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東方天照記  作者:
29/91

熱い風呂上がりと熱い朝食

「う~ん。……かまぼこっ!」


ばっ!


藍「気がつきましたか、天照様。」


「あれ、藍?私…。」 


藍「お風呂で、上せてしまったようですね。すみません、紫様がまたご迷惑をおかけしたようで。」


「大丈夫大丈夫、気にしないで。それより、お腹空いちゃったよ。朝ご飯食べよう。」


藍「それでしたら、準備はできています。こちらへ、どうぞ。(ありがとうございます、天照様)」


スーッ


襖を開けると、そこには温かい湯気を立てた朝食と不安げに私を見る紫がいた。


「……紫。」


紫「ごっ、ごめんなさい天照!私…。」


「何を謝るの?紫は私を洗ってくれようとしたんだよね?なら、それは貴女の善意からきたもの、ならばそれを怒る必要がある?いいや、無い。つまり私は怒っていない。したがって謝ることは無いよ。」


紫「天照…。」 


藍「天照様…。」


「さぁ、ご飯食べよ?私、お腹空いちゃったよ。」


紫「えぇ、そうね。」


藍「いただきましょう。」


天・紫・藍・「「「いただきます!」」」


……………


「ふぅ~。食べた食べた。藍、ご馳走。」


藍「いえ、お粗末様でした。」


紫「天照、この後はどうするの?」


「わかんない。適当に歩いてみるよ。」


紫「そう、分かったわ。暗くなるまでに帰ってくるのよ?」


「分かってるよ。」


………………


「ふんふふ~ん♪それじゃあ、行ってきま~す♪」


藍「行ってらっしゃいませ。」

 

紫「行ってらっしゃ~い。」


さてと、まずはどこに行こうかなぁ。



                    つづく



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