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東方天照記  作者:
85/91

妖夢とショッピング2 feat.USC

フラワーショップ〈蕾〉


「すみませーん、咲さーん。」


あら、アマテラスちゃん。いらっしゃい、この前は花の苗ありがとう。


「いえいえ、お構いなく。」


おっ、今日は魂魄さんと一緒なんだね。


妖夢「こんにちは、お花屋さん。」


「おやおや?二人とも顔見知りなの?」


ウチの常連さん。って言っても花屋をやってるのはウチくらいだからね。


「なるほど、納得。」


?「それで、今日はどの花をお買い上げかしら?」


「えっ?」


妖夢「へ?」


あっ。


幽香「ご機嫌いかがかしら、庭師さん。それと、馬鹿神様。」


妖夢「こんにちは、風見さん。」


「幽香さん、会って早々に馬鹿扱いは酷くない?」


幽香「あら、それなら馬鹿のところを駄目に変えたって良いのよ?」 


「どちらにしても悪口じゃん!」


幽香「まぁ、愛称みたいなものなんだから良いじゃない。」


「良くない!」


妖夢「あはは……。ところで、なぜ風見さんがここへ?」


幽香「あら、花の妖怪が花屋にいるのは可笑しいかしら?」


妖夢「いえ、そういうことでは……。」


幽香「ふふっ、冗談よ。ただ、話をしに来ただけよ。あと、お茶と。」


「幽香さん。」


幽香「あら、何かしら?」


「質問を質問で返すなーっ!」ばぁーーん!


妖夢「………。」


幽香「……。」


ガシッ!


「ひょ?」


幽香「随分と偉くなったのね。誰にむかって言ってるのかしら?」ニコニコ


「HANASE!」


幽香「だ~め♥」


…………アーーッ!


「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい………。」


幽香「まったく、天照のくせに生意気よ。」


妖夢「大丈夫ですか、天照様?」


「くやしいっ!でも、ビクンビクン!」


幽香「まだ、足りなかったみたいね。」


「反省しましたーっ!」ドゲザーッ


あのぉ、それで花はどの花にするの?


妖夢「あっ、すみません!えっと、それでは居間に飾るモノと寝床に飾るモノをお願いします。」


はい、かしこまりました。ちょっと待っててね。


…………


はい、お待たせしました。


妖夢「ありがとうございます。」


あっ、お金はその辺に置いておいて。


妖夢「わかりました。」


「さて、それじゃあ行こうか妖夢。」


妖夢「そうですね、そろそろ帰らないと。」


幽香「あら、もう行っちゃうの。」


「そろそろ帰らないと、幽々子が待ってるだろからね。」


幽香「それじゃあ、またね天照、庭師さん。」


妖夢「失礼します。」


「またね~。」


…………


妖夢「大丈夫ですか?」


「だっ!大丈夫!神に不可能はない!」ヨロヨロ











                     





  



                     つづく




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