白玉楼でお泊まり
妖夢「こちらが浴室と脱衣場になります。」
私は妖夢に案内され、白玉楼の脱衣場へやってきた
ガラッ
「脱衣場でこの広さ…中はどれだけ広いんだろ。」
そこは、脱衣場と呼ぶにはあまりに広すぎた。そこは、いっきに10人は入れるほどの広さがあったのだ。
妖夢「では、私はこれで。拭くものは後でお持ちいたしますので。それと、お着替えの方は……。」
「あっ、着替えは私ので準備してあるから大丈夫だよ。」
妖夢「分かりました。それでは、ごゆっくり。」
………
かぽーん。
「………。」
脱衣場を抜けると、そこは風呂場であった。あったのだが……。
「白玉楼のお風呂広すぎ……。」
白玉楼の風呂場は八雲家の風呂より広く、そしてなにより大きかった。
「これを妖夢一人で掃除したりしてると思うと、入るのが申し訳なくなるなぁ。おっと、先に体洗わないと……。」
…………
ザバーッ!
「くはぁぁ~生き返る~。……けど、この広い中でだった一人って言うのもなんだか寂しいねぇ。」
八雲の屋敷なら、紫がふざけて入ってきたりするんだけどな……。
「……さてと、上がろう。」
…………ガラッ
「あっ、タオル置いてある。」
わしゃわしゃ
「ふぅ。」
タタタッ
………
スッ
「幽々子、妖夢、上がったよ。」
幽々子「あら、おかえりなさい。」
妖夢「お湯加減、いかがでした?」
「うん、丁度良かったよ。タオル、ありがとね妖夢。」
妖夢「いえいえ。」
幽々子「さて、天照も上がったし食事にしましょうか。妖夢、用意をお願い。」
妖夢「はい、幽々子様。」
「あっ、私も手伝うよ。」
…………
「よっ。」コトっ
「妖夢、これで全部?」
妖夢「はい、これで全部です。」
幽々子「さあさあ、早く食べましょう♪」
………
「いただきま~す。」
妖夢「いただきます。」
幽々子「いただきま~す♪」
………
「ごちそうさま。」
妖夢「ごちそうさまでした。」
幽々子「ごちそうさま~♪」
………
「さてと、片付け片付け。」
妖夢「あっ、天照様はゆっくりしていて下さい。」
「良いから良いから、これぐらい。」
妖夢「そうですか、それならお願いできますか?」
「うん。」
………
「これで、終わりっと。」カチャ
妖夢「ありがとうございます、天照様。」
「良いの良いの。一泊させて貰うんだから、これぐらいはやらないとさ。」
つづく




