きのこ酔い
アリス「さてと、そろそろ片付けましょうか。」
魔理沙「アリス~助けてくれ~。」
「待て~!ひっく!」
霊夢「やれやれだわ。」
アリス「………霊夢、二人は何をやってるのかしら?」
霊夢「きのこの毒に当たった天照が魔理沙を追っかけてるのよ。」
「にゃははは~!待て~!魔理沙~!」がっ!
霊夢「あっ。」
アリス「あっ。」
バタッ
魔理沙「おっ、おい!大丈夫か、天照!」
「にゃははは!捕まえた!」ギュッ
魔理沙「くそーっ!罠か!離せ~!」
「魔理沙ゲットだぜ~!」
霊夢「………はぁ。」
アリス「片付け片付け。」
魔理沙「ちょ!お前ら!助けろよ!」
…………
「にゃははは!ほら、魔理沙ぁ食べてよぉ。」
魔理沙「いらないぜ。」
「じゃあ、霊夢食べるぅ?」
霊夢「いらないわ。」
「アリス~♪」
アリス「何かしら、天照。」
「食うかい?」
アリス「いらない。」
「なんだよ~私のキノコが食えないってのか~!」
魔理沙「その言い方はマズいぜ!?」
「ほらほら~!」ぐいぐい
アリス「ちょっと!押し付けないで!」
「おらー!霊夢ー!私のキノコをー!」
霊夢「うるさい!」
ベシッ!
「ごめらっ!」ドサッ
魔理沙「おいおい、殴ること無いだろ……。ん?」
「にへへ~。まりしゃ~♪」ギュッ
魔理沙「おっ、おい。」
「うへへ。まりしゃは可愛いなぁ。」
魔理沙「ちくしょー!また私かー!」
…………
「zzz」
アリス「あら、寝ちゃったのね。」
魔理沙「まったく、疲れたぜ。」
霊夢「部屋まで運ぶわ。」
アリス「霊夢、貴女いつまで居るつもり?」
霊夢「今日は泊まっていくわ。」
魔理沙「おいおい神社の方は良いのかよ?」
霊夢「良いのよ。」
アリス「良いんだ……。」
霊夢「それじゃあ、ちょっと行ってくるわ。」
…………
「zzz」
…………
霊夢「魔理沙のベッドに寝かせたけど、良かったかしら?」
魔理沙「別に大丈夫だぜ。」
アリス「霊夢、魔理沙お茶が入ったわ。」
霊夢「あら、ありがとう。」
魔理沙「私は緑茶が良かったんだぜ。」
アリス「嫌なら飲まなくて良いのよ。」
魔理沙「じょ、冗談だぜ。」
霊夢「あっ!」
魔理沙「どうした!」
霊夢「あの子、お風呂に入れてないわ。」
アリス「……明日で良いじゃないの。」
霊夢「それもそうね。」
魔理沙「良いのかよ!?」
アリス「私、お風呂いただくわ。魔理沙、タオル借りるわ。」
魔理沙「あぁ。」
……………
「うへへぇ~……私は一人だけだよ~……zzz。」
つづく
つづく




