なんなんだコレはぁ!?
早苗「神奈子様、諏訪子様お先にお風呂頂きました。」
「ふぅ~♪さっぱりした~♪」
神奈子「なんだ、一緒に入ったのかい。」
諏訪子「私が一緒に入りたかったのに~。」
神奈子「はいはい。それじゃあ諏訪子、先に入っちまいな。」
諏訪子「わかったよ。じゃあお先に。」
………
かぽーん!
諏訪子「ふぅ♪極楽極楽ってね~。」
………
神奈子「ダウト。」
ペラッ
「残念でした。」
神奈子「くそっ。また私がビリか。」
早苗「大丈夫ですよ、神奈子様。次は勝てますよ。」
神奈子「私の味方は早苗だけだよ。」
………
諏訪子「上がったよ~。神奈子~。」
神奈子「はいよ~。じゃあ行ってくるよ。」
早苗「はい、ごゆっくりどうぞ。」
「ごゆっくり~。」
………
諏訪子「おっ、トランプやってたの?」
「うん。ダウトだけど、諏訪子もやる?」
諏訪子「よしっ、勝負だよ。」
早苗「私、飲み物取って来ますね。」
………
かぽーん……
神奈子「………ぬるい。」
………
「ダウトッ!」
諏訪子「けろけろ♪残念~♪」
ペラッ
「ちくせう!」
早苗「お待たせしました。麦茶でよろしかったですか?」
諏訪子「ありがとう、早苗。」
「頂くね、早苗さん。」
………
「さて、次は何して遊ぶ?」
諏訪子「トランプはもう良いよ。」
早苗「それでは、双六なんてどうでしょう?」
「双六かぁ。やろうやろう。」
早苗「では持って来ますね。」
………
神奈子「……上がったよ。」
「どしたの?神奈子?」
神奈子「流石に最後だと湯がぬるくてな。」
「追い焚きすれば良かったのに。」
諏訪子「ウチの風呂にそんな機能無いよ。」
神奈子「二人だけか?早苗の姿が見えないが。」
諏訪子「早苗なら、双六を取りに行ってるよ。」
神奈子「双六?」
「うん、丁度良いから四人でやろうよ。」
早苗「有りましたよ~。」
………
諏訪子「3進むっと。ありゃ、一回休みだ。」
神奈子「私の番だな。そりゃ。」コロコロ
5
神奈子「5進む。なんだ、私も一回休みじゃないか。」
「と言うか、この双六休みのマスが多くない?」
早苗「そう言われればそうですね。私もさっきまで一回休みでしたし。」
「早苗さん、この双六どこで手に入れたの。」
早苗「先日、永遠亭に行った時に永淋先生から頂いたんですが。」
「……。」
神奈子「まっ、まぁ双六って事に変わり無いんだし続けようか。」
諏訪子「そうそう!ちょっと休みが多いだけだし、それ以外は普通だし。」
「……じゃあ続けようか。」
………2時間経過
諏訪子「ゴール……やっと終わったね。」
「後半ほとんど休みだったね。」
早苗「双六のタイトル通り輝夜さんが作ったのでしょうか?」
「だとしたら……今度とっちめてやる。」
神奈子「ん?もうこんな時間か。」
諏訪子「それじゃあそろそろ寝ようか。」
早苗「そうですね。私、布団の準備してきますね。」
「私も手伝う~。」
…………
「神奈子~諏訪子~準備できたよ~。」
神奈子「わかった。今行くよ~。」
…………
諏訪子「ねぇ、天照。」
「なに?」
諏訪子「どうして一つの部屋に布団が4つもあるのさ。」
「早苗さんが別の部屋で寝るより皆で寝た方が良いって言うから。」
早苗「お二人とも、その方が良いかと思いまして。」
神奈子「まぁ、どこでも寝れば同じさ。」
諏訪子「まぁ、それもそうか。」
「じゃあ寝ようか。」
つづく




