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さよならを言えない

さよならを言わなくなったのはいつからかしら


バイバイ

またね

おつかれさまです


さよならは別れの言葉じゃないと

あの歌はいっていたけれど


遠い約束だとも言っていたっけ


ならさよならを言いたい

あなたに


いつかまためぐり合うために

約束になるのだというなら


だけどたぶん言えないのよ

めぐり合えると信じることができないから


それほど深くあなたを愛していると

胸を張って言えないから


だってわたし空っぽだから

しっかり者だと他人様はいうけれど


あなたをどれだけ


愛しているのか

愛していたのか

愛せていたのか


空っぽのわたしにはわからないの

あの歌は『セーラー服と機関銃』でございます。

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