表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/23

14

一夜明けて、野原です。


えぇ、防具はすばらしいんだけど、武器が武器なので、ここはやっぱり地道に狩りでしょう。


ということで、みんなとお別れしてから地道にその辺のウルフなんかを狩っています。


「グルルルル」


3,4匹に囲まれてしまっている状態だけどちっとも怖くない。


なぜなら、噛みつかれてもちっとも痛くないから・・・。


甘がみに感じます。とはいえ、最初はすごい顔で噛み付いてきたからぎょえーーって叫んだんだけど。


「ちょっと見ない間に、どうしたのよ。その防具」


呆れた顔でポエポエ浮いている妖精は無視です。


とはいえ、1匹あたり3~4回はヒットさせないと消えないわけで、なかなかに激しい運動です。


よけつつ、受け止めつつ。


噛まれたらそれはそれで防御力のスキルがアップするし、避けれたら回避スキルがアップするわけで、しかもなかなか倒せないからどんどん仲間に取り囲まれていきます。


ふぃいい、ウルフ8匹くらいに増えてきたし。


まるでスキル上げのために敵に囲まれているようですが、こちとら必死です。


マネー、マネー。


魔法武器のためにマネーを落とせや、ごらー。


なんか皮とか牙とかもいつのまにかゲットしてるみたいだけど、まずは金よね。


そうこうしていると、さらに15匹と敵は増えてくる。仲間意識があるのね。


どんどん倒しているとLVアップの光が何度か瞬いた。


だんだん武器の威力が増してきて、2撃くらいで倒せるようになってくる。


あと、慣れてきたのか、敵の呼吸がわかってきて飛び掛ってきたのを避けた瞬間に首を狙って短剣を突き刺せるようになってきた。


周りの敵には噛まれてるけど・・・。


それでもだんだん周りの敵が減ってきてるのを見るのは楽しい。


かれこれ2時間くらいウルフと戯れていると、ウルフを100匹倒しました。特殊バッシブスキル、ウルフの足を手に入れました。とのアナウンスが流れた。


なんじゃそりゃ・・・。


「おー、特殊スキルおめでとう」


「ちょっと、なんなのよこれ」


「システムで確認したらわかるけど、いつでも少しだけ足が速くなるスキルね」


「ほえー、結構便利なのね」


「そうね。普通は序盤には強い敵だからパーティーで組んで倒すし、一人で倒せるようになるころにはここにいないしね。あんまり持ってる人も少ないと思うよ」


「そりゃそうだ」


なんとなくうれしくなったので、さらにウルフを倒していく。


最後の一匹を倒さずに引き回して走ると案の定周りのウルフが釣れる釣れる。


夢中でどんどん屠っていく。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ