目覚め
チュン…チュン…
バサッ
「朝……。私…いつ寝たんだっけ…。」ぼーっ
アリス「……Zzz…Zzz」
霊夢「Zzz………Zzz」
魔理沙「Zzz…Zzz…Zzz……」
「霊夢も泊まったんだ。あっ、私お風呂入ってなかった。………入ろ。」
……………
カポーン
「ふぅ、気持ち良い~♪広いお風呂もいいけど、やっぱり一人はこのくらいの方が良いね。」
…………
バサッ
魔理沙「ん~気持ちの良い朝だぜ~。アリスと霊夢はまだ寝てるな。あれ、天照がいないな。トイレか?まっ、良いか。顔洗ってこよう。」
…………
「ふぅ、良い湯だった。」
ガチャ
「へ?」
………
魔理沙「…………。」
「………………。」
魔理沙「…………。」
「きゃああああ!」
魔理沙「わわっ!わっ、悪い!」
バタンッ!
魔理沙「まっ、まさか入ってるなんて思わなかったから。」
アリス「なによ、朝からうるさいわね。」
魔理沙「アッ、アリス。」
アリス「どうしたのよ、洗面所の前で大声出したりして。虫でも出たの?」
魔理沙「いや、それが……。」
アリス「…?とにかく開けるわよ。」
魔理沙「おい!」
「ちょ!ちょっと待って!」
ガチャ
「…………。」
アリス「………。」
「きゃああああ!」
アリス「きゃあああ!」
バタンッ!
アリス「どっ、どういうことよ!」
魔理沙「だから言っただろ。」
アリス「先に言いなさいよ!」
魔理沙「言う前に開けただろ!」
ガチャ
「おっ、おはよう二人とも。」
魔理沙「おっ、おう。」
アリス「…………おはよう。」
「えっと……ご飯にしよっか。」
魔理沙「そっ、そうだな!」
アリス「そうね……準備しましょう。」
……………
「…………。」
魔理沙「…………。」
アリス「………。」
霊夢「アンタたち、なんでさっきから何も喋らないのよ。」
「別に……ねぇ、魔理沙。」
魔理沙「あっ、あぁ。なぁ、アリス。」
アリス「えっ!?えぇ、そうね。寝起きだからじゃない?」
霊夢「私が起きた時、私以外起きてたでしょ。」
アリス「とっところで、この後どうするの。」
「私は紅魔館に行こうかと思ってるんだけど。」
魔理沙「私は里に行くぜ。」
霊夢「私は神社に帰るわ。」
アリス「そう。それなら私も里に行こうかしら、買いたいものがあるから。」
「それじゃあ、この後は全員別行動だね。」
魔理沙「じゃあさっさと食うか。」
つづく




