出発!守矢神社!!
あ~た~らしい朝が来た~希望の朝が~♪
「ふわぁ~……良く寝た。」
神奈子「Zzz……Zzz…。」
諏訪子「…Zzz……Zzz…Zzz。」
早苗「………Zzz…Zzz。」
「……起こさないように…っと。」
…………
ガラガラガラ
「ん~!山の上だと朝は涼しいなぁ~。」
ケロッケロッ
「ん?」
ケロッ
「おはよう、蛙くん。」
ケロッ
ケロッケロッ
ケロッケロッケロッ
「たくさん出てきた。………そうだ、餌をあげよう。」
ゴトッ
「おっ、いたいた。ミミズがたくさん。」
ケロケロッ
「はい、ご飯ですよ~。」
ケロッケロッ
ケロ~ッ
「蛙もなかなか可愛いなぁ。」
………
ぐぅ~
「お腹空いた……。でも、早苗さんはまだ寝てるし……水飲んで寝よう。」
………
早苗「天照様、天照様。」
「ん~?」
早苗「お食事の準備が出来ましたよ。」
「わかった…今行くよ……。」
諏訪子「おはよう、天照。」
「うん…‥おはよう諏訪子。」
神奈子「食べる前に顔洗ってきな。すごい顔だよ、アンタ。」
「うん。」
………
ザバーッ
バシャ
「くぅ~っ。よしっ!」
………
「すっきりしたよ。」
神奈子「よしっ、それじゃ飯にしようか。」
諏訪子「頂きま~す。」
「頂きます。」
早苗「頂きます。」
…………
「ご馳走様でした。」
神奈子「ご馳走様。」
諏訪子「ご馳走様でした。」
早苗「はい、お粗末様でした。」
神奈子「天照、アンタこの後はどうするんだい?」
「そうだね。にとりの所に行ってみるよ。用事を済ませなきゃいけないから。」
諏訪子「場所とか分かる?あの辺りは結構入り組んでるから、大変だよ?」
「大丈夫、なんとかなるって。いざとなったら、誰かに聞けば良いんだし。」
早苗「聞くって誰に聞かれるんです?」
「雛とか、華扇ちゃんとか。前に行ったことあるから場所は覚えてる。」
諏訪子「ちゃんと教えてもらえる?」
「大丈夫…‥多分。」
…………
「それじゃあ、私そろそろ行くね。」
早苗「下までお見送りに。」
「別に大丈夫だよ。また近い内に来るからさ。二人と久しぶりに話せて楽しかったよ。」
神奈子「いつでも待ってるから、好きなときに来るといいさ。」
諏訪子「気をつけて行きなよ?荒っぽいなヤツも結構いるからさ、この山。」
「うん。では、諸君さらばだ!」
シュタタタ!
早苗「行ってしまわれましたね。」
神奈子「あぁ、そうだな。」
諏訪子「行ってしまったわ…円環の理に導かれて……。」
早苗「諏訪子様……。」
神奈子「……。」
諏訪子「……。」
早苗「今、そんなこと言う空気じゃないんですけど。」
諏訪子「……てへっ☆」ケロッ☆
…………
「迷った……!」
つづく




