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東方天照記  作者:
82/91

河童の沢

「ふぅ、到着到着。」


華扇ちゃん、道を教えてもらっておいて悪いけど。


お説教はもう少し短くして欲しいね、まったく。


「いざ、突入!」


……………


「おーい!にとりー!」


ざわ……ざわ…


「ん?」


『誰だろう…』  『知らない…。』


『白狼天狗かな…?』 『でも服装が違うよ。』


「……(よそ者の私を警戒してるのか)。」


『どうしよう……。』 『長に伝える?』


『でも……凶暴な妖怪だったら。』


「………こほん!」


『!!』ビクッ  『!?』ビクッ


「あ~。えっと、河童の皆さん。私はアナタ方の敵ではありませんよ。ちょ~っと友人を探してましてね。此処にいると聞いて来たんですがね、河城にとりさんが。」


『にとりの姐さんの知り合い?』 『でも怪しいよ…?』 『やっぱり長に報告を…。』


「こほん!」


『!』 『!!』


「あの~出来れば『早く』連れてきて欲しいのですが。」にこにこ   ドドドドド!


『はっ、早く姐さんを!』 『わっ、分かった!』



…………


にとり「やぁ、天照。」(=゜ω゜)ノ


「こんにちは、にとり。」


にとり「どうしたの、一人でこんな所まで。何か作ってほしいものがあるとか?」


「いや、収穫祭でやるヒーローショーのことで、私も一緒にやることになってね。にとりが道具や演出の担当って聞いてさ私の分の変身道具を作って貰えるように頼みに来たんだ。」


にとり「なるほどね、お安い御用さ。」


「本当!?」


にとり「うん。飛びっきりカッコいいものを作るから、期待しててよ。」


「ありがとう!にとり!」


にとり「何か要望があれば、今のうちに頼むね。」


「それじゃあ……」



…………


にとり「よしっ、それじゃあこれで良いんだね?」


「うん。」


にとり「それじゃあ早速今日から作り始めるから。」


「うん、楽しみにしてるよ。」


にとり「それじゃあ気をつけて帰りなよ?」


「分かってる、じゃあね。」


…………


「さてと、やる事やったし、里に行ってみよう。」


………それにしても八雲の家を飛び出してから今日で6日か。そろそろ、帰らなきゃ…だよね。












                    つづく



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