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短編。

あなたのブックマークが未来の名作を創り出す

掲載日:2017/12/25

 誰にも見向きもされないような不人気作。

 誰にも褒めてもらえない駄作。

 誰にも覚えて貰えない無名作家。


 彼らに……、いや、私達に存在意義はあるのだろうか?

 

 ……おそらくあるのだろう。


 どれほどの人気作とて、踏み台となった不人気作があるはずだ。

 どれほどの名作とて、踏み台となった駄作があるはずだ。

 どれほどの有名作家とて、踏み台となった無名作家がいるはずだ。


 人気作が生まれるまでの系譜。

 名作が生まれるまでの系譜。

 有名作家が生まれるまでの系譜。

 

 そこには間違いなく日の目を見ないモノ達が含まれている。

 不遇の時代を担当したモノ達が存在している。

 

 人気作が必要とする何かをそこまで運んでいく役割。

 名作が必要とする何かをそこまで運んで行く役割。

 有名作家が必要とする何かをそこまで運んでいく役割。


 筆が折られればその役割は果たされない。

  

 誰にも読まれない、だから筆を置く。

 誰にも褒められない、だから筆を置く。

 誰にも覚えられない、だから筆を置く。


 そして系譜はそこで途切れる。


 未来の人気作に至る系譜がそこで途切れる。

 未来の名作に至る系譜がそこで途切れる。

 未来の有名作家に至る系譜がそこで途切れる。


 筆を置かなければ……、あるいは道がつながっていくかもしれない。


 誰かが読んでくれるのなら。

 誰かが褒めてくれるのなら。

 誰かが覚えてくれるのなら。


 それを支えにして筆を手放さない者もいるだろう。


 そして系譜は生き残る。


 誰かが読んでくれるのなら。

 誰かが褒めてくれるのなら。

 誰かが覚えてくれるのなら。


 それに励みに筆を持てるだろう。

 

 そして系譜はつながっていく。 


 そう、つまり――。

 

 あなたのブックマークが未来の名作を創り出していく。

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読んでくれてありがとうございます
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― 新着の感想 ―
[一言] 初めまして。 誰だったか、お気に入りユーザの方のかっぽうから飛んできました。 私はなるべく、読んで少しでもおもしろいと思ったものには感想かブクマか、とにかく足跡を残すようにはしております。…
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