前科59:一人で食べるラーメンも十分美味いが、友達と食べるラーメンはバカ美味い
東京、奥多摩。緑溢れる山の奥。
まだ季節としては肌寒さを感じる中、水着を着て滝に打たれている女の姿が見えた。
──西園寺美鈴。ただいま家出中。一昨日、大学に休学届を出した足で急遽買ったキャンプ道具を背負いここで野営をしていた。
「煩悩退散煩悩退散煩悩退散煩悩退散」
滝に打たれて心を鎮めようとしている美鈴である。
その凄まじい水量は鍛えている美鈴の体をもってしてもかなりの重圧があった。しかし、ずっとそれに耐えていると段々と慣れが出てくる。次第に滝の音しか聞こえなくなり、美鈴はその状態で魔術印を展開し始めた。発動まではさせない。覚えた魔術印をひたすら展開ギリギリまで展開し続ける。非常に効果的な訓練ではあるが、本人はひたすら酒の失敗を忘れる為に訓練に集中しているだけであった。
(──まさか、女の子とあんな事を……)
自分は上級生達のようなバカ軍団とは違う。
そう思って生きてきたのにあの体たらくである。自分が起きたと同時にノエルと美晴も目覚め気まずい空気が凄かった。もじもじしていて何も言わない二人。地獄のような空気に耐えきれなかった美鈴は「じゃ、じゃあまた」と慌てて服を着て逃げるように家に帰った。毎日のように話していた三人だけのトークグループも、あの日以降一切動きが無くなった。心地よい友人関係が築けたと思ったのに全て己がぶち壊してしまった。忘れようとしてもノエルの白い肌や、美晴の性格とは裏腹なスタイルの良さがフラッシュバックしてくる。
「ああああああああああああ!!!!!!!」
己のした事に耐えきれなくなった美鈴が怒りと共に唇を噛み、血継魔術を発動させた。手当たり次第に周囲の石を殴りつけては破壊し、巨大な大岩を持ち上げてぶん投げる。ストレスが限界に達したのだ。
「うおぉッ!? 危ねぇ! 殺す気かよ!」
悲鳴のような声がきこえた。美鈴が視線を向けると、アロハシャツに海パン姿の伊庭八代が立っている。煩悩退散煩悩退散と必死に念じたのに、煩悩の塊のような男が現れた事にがっくりと来た美鈴は、再度巨大な石を持ち上げて投げつけた。
「だから危ねぇつってんだろうが!! 何で僕の姿を確認してからもう一度投げるの!?」
「すいません。煩悩の塊が突然現れたものでつい……」
「それ、絶対に人に岩を投げつけて良い理由にはならないからね」
ぷんすかと怒りながら八代が美鈴の所へと向かうが反応は冷淡だ。
「それで、何をしに来たんです?」
「お前を連れ戻しに来たんだよ! 休学届なんか出しやがって! 僕がまた何かしたって疑われて、朝から嘉納先生に呼び出されてな。お前のスマホのGPS辿ってこんなとこまで探してこいって言われたんだぞ!」
「それは日ごろの行いが原因では……?」
「しかも今回電話会議で、お前んちのじーさんまで出て来たからな! 孫の身に何かあったら僕の事殺すって遠回しに言われたんだぞ!?」
「えっ!? お爺様が!?」
美鈴の顔がぱぁーっと輝いた。八代が「何でそこで笑顔になるの!? 僕殺されちゃうんだよ!?」と言っているが聞こえていない。西園寺家の当主は非常に厳格で近寄りがたい。美鈴も数回しか会話した事はないが、いつも重苦しい雰囲気が漂っていた。そんな祖父が自分を気にかけてくれるというのは、家に敵ばかりの美鈴にとってはとても嬉しい事であった。
「お爺様が帰って来いと仰るのであれば仕方ありませんね。着替えてきますので少々お待ちを」
るんるんとした足取りで美鈴はテントの中に入ると、すぐに着替えを終えて登山ルックへと姿を変えた。テントを手際よく畳み、展開していた各種キャンプ道具をザックに詰めながら八代とだらだら会話をしていく。
「それで、何があったんだよ? 後夜祭、ノエルと美晴ちゃん達と一緒に居たんだろ?」
「……言いたくないです」
「ははァん。さてはお前喧嘩したな? 大方、酒にでも酔っぱらって何か粗相でもしたんだろ? 僕も昨年、酔っぱらって姫先輩のブラ盗んでブラ食い競争やった時は、3週間ぐらい入院したからさ」
「────ッ!」
一緒にするなと言いたい所だが、ジャンル的には非常に近いのが悔しい美鈴は反論できない。八代を無視するような形で、黙々と荷物を詰めていく。八代もそれ以上は追及する事なく、川に向かって石を投げて水切りをして遊んでいた。自分の不甲斐なさやら情けなさやらを吐き出すように、ため息をつきながらザックを背負う。
「よし、下山しようぜ。下に車あるから家まで送ってってやるよ」
「車持ってましたっけ?」
「いや、暇そうな奴居たから道連れにした」
言い方的に清麻呂では無さそうだった。何にせよ送って貰えるのは素直に有難かった。特に詮索はせずに八代と共に山を下っていく。足元はサンダルなのに、足取りが非常に軽い。岩場もぴょんぴょん軽やかに跳ねて移動している。魔術無しでこの身のこなしは運動神経の良さの塊のような人間だと美鈴は表に出さず感嘆する。
「おい、見ろよ。あの岩、おっぱいみたいじゃね? でけぇ……」
この幼稚さがなければ……と黙殺しながら沢を下って林道を抜けると道路が見えた。道路脇にフルスモークのミニバンが停まっている。運転席では、スマホ片手に電話している在原清春の姿があった。八代と美鈴に気づくと「またねー」とにこやかに笑って電話を切った後、別人のように険しい顔で八代と美鈴を睨んだ。
「出たな、家出娘! テメーの所為で、オレまでこんなとこまで車出すハメになったじゃねーかボケ!」
「随分とお怒りですね。何かあったんですか?」
「僕も嘉納先生に詰められて怖かったからさぁ。多分美鈴の奴、清春にヤリ捨てされたんじゃないですかね?って嘘ついた」
「そこのバカのくだらねぇ嘘の所為で、オレがどれだけ迷惑を被ってると思ってんだよ……っ!」
「私まで巻き込まないで欲しかったです。でもまぁ、お迎えに来てくれたのは嬉しいです。ありがとうございます」
年下の女の子にそう言われては清春も引っ込むしかなかった。「早く乗れよ」と短く言うと八代が後部座席から美鈴の荷物を放り込んでいく。全員が乗車すると清春が車を発進させた。外装もピカピカ。内装もグレードを上げているのか、煌びやかだ。あの容姿でこの車まで持っているのは、モテ男を自称するだけはあるなと美鈴も納得だった。
「おう、温度大丈夫か? 寒かったら言えよ。後ろのブランケット使ってもいいぞ」
「大丈夫です。ありがとうございます」
気遣いまで出来る男である。どうしようもない腐れチンポと周りは評するが優しいとこもあるようだ。八代は助手席で既に酒の缶を空けていた。どうしようもないバカだと周りは評するが、その評価通りの男であった。
「清春知ってるか? 美鈴の奴、酒でやらかしたんだってよ」
「まぁ、一年の頃はありがちな話だな。大丈夫だって。あんまり気にするなよ」
「……あの、先輩方ってお友達と気まずくなった時、どうやって仲直りしてるんですか?」
「──成程、セフレの話か! 任せろ! いいか、美鈴! お前がどんなに悪くたって、絶対お前からはヤらせるな。向こうが土下座するまで絶対触らせるな。それで向こうが浮気しようもんなら、チャンスだぞ。女友達に全部バラしてやれ。そうやって外堀から埋めていくのが男には一番効く!」
「確かにそれはキツいわ。僕だったら、どんなに向こうが悪くてもすぐ土下座しちゃうな」
「おいおいおい、童貞が話に入ってくんなよ。お前にこういう会話は十年はえーよボケ!」
「お前それは言ってはならん事を……っ!」
「バカ野郎! オレ運転中なんだぞ!? 揺らすんじゃねぇ!! 事故るだろうが!!」
「うるせー!!!! さっきの発言を取り消せ!!」
ぎゃあぎゃあと騒ぎ立てる清春と八代を後部座席から眺めて、こいつらに何かを相談しようと思った自分がバカだったと美鈴は恥じるばかりであった。
●
八代と清春の喧嘩は約2時間の移動時間でヒートアップしていくばかりであった。言い合いは一旦沈静化したものの、清春にかかってきた電話の最中に八代がスマホでエロ動画を流した事から更に悪化した。途中休憩したコンビニでは、清春が八代を置き去りにしようと画策してそれを阻止しようとした八代を撥ねたり、お互いやりたい放題であった。殺意だけが膨れ上がった二人は大学に車をつけるや否や、お互い血継魔術を発動して殺し合いを始めた。心底どうでもいい美鈴は特に止める事はしない。
「それでは、嘉納先生の所にご挨拶に行ってきます」
「おう! さっさと行ってこい!」
「それまでにこのクソボケをブチ殺しておくからよぉ!」
後ろで始まった地球一不毛な争いを無視して大学内を歩いて行く。
五月祭を終えた東京魔術大学はいつもの静けさが戻ってきていたが、背後のバカ2名によって少しだけ騒がしくなってきた。だだっ広い学内に全校生徒が1000名程度なので、そこまでの人影はない。空きコマか休講の学生達の姿がまばらに見えるだけだ。転移魔術の指輪は敢えて使わずに学内を歩く。もしかしたら美晴達と会えるかもしれない、なんて期待が少しだけあるからだ。すると、前方のベンチで煙草を吸っている菊姫梢子の姿を見つけた。ちらりと時計を見る。まだ午前中だった。他人のそら似だろうと無視して去ろうとすると、
「ちょっと美鈴! 無視しないでよ!」
ちょっとショックだったのか慌てたような感じで梢子が声をかけてきた。
菊姫梢子が午前中に学校に居るのは非常に珍しい。梢子をまじまじと観察して、魔術で作った映像ではなく本物だと判断するとようやく美鈴も挨拶を返した。
「すいません。まさか午前中にいらっしゃるとは思いませんでしたから……」
「アタシも心を入れ替えたってわけよ。──でもまぁ、久々にこうして来てみれば、休講だったんだけどさ」
どこか遠い目をして梢子は紫煙を吐いた。梢子がベンチの横を空けてくれたので、その横に美鈴も座る。今日は酒も飲んで無さそうだし、二日酔いでも無さそうだった。心を入れ替えたとも言ってるので相談してみようと美鈴は決意した。本当は真央が良かったが、インスタを見た感じ今日は芸能の仕事が詰まっていて大学に来る確率は非常に低いと見積もっていた。
「──姫先輩。お友達と気まずくなった時、姫先輩ならどうします?」
「──とりあえず、タイマン張るかな」
「タイマン、ですか」
「身近なとこで言うと、アタシと桜子はそうやってきたかな。昔っからよく喧嘩ばっかしてたんだけど、終わった後、ラーメンとか行くようになってから仲良くなったのよね」
──異様なまでの説得力があった。魔術科との対戦記録をテントで確認したが、桜子と梢子の戦いは凄かったと思っている。ただの学科対抗戦ではない。プライドとプライドのぶつかり合い。梢子のあんな姿を見たのも初めてだった。映像記録でしか見ていない美鈴も観てて熱くなる、とても良い勝負だったと思っている。だからこそ、美鈴は梢子の意見に耳を貸してしまった。
「……また仲直りしたいんです。久しぶりに出来た友達だから……」
「そう思える友達ができたってのは喜ばしい事ね。アタシもアンタの先輩として、とても嬉しいよ」
そもそもの原因が梢子が三人に酒を飲ませようとして、ジュースと偽り魔術酒を渡した事が全ての始まりなのだが、お互いその事実に気づいていない。己の罪深さに一切気づいていない梢子は尚も全てを気にせず、拳を強く握って語り続けた。
「いい? 美鈴。本音でぶつかりあいなさい。その人が大事なのなら。タイマンは魂のぶつかり合いよ。決して、手を抜いたりしちゃダメ。拳に自分の本心を叩きこむの!」
「私の、本心……」
「アンタならできるよ。アタシ達の自慢の後輩だもん!」
バン、と背中を叩かれて美鈴に気合が入る。
その勢いでベンチから立ち上がると「ありがとうございました。とりあえず嘉納先生に謝ってきます」と深々と頭を下げて美鈴は走って行った。死ぬ程無責任で、勢いとノリとテンションだけで生きてる女に無謀な相談をしてしまった事に自覚がないまま。
●
憧れた大学での実習も、身に入らない日が続いていた。
辻本美晴はツナギ姿でよろよろと学内を寮に向かって歩いて行く。その横を魔導力科の同級生達が一礼をして走り去って行った。どこかへ遊びに行くのか全員私服だ。美晴は一年生ながら、"一軍"と呼ばれる魔導力科トップの研究室に所属しているので、同級生達とはずっと離れてる。上級生達は今の所優しく接してくれているが、どこか壁がある。同じ一年生達もそうだ。そんな自分にも、やっと友達ができたのに、と心が沈む。
「…………どうしよう」
ずっと止まったトークグループの画面を見て泣きそうになる。
酔っぱらって服を脱いで暴れ始めた美鈴を止める事なく、自分達もノリノリで服を脱ぎ始めたのが良くなかったのか。流星寮の人達があまりに楽しそうなので、真似をしてみたのが裏目に出たとため息しか出てこない。美鈴は何か勘違いをしたのか、凄まじい勢いで出てってしまったのを止められなかったのも辛い。そして、自分からまた会話を始める勇気すら出てこないのも嫌気がさしている。拒絶されたらどうしよう。向こうは住む世界が違うのだ。二度と友達になんか戻れない。
「美晴!」
半泣きでとぼとぼ歩いていると、ノエルが遠くから手を振っていた。気まずい。逃げ出したい。そんな事を考えている内に、ノエルがだーっと走ってきて美晴へと抱き着いた。
「このままじャ、嫌なノ」
短く気持ちを伝えられた。日本語がまだ得意じゃない、普段は筆談な彼女の精一杯の気持ちが伝わってくる。それだけで胸がいっぱいになってしまい、美晴はただ抱きしめ返すしかできなかった。感情が胸の中でぐるぐるになって上手く言葉が出てこない。美晴も短い言葉しか出てこなかった。
「私も、嫌。ごめんね。ちゃんと言えなくて……」
「ううン。同じでよかっタ」
お互い段々と冷静になり、抱き合っているのが恥ずかしくなってきたので体を離した。そこでノエルはハッとした表情になり、言葉を続けた。
「大変なノ! さっき伊庭クンから聞いたンだけど、美鈴がタキギョーしてたっテ……! タキギョーっテ何?」
「多分、滝に打たれる事じゃないかな……? あのよく修行とかでやってる奴」
「エ? 美鈴、バカになっちゃったノ?」
「美鈴ちゃん。結構天然だからねぇ……。とりあえず、先輩達に聞いてみようよ」
天才の考える事はよくわからない。とりあえず、2人で美鈴を探しに行きたかった。
八代が情報を握っているそうなので、流星寮の方へと足を進めていると、途中のベンチに菊姫梢子が座っているのが見えた。煙草を咥えて青空を気持ちよさそうに眺めている。その傍らにはパンパンになった携帯灰皿が置かれている。
「しょーこちゃん! 美鈴みなかっタ?」
「おお、お前らか。……なんだ、そういう事かよ。美鈴なら、血継魔術科のゼミ棟に行ったよ。そろそろ嘉納先生の説教も終わるんじゃねぇかな?」
「ありがとうございます。先輩はここで何を……?」
「二限に珍しく来たら、三限も休講になっただけよ。──いいの。アタシ、今日はここで一日中煙草吸ってるって決めたから」
ここまで来るともはやヤケクソらしい。あまり触れるのも可哀想だったので、そそくさと美晴達は立ち去った。足取りが軽い。早歩きから段々と小走りになってきた。そうして、血継魔術科のゼミのある校舎が見えてくると、美鈴が歩いていた。
「美鈴!!!」
「美鈴ちゃん!」
2人して名前を呼ぶと美鈴も存在に気づいた。美鈴は2人の方を見て、一瞬目線を逸らしてたじろぐ。美鈴もまた向き合う事に憶病であった。だが、次の瞬間意を決したように目を見開くと、左手を前に出して戦闘態勢をとった。指輪に力を込めて出血。同時血継魔術を発動。美鈴の額から角が生え、体の力を試すように大きく震脚をした。
「え……何で……?」
「ノエルさんとはこの前、タイマンを張らせて貰いましたので、残るは美晴さんだけです。受けて頂けますね?」
何を言ってるのだろう、この子は。だが、とても真剣なのは伝わってきた。
その姿を見て、美晴はそれでも友達で居たいと思った。西園寺美鈴、選ばれた天才で家柄も良いのに、どこか庶民っぽい女の子。とても真面目で真摯なのに、よく空回りしていてその姿がとても面白い子。誰にでも平等で、冷たいと思いきやとても優しい子。それが美晴の見て来た美鈴の姿で、ずっと友達で居たいと思ってしまうような姿だった。だから──
「ねぇ、美鈴ちゃん……」
自分も伝える。恐れない。美晴の目に確固たる意志が宿ったのを見た美鈴は表情を崩さず安堵する。自分の気持ちが伝わったと、向こうも真剣に相手をしてくれるのだと。それがとても嬉しかった。だが、次の瞬間美晴の表情が変わった。はぁ、と大きくため息をつき短く、それでいて鋭い声で心からの気持ちを吐き出した。
「──バカなの? タイマンなんかするわけないじゃん。友達なのに!」
「え……?」
もしや、バカだと思われている?それはとても恥ずかしい事で、美鈴はようやく冷静になった。この「バカなの?」という言葉は普段自分が先輩達に言っている言葉だ。冷静になると自分の行動にようやく感情がついてきた。顔が火を噴いたように熱い。自分の行動を振り返ってみて、死にたくなるような絶望が美鈴を襲ったが、そっと抱きしめられた。
「ごめんね。美鈴ちゃん。でも私、そういう美鈴ちゃんのバカなとこも好きなんだ」
「私が……バカ?」
「うん。でも愛すべきバカ。バカ真面目なバカ」
「美鈴は凄いバカって事だネ!」
「あ、ありがとうございます……?」
何故だか泣きなくなってきた。バカと言われた事ではない。この暖かさが切ない気持ちになってくる。その感情を乗り越えて、美晴とノエルを見る。久しぶりの友達。美鈴自身も、ずっと付き合っていきたいと心から思った。そうやって三人で見つめ合っていると、どこかバカらしくなってきて三人で顔を突き合わせて笑った。
「ノエルさん。凄いバカはちょっとイラっときたのでやめましょうか」
「日本語難しイ。後で教えてヨ」
「そうだね~。どっかでまた集まって勉強会やろうか?」
美晴の提案に美鈴はふっと笑った。こんな事を言うのは久しぶりで、少しだけ緊張する。だけど、勇気を出して一歩踏み出した。
「もしよければ、この後ラーメン食べにいきませんか? その後、私の家で勉強会やりましょうよ」
面白かったらブクマ評価等お願いします。
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