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魔法の森学園乙女ゲーム狂騒譚  作者: 深月 涼
後期~ルーエの恋~
47/47

宴の閉幕は光の洪水と共に

 でーーーんぅい゛い゛い゛い゛い゛ーーーん

 でれれでれれでれれーーー

 でれれれれっ!!

 もう毎度おなじみ?でも毎回違う“テーマソング”が流れ出す。

 これが『彼の為の曲』なのね。

 てっ、てててーっ、てっ、ててれれー

 ヴィン

 ひゅーりら

 てってれ

 ぴゅいんぴゅいんぴゅいん!!

 音楽と、そして会場中に迸る光と共に現れたのは、次々とポージングを決めて行く青い鋼の巨人。

 胸を張ったその姿の後ろで、主題曲とは別物っぽい(効果?)音と同期するように巨大な文字が浮かび上がった。

最終兵器(グランド・オペラ)、ゴルトリオおおおおおんんん!!!』


 名乗りと同時に会場内に吹き荒れる爆風。

 予感はあったからとっさにしのげたけれど、それでも堪えるだけで精いっぱいだったわ。

 まるで横っ面に魔力の塊が炸裂したみたいな、そんな感覚。

 召喚するだけでこれって、どんだけ色々つぎ込んだらそうなるのよ!!

 毎度毎度皆に言われているけど、あえて言うわ、何と戦う事を想定していたらそんなトンデモが出て来るの!

 ……私も言われた事無い訳じゃないけど……。

 思わず私も、そして何よりわたしの目の前にいる赤竜さえもが動きを止めてしまっていた。

 吐いたブレスは風に消え、(ゴルトリオン)の登場に華を添える結果となった。


 前に誰かが言ってた。

 『予測可能、回避不可能』って。

 ……きっと、この事ね。


『システムセットアップ完了、召喚者とのパルスリンク正常!CPU、各部接続ユニット、フレーム、出力、全機能オールグリーン!指示をくれ、マスター!』

 聞き覚えのない独特の声が、会場中に響く。

 そして、周囲からわっと湧き上がる歓声。

「ラビ……っ!!」

「おう!まかせろレディ!!」

 くううううっ!!奇しくも予定通りになってしまったわ。

 自分を取り戻すと同時に、弱まっていた魔力圧が再び私を押し流そうとする。

 悔しいけれど、これ以上時間かけられないのも事実。

「お願い!!」

「っしゃー!行くぜゴルトリオン!まずはそこのドラゴンを押さえろ。傷付けないように、レディの補助にまわるんだ!」

『了解だ、マスター!手加減(プロテクションモード)発動!“支配者の閃光(マスタースパーク)”』

「うあっ!?」

「いきなりかよ!!」

「閃光系!?」

「いや、雷撃系か!?」

 新人……といっていいのか、ともかくラビの召喚した新しいゴーレムは、何やら宣言しながら手を真っすぐに伸ばし、こちらに向かってかざす。

 意外な事に、その魔法は符((カード)に記した魔法陣)の発動の仕方にそっくりだった。

 ラビにしては珍しく、妙に凝った発動方法採用(つくり)してるじゃない!

 放たれた巨大な閃光は違わずに赤竜を飲みこみ、けれど手加減のおかげかその後ろまで貫通する事は無かった。


「いけるか?レディ!」

「っく、あ、だ……っ」

 ダメ、と言いかけて飲み込む。

 押さえられたのは一瞬。

 『奥』……竜の向こうでまだ繋がり続けている根源からの供給が止められず、溢れだすのが感じられたから。

 竜自身の力だけなら、これでどうにかなったはずだったのに……っ。

 どうにかして『栓』を閉めないと……っ。

 最悪、逆流した根源の魔力が穴を開け“道”を作り、恒久的な魔力の吹き出し口になってしまう。

 その前に、どうにかしなきゃ!

 でもその為には、まずあの暴れる竜を鎮めなきゃいけない。

 2つの事をいっぺんにこなすには、私が限界過ぎるから。


 事態は、堂々巡りに陥りかけていた。

 それでも諦めの悪い私は、この召喚をどうしても失敗に終わらせたく無くて口をつぐむ。

 お願いだから、私の声を聞いて、聞いてったら、ねえ!!

 何がどうして、そこまで君は私を、違う、『君』を……『世界』を拒絶するの―――!?


「どうやら、これでもダメみたいですね」

「ラビ、例の準備!」

「!!でも、それじゃ」

「ここまでやってダメだったんだ、もうどうしようもないだろ!レディには、悪いけどさ!!」

「お前らほどじゃなくたって、時間稼ぎくらいなら出来る筈だ」

「後は任せたからな!」

「私たちも手伝うわ!!」

「私も!」

「俺もやるよ!」

 諦めたのは私ではなく、周囲が先だった。

 戸惑うラビの声がするけれど、それもすぐに放たれ始めた無数の魔法攻撃に消されてしまう。

「あ゛、ぎゃぎゃぎゃっ、ぎゃあああ!!」

「うわっ!?」

『む!?いかん!!』

「ゴルトリオン、浄化拘束(クリーニングホールド)だ!!」

『しかし!』

「浄化は期待していない、今は落ち着かせることだけ考えろ!」

『了解だ!浄化拘束クリーニングホォォォーーーールド!!』

「よっし!」

「今の内だ、やっちまえ、レディ!!」

「う、うんっ!ありがとうっ!」


 ゴルトリオンという名を付けられた新型ゴーレムの伸ばした両腕から、射出された鋼鉄綱(アンカー)に絡め捕られ、ドラゴンの動きが弱まる。

 おそらくは状態異常解除の為の魔法も同時発動しているっぽいけれど、それは今の段階ではあまり効果があっても意味が無いもので。

 でも、動きが抑えられているだけでもありがたいわ。

 押さえるのに必死だったせいでひどく乱れていた呼吸を整え、頭を冷静に持っていき(クリアにし)、まずは暴走しかけている魔力をどうにかすべきだろうと改めて向き合った、のだけれど。


 不意に、ぐわっ、ともぶわっ、ともつかない、とにかく『塊』が私に向かって―――


 牙を向いた。と表わしたい気分だったのはきっと、それくらい何か本能みたいな部分が恐怖を感じたからなんだと思う。

 だって実際その瞬間の事を、私は一連の出来事が終わって落ち着くまで、はっきりと思い出せずにいたのだから。


「魔力が完全に逆流してるっ!?」

「いかん!」

「先生っっ!!」

 ついに均衡が崩れたのだと、気付くまで一瞬。

 一瞬だけ、意識が飛んだ気がした。

 でももう、その一瞬だけで腕が、指の先までが動けない。

 アツイ……。

 炎と光に巻かれ、根源の魔力が私のナカに押し寄せる。詰め込まれていく(・・・・・・・・)

 いずれは私という体ごと吹き飛ばし、荒れ狂う大河となって会場中に溢れだしてしまうだろう。

 そうなる未来が簡単に予測できたけれど。

 ダメ、もう、こんなの抵抗できない……っ!!

 塔のみんなに教えてもらった、いざこういう事態になった際に身を守る術だって、これではまともに構築できる筈も無く。

 無念と後悔と自責の中、この後の救済を誰かにゆだね、意識を保つ努力さえも本気で諦めてしまいそうになった、その時。

 ラビの叫びが、やけにはっきりと聞こえた。


「馬鹿!ここで今一番諦めちゃいけないの、お前だろ!逆流を止めるのなんて後でも出来る!アイツを止めるのだって、後回しでいいんだよ!それよりもっと大事な事、あるだろうが!『呼んでやれ』、今ここでちゃんと、『呼んでやれ』ってばよおおおおおお!!!」


 呼ぶ。

 何を。

 そうだ、まだ、名前を呼んで無かった。

 あの子に何が足りないって、そうだよ、『存在してもいい(名前を)んだよって教えて(呼んで)』無かった事に気がついた。

 馬鹿な私。

 そうよね、そりゃ、不安にもなるか。

「なまえ、よば……なきゃ」

 歯を食いしばり、言葉を喉から絞り出す。

 それだけでも、すごくしんどいけれど。

 でも。


 絶対に、諦めたくないの。

 貴方に、会いたい。

 貴方と、友達になりたい。

 だから……っ!!


『魔力充填(チャージ)、完了。魔法杖(キー)3600ノーブルプラチナ、始動』

 幸か不幸か、動けなくなっていたせいで落とす事もなかった銀杖が微かに震え、光を放ち始める。

 え、ちょっと待って、え?

 魔力チャージ?

 えッ?


『魔力暴走感知、防護服(コーティングコート)展開』

「わお!」

全自動発動(オート)、だと!?」

「何その杖!」

「すっげー!」

「かっけー!!」

「いいなー!」

「ねえッ、それどこで買ったの!?」

「私も欲しい!!」

「俺も!」

「私も!!」

「お、おいお前ら!!」

「ちゃんと前見ろ前!!」

 騒ぎになってるみたいだけどゴメン、肝心の本人が一番状況把握できてない。

 と、とりあえず、杖から(・・)発動した魔法によって体を覆い包んだ上衣装備(コート)が、今もってなお押し流そうとする魔力から護ってくれるみたいだ。

 シルバーメタリック、ううん、輝くプラチナと銀縁、刺し色に青がところどころ入った大きな襟のロングコート。

 ただ、腰回りからフレア状に広がっているせいか、前側は完全に制服のスカートが露出してしまっている。

 動く事を考えると邪魔にならなそうなので、そこは安心できるかしら?

 杖の音声(アナウンス)から察するに、何らかの条件……恐らく稼働に必要な魔力量が規定量に達したから動き出したんだと思うけれど……当然ながら杖に魔力を吹き込むとか取り込むとか、そんなこと出来る余裕が今までの私にあった筈も無く。

 てことは、ま さ か?


 魔力暴走で逆流した魔力を取りこんで、どんな複雑な魔法でも瞬時に発動できるとか、バカ高い出力を実現させたとか、そういう?

 そ お い う 系 なの?


 教授達、やってくれたなあ~~~~~~~~~っっ!!


 ピンチになったら発動するって、こっちかああああああ!!!

 どおりで、いつまでたっても何も起きない訳よ!アテにしてた訳じゃないけど!それって本末転倒だって分かってるけど!!

 でもでもやっぱり、完全(かんっぜん)に“こうなる”って見込されていた自分に腹が立つやらなにやら!あーもう!!

 おかげさまでぶっキレたわよ!


 ついでに言わせてもらえば、根源の魔力を完全に素通りさせるほど高性能な防護服(コート)を事前に仕込んでおいて自動(オート)で展開させられるとか、容量自体もかなりありそうねえ、これ……。


 後で一度、(HANASHI)聞かなきゃ。というか、絶対聞く。

 とりあえず、今は!


「ありがと、ラビ!もう大丈夫!」

「目ェ、覚めたか!?」

「おかげさまで!!」

 いつものやりとりに、普段の自信満々な自分が戻って来るのを感じる。

 力が、湧いてくるのを感じる。

 そうだ、今ならきっと、根源の魔力にだって負けたりなんか、しない!!


「魔力回路、強制介入します!」

「いきなり行くな!?」

「やっちまえ、レディ!」

 テンション上がった声援を受け、まずはズタボロのドラゴンと私を繋ぐ回路を修復……ううん、繋ぎ直す!

 逆流を跳ねのけ一気に接続すれば、流れ込んで来たのは――――――

「あ……」


 コワイ


 怖い


 こわいよ


 ここはどこ?

 どうしてじぶんはここにいるの?

 ナゼ?

 どうして?

 ワカラナイ


 コワイ!!

 タスケテ!!



 繋がってすぐ叩きつけられた(・・・・・・・)のは、さっきからずっと感じていた恐怖と混乱の感情の渦。

 そっか、君はずっと訴えていたんだね。

 ゴメンね、気付いていた事を知らせる事が出来なくて。

 でも、今度こそそこに、私の意思を……押し通す!!

 だから、気付いて!

 恐がらなくていいんだよって、気付いて!


「大丈夫だから!!」

 ただひたすらに、叫んだ。

「怖くない、大丈夫!私がいるわ!今度こそ、貴方を『護る』から!だから、お願い!」

 通じて!


「『レス』!!」


 カッ―――


 白熱した光が、とっさに閉じかけたまぶたの上から焼き付けてくる。

 やがて今まで展開しつつも作動していなかった最後の魔法陣が、役目を果たそうと動き出した。

 炎と光に彩られた赤い竜は、その光ごと徐々に徐々にと小さくなっていき、やがて―――


 見届けなければいけないと必死になって開けた視界の先、伸ばした手のひらの上に、小さくなった『彼』は存在してい()た。

「“我は命を吹き込まん”……ようやく会えたね、レス」

「きゅー」

 完全に繋がったのに、まだどこか怖がる子竜はか細い鳴き声を上げ……。

「あたっ」

「だっ!?」

「えっ!?」

「噛まれたのか!?」

『ご無事ですか?レディ』

「おい誰か、救護班!」

「やー、はは、最後まで締まらないね」

 大丈夫と判断したのか近寄って来る皆に、薄ら笑いで応える私。

「でも、大丈夫だよ」

 言い聞かせたのは自分か、それとも目の前にいるこの子(レス)か。

 きっとそれは、両方で。

 そろそろと口を放すレスの小さな頭をそっと撫でた。

「うん、もう、大丈夫よ」

 怖くない。

 自分も、魔法も。

 きっと、大丈夫。

 私を見ていた小さな竜が、血のにじんだ指先をぺろりと舐めた。



 最後の最後で大騒ぎになってしまったけれど、頑丈に張った結界のおかげでけが人も無し、施設への損傷も軽微で済んだ。

 ともあれこれにて、一大騒動(イベント)だった召喚実演も終わり――――――


「なあっ、せっかくだからさ、このまま模擬戦といこうぜ!」

「ふあっ!?」

「おっ、いいな、それ!」

「俺も参加するぞ!」

「よっしゃ、オレも!」

「あっ、じゃあわたしも!」

「レディの総戦力とオレのフルメンバー、どっちが強いかここで勝負だ!あっ、連中最大化で頼むぞ!」

「ちょっとちょっと、何勝手に決めて……っ、ああもうそんなの、負けられる筈ないじゃないの!いでよっ、ジンっ、トトッ!!」


 どうやら、まだまだお祭りは終わりそうにないみたい。

防護服(コーティングコート)戦闘形態(バトルモード)へ移行」

 いいのかなと思いつつも杖を掲げれば、纏った上衣が変化する。

 袖が無くなり、くるぶし近くまであった裾が膝裏くらいまで縮んだ。

 どっかで見た東方の戦装束、陣羽織とかいうのに似てるのかしら?

 しげしげ見つめていたら、いつの間にか力が満ちている事に気付いた。

「これは……」

 うん、今なら3体同時使役も夢じゃない!……かも。

「レスも、行ける?」

「きゅっ!」

「よし、じゃあちょっと、がんばってみよっか」

 声をかければ思った以上にしっかりした返事が返って来たから、勢いに任せて最大化の魔法を発動させる。

「待て、どこが“ちょっと”だと?」

 そんな周囲の言葉には、聞こえなかったフリをしつつ。


「遠慮なんてしなくていいわ!やっちゃえレスっ!!何気に初お披露目だったかしらね、こうなったらとことん派手に行きなさい、ジン!トト、得意の4次元殺法で雑兵たちを蹴散らすのよ!」

「ガアアアアアアアア!!」

「シャアアアッ」

「ギャアオオウウ!!」

「雑兵って酷いいいいい!!!」

「あばーっ!?」

 蒼い鬣の巨獣が周囲に雷をばら撒き、魚竜は巨体を生かしてふっ飛ばしまくる。

 逃がさないとばかりに天井から赤い飛竜が炎を撃ち込みまくって……。

「ぬわーっ!」

「こっち来たぞ!」

「迎え討て!」

「無理ィィィィィ!!!」

 地上、というか舞台は、悲鳴と叫びで埋め尽くされた。

 ま、各自で保護かけてるし、こちらも殲滅指示を出してる訳でもないから当たっても軽症で済むでしょ。

 怪我人?こういう無礼講の中に自分から突っ込んでくるんだもの、自業自得!

 そんな中、突如響くはヤツの声。

「よおおおっし、行くぜ、皆!合体だ!」


『『『応!』』』

 ぽーぴん!ぽーぴん!ぽーぴん!

 3体がそれぞれ合体動作シーケンスに移行する。

 よく見ると、ゴルトリオンだけ少し様子が違う?

 それぞれがトレーラーやお互いによって巨大化複雑化して行くのに対し、『彼』だけは分離して部分部分に分かれて行くように見えた。

「王の剣に光を!」

『無敵!最強!』

 ちょっと!?

 何が始まるっていうの!?


 らららーらーらーららーらららーらーららー

「まさかの合唱!?」

「新しい……」

「すばらしい……」

 皆見入ってた。

 宙に浮かび光に包まれトレーラー合体したゴンザオーの周囲に、分離したゴルトリオンの“パーツ”が並べられていく。

 予感がする。

 あれは、強化武装なのだと。

 その予感を肯定するように、1つ1つの『パーツ』が丁寧に折られ畳まれ、まるで宝物を扱うみたいに正確に“外装”がはめ込まれていく。

「なんなのだ、あれは……」

「すごい……キレイ」

 周囲からは感嘆しか出てこない。

 それほどまでに、手の込んだ『合体』だった。

 そうして、最後に兜を被り現れたのは――――――

 両手を交互に突き出し、握りしめた拳を胸のあたりで広げ、魔力を高め誇示し、何やら背面に効果(エフェクト)を映し出して名乗り上げた鋼鉄の巨人。

『無敵最強!ゴン(ゴンッ)ザウ(ザウ、)ラーラアアアアアアアーーーッッ!!』

 それは。

 ゴンザオーとゴライアスの超巨大合体だった。




 ……その後の話は割愛するわ。

 予想に違わず、ロクな事にならなかったとだけ。

 皆に当然って言われたけれど、先生には説教された。

 そりゃもう、泣きつかれる勢いでね。


「何で怪獣大決戦なんかになったんですかねえ……」

 何故かって……何でだろ。というか、何でも何も、ねえ。

 遠い目されても、困るのは私もなんだけれども。

 反省してないって?そんな事は無いわよ。多分。

 でもね、だってね?

 ゴルトリオンのパーツが分離してゴンザオー時に使用してた剣と合体して斬艦刀になるとかさ、ゴンザウラー(・・・・)がその名の通りに怪獣形態に変形するとか、聞いてないじゃない?

 聞いてないから対処するじゃない?例の3匹で。

 結果、卵さんがドームじゃなくてスタジアムに生まれ変わったりとかしちゃったりして。


 ……だーかーらー!

 私のせいじゃないったらーーー!!

 文句は調子に乗ったラビに言ってよ!

 私はただ、その言葉についうっかり(・・・・・・)全力で乗っかっちゃっただけだったら!






なお犯人は「うっかりNEOのプレイ動画とか見ちゃったせいで」などと供述しており……。

90年代朝日の昇るロボットアニメこそ至高(異論は認める)

ラビは今回のやたら細かい合体変形機構の構築に先だって、わざわざ小型の模型作っては嬉々として組み立ててそう。

プラモというよりレゴに近い気もするが。


ちな

レディちゃんの手持ち

ジン…ジ○オウガ

トト…ガノ○ト亜種

レス…空の王者(苦笑)


ラビの手持ち

ゴンザオー…某宇宙警察

ゴライアス…同上左右合体

ゴルトリオン…R-G○Nあるいはドリ○ライナー

ゴンザウラー…熱血最強。恐竜形態はジェノザ○ラー


なにがどうしてこうなったんですかねえ……。


ついで 

つコーティングコート…払う音の方の運命ちゃんモデル、カラー違い

          バトルモードは杏子ちゃん風(フリル減仕様)でやっぱり色違い

 実戦で使うならやっぱり、レディ(召喚少女)よりセイラ(魔砲少女)向けなんだなー……。




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