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東方天照記  作者:
47/91

スカーレット姉妹

今回は短いです(・ω<)てへぺろ

咲夜「お待たせしました、天照様。」コトッ


「ありがとう、咲夜。」


美鈴「いやぁ、咲夜さんの淹れた紅茶は美味しいです。」


咲夜「美鈴、貴女は門番の仕事があるでしょう。早く戻りなさい。」


パチュリー「良いじゃない、咲夜。今日くらいは大目に見てあげましょう。」


咲夜「しかしパチュリー様。」


レミリア「構わないわ、咲夜。今日くらい。」


咲夜「お嬢様まで。」


美鈴「お嬢様、ありがとうございます!」


レミリア「その代わり、フランが目を覚ましたら遊び相手になること。良いわね?」


美鈴「はい!紅美鈴、精一杯頑張ります!」


「あははははは!愉快!愉快!楽しいねぇ!」


…………ギィィ


フラン「お姉様…天照…。」


レミリア「フラン、目が覚めたのね。」


フラン「お姉様、私。」


レミリア「天照から聞いたわ、全部。」


フラン「そうなんだ。ごめんね、天照。」


「過ぎたことは気にしない。それより、見なさいフラン。」


フラン「ん。」


レミリア「お父様とお母様はもういないわ。けど、今の私の…いえ、私たちの家族よ。」


咲夜「はじめまして、フランお嬢様。十六夜咲夜と申します。咲夜とお呼び下さい。」


美鈴「紅美鈴です。よろしくお願いします、フランお嬢様。」


パチュリー「はじめまして、妹様。パチュリー・ノーレッジと申します。」


フラン「みんな……。」


「それじゃあ、私も。こほん…はじめましてフランドール・スカーレットお嬢様。私、天照大神と申します。以後、お見知りおきを。」


レミリア「ほらフラン、挨拶なさい。」


フラン「うっ、うん。フランドール・スカーレットだよ、みんなよろしくね!」


その日、紅魔館では盛大なパーティーが行われた。





                    つづく


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