決着！フランの闇を斬れ！

咲夜「お嬢様！」

レミリア「ついに出したわね、レーヴァテイン。」

パチュリー「っ！」ガタッ！

レミリア「パチェ！……落ち着きなさい。」

パチュリー「でも、このままだと天照は！」

レミリア「間違いなく死ぬでしょうね。水晶越しだから見えづらいけど、あの娘に死の運命が近づいてきてる…。悔しいけど、今あの場に行っても私たちには何も出来ないわ。」

パチュリー「天照…。」

咲夜「天照様…。」

…………

フラン「すごいすごい！天照も剣が出せるんだね！」

「まぁ…ね。」

フラン「ちっ。………ちょっと待ってね。キュッとしてドカン。」ドカーン！

軽い舌打ちをした後、フランは私のいる場所とは違う場所を破壊した。

フラン「覗き見なんて悪趣味。」

「フラン？」

フラン「さぁ、いくよ？」ブンッ！

「くっ！」

キンッ！

「うぉぉぉ！」

ザンッ！

フラン「残念でしたぁ。」ザシュッ！

「ぐふっ。」ゴフッ

フラン「もう終わりだね、天照。」

「どう…かな。」

フラン「？」

「神技〈光陽玉〉」

説明しよう！光陽玉とは手のひらに小さな光の球体をつくる技である！これを相手にぶつけて攻撃する。空に向かって投げることで目くらましとして使うことも可能である。

フラン「あはっ！何それ？」

「さぁ、何だろうね？(成功してよね。)…光輝く光球よ！弾け！我に光を！」ブンッ！

ピカッ！

フラン「なっ、何！？眩しい！」

シュン！

「終わりにするよ、フランドール。」

フラン「っ！？」

「戦闘神技<悪根断ち〉。」

戦闘神技<悪根断ち〉は相手の身体を斬るのではなく心を斬る技である。

フラン「くっ！ぐぅぅ！」

「フラン！貴女の闇を私が斬る！はぁぁぁ！‥……見えた、斬っ！」ズバッ！

フラン「あぁぁぁぁぁ！」

カチンッ！

「闇よ、消えよ。」

フラン「アマ……テラス。」フラッ

「おっと。」

ギュッ

フラン「‥…すぅすぅ。」zzz

「フラン、これでもう大丈夫。さてと、狂気の理由を探りますか。痛たた、身体中ボロボロだ。」

…………

「八咫鏡│（やたのかがみ）よ。この者の過去を、心を我が前に写したまえ。 」

八咫鏡│（やたのかがみ）。それは私、天照大神が持つ武器のひとつ。相手の攻撃を防ぐ盾になり、相手の心を読み取ることが出来たりと重宝するものだ。

「…………なるほど、そういうこと。」

これは、レミリアたちに伝えなきゃね。

………………決着前

レミリア「パチェ、どうして映らなくなったのよ！？」

パチュリー「そんなことわからないわよ！」

咲夜「天照様に何かあったのでは……。」

パチュリー「！？」

レミリア「助けに行くわよ！美鈴を呼びなさい！」

咲夜「はっ、はい！」

パチュリー「……。」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく