたけど。
こっちじゃ、まだ認められてないはず。
それに、
それはちょっと、困る。
ちらり、鎮兄と一緒にホットドリンクを飲んでいる空姉を見る。
凄く楽しそう。
これからデートだっけ。
……上手く、いってくれるといい。
そんな事を思っていたら、赤いサンタクロースが表れて、周囲が歓声に包まれる。
サンタはツリーのそばに置かれた袋から、ひとつプレゼントを取り出して。
くるりと周囲を見回し、ぴたり、視線が止まる。
ニッコリした優しげな目と、合った気がした。
と思った時には、
『メリークリスマス。ナギサ』
そう告げプレゼントを目の前差し出され。
…………
はっ。意識飛んでたっ
まさか、一番始めにくるとは。
「…………ありがとう、ございます」
お礼を言って、すすす……っとそこから離れる。
……び、びびっくりした……
ドキドキしている心臓を押さえながらちょこん、と壁際に移動した所で、そのサンタさんは小さい子達中心にプレゼントを配ったり、写真撮影したりしてた。
その賑わいを耳に捉えながら、そっとプレゼントを開く、と。
…………
………………
……………………
こっ……こここっ、これはっ!!
見た瞬間、ビリッと来た。
衝撃が来るって、こういうこというんだ……
ついつい、辺りを見回してしまう。
その後じっ……とそれを見つめていたら。
「なんだったの?」
隆維に声をかけられて、そっと覗かれる。
「テクニカルマガジン?」
それに、こくこくこくと頷く。
発明家には神書!
今すぐ読みたいっ
最新号だし、此方はもぅ、絶版になってて手に入らないヤツだし。
うぅ、でもここで読み出したら、絶対止まらなくなりそう。
流石にそれはマズイし。
どうしようか、と思ってたらサンタさんからプレゼントを貰った汐が「きゃ――♪」と声をあげながら飛び込んで来て。
そのおかげ(?)でなんとか、昂ってた感情が沈静化する。
ほぅ、と息を吐いてそっと周りに視線を走らせると、鎮兄と空姉、遊園地に連れていってもらうらしい芹香ちゃん達はもういなくて。
ふと見つめた先に隆維涼維、それに千秋兄がいて。
ワゴンをクリスマス仕様にデコっていた。
貰ったプレゼントを隅の方に置いてから、汐と一緒にデコレーションするのを手伝う。
暫く、楽しげにくーるくるとテープをワゴンに巻き付けていた汐の手が、ぴたりと止まった瞬間。
ため息して、千秋兄が隆維に一言。
「しつこい」
それに汐が、心配そうに千秋兄を見上げる。
……でも何となく、事態が把握出来てしまうから、それに口出しする事は出来ない。
たぶん、海姉との事もあるんだろうし。
……かけれる言葉は、持ってない。
「ごめん、少し外すね」
そう思っていた間に、千秋兄がひとつ呟いて、フロアからそっと出て行った。
汐は、その後ろ姿をずっと眺めてて。
「…………汐」
「! あ、ごめん渚お姉ちゃん。途中だったよね〜」
そっと名前を呼ぶとはっとしてから、いつものにっこりした表情に戻って、またワゴンにくるくるとテープを巻き付けだす汐。
「可愛く出来たら、二人とも喜んでくれるかなぁ?」
「…………絶対、喜ぶ」
何事もなかったかのように振る舞う汐に呟いて、その栗色の頭にそっと手をのせ、よしよしと撫でる事しか私には出来なかった。
物凄く、喜んでいる渚(笑)
きっとホテルに帰ったら、カンズメ状態よろしく籠るんでしょうね、部屋に
とにあ様のURONA・あ・らかるとより、鎮君、千秋君、隆維君、涼維君、芹香ちゃん、グリフサンタさん、後お兄ちゃん達を
お借りしております
おかしな点等ありましたら、ご連絡くださいませ
※BBSの方間違っててすみませんですっ




