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【完結】ピッツァに嘘はない! 改訂版  作者: 櫛田こころ
第十七章 異界のバカンス旅行
550/616

550.意識しちゃう

お待たせ致しましたー








 ◆◇◆










 アナさんとサイノスさんが……せ、せ、セックス!?


 僕だって前世の知識を持っているから、完全に無知ではない。ないんだけど……経験はゼロ。全く無い!!


 二十年生きたあの世界では、彼氏だなんていなかったから。……仕事が何より楽しくて仕方がなかったからね。


 だから……じゃないけど、ほんと経験値ゼロ過ぎて。キスだって、こっちの世界に転生して大きくなってからセヴィルさんとしたのがファーストキスだ。


 それ以上のことを想像……してなかったわけじゃないが、そんな……アナさん達がまだだったなんて!!?



(思わないでしょ!? それをなんで伝言ゲームっぽく僕に伝えるの!?)



 ファルミアは半分真面目だけど、半分面白がっているんだろう。でなきゃ、あんなニンマリ笑顔をしないもん。


 それに、僕がセヴィルさんにお誘いされる日が近いだなんて言うから……その、その!!



(意識しちゃうじゃないかぁあ!!?)



 なので、さっきからセヴィルさんを見れないし近くに行けない。絶対気づいているだろうけど……意識しちゃって彼の方に行けないのです!!


 声をかけられてもピューっと逃げちゃうくらい!



「ふゅ?(どーしたの?)」

「な、なんでもないよ?」

「ふゅ(逃げてるよ? セヴィルから)」

「……今は聞かないで」



 処女で複雑な乙女心とかクラウにはわかんないだろうけど……僕は、今頭のキャパがいっぱいなんだ!!


 お願いだからそっとしておいてください!!

次回は金曜日〜

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