風呂上がりは牛乳だよね
何だろう……ノリと勢いでやるもんじゃないですね……さーせんorz
「うっ、う~ん…。」
幽香「まったく……今時、石鹸│(せっけん)で転ぶなんてベタなことやる人(?)がいるなんて。」
「ゆっ、幽香さん?」
幽香「あら、目が覚めた?」
「私……どうしたんだっけ。」
幽香「石鹸で足を滑らせて、そのまま気絶したのよ。まぁ、貴女が小さくなっていたお陰で運ぶのは楽だったけど。大変だったんだから、身体を拭いたり着替えさせたり。」
「きっ、着替え!?」
幽香「そうよ、裸のままでは風邪ひいちゃうでしょ?」
「あぅぅ…。」かぁぁ
幽香「………(まったく可愛いわね)。天照、こっち(ベッド)にいらっしゃい。」
「え?」
幽香「良いから。」
「………?」
幽香「ここに横になりなさい。」
「これで良い?」
幽香「えぇ。それじゃあ、始めるわよ。」
「何を?」
幽香「気持ちのいい事よ。」
「はい?」
…………
幽香「ほら、どう?気持ち良いでしょ?」
「んっ……そっ、そんなこと……んんっ」
幽香「かなり我慢してたのね、こんなに硬くなってるわよ。」
「んんっ……そういう言い方……やめ……んっ!」
幽香「まあ、仕方ないわよね。自分ではできないんだから。」
「そんなに…んっ…強く…しないでぇ……。」
……………
幽香「どう?だいぶ身体が軽くなったでしょ?」
「うん、凄いね幽香さん。こんな事どこで覚えたの?」
幽香「説明書を読んだのよ(人体の)。」
「そっ、そうなんだ…。」
幽香「それにしても、あんなになるまで身体を放っておくなんて良くないわよ?」
「でも、マッサージ師の知り合いなんていないし。」
幽香「なら、今度またやってあげるわ。」
「本当!?」
幽香「えぇ、貴女が良ければだけど。」
「それじゃあ、お願いするよ。」
…………
「ぷはーっ!お風呂上がりの牛乳は最っ高だね~!」
幽香「それで3本目よ、飲み過ぎじゃない?」
「良いの良いの!」
幽香「やれやれね。それじゃあ、そろそろ寝ましょうか。」
「そうだね。それじゃあ、私はソファーで……。」
幽香「何言ってるの。お客様をソファーで寝させるなんて出来ないわ。」
「じゃあ、どうするの?」
幽香「一緒に寝れば良いじゃないの。」
「えぇぇ!!」
幽香「あらあら、嫌なのかしら?」
「めっ、めめめ滅相もございません!」
幽香「じゃあ、決まりね。」
…………
幽香「Zzz……Zzz…Zzz…。」すーすー
「眠れない。」
つづく




